Houdini 19.5 What’s new

What was new in Houdini 17

Houdini 17の新機能と変更点

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目玉機能

  • 新しく追加されたVellumマルチソルバは、ヘアー、ソフトボディ、粒(Grain)といった他の統合されたエフェクトと併せてHoudiniで 高速な 布のシミュレーションを行なうことができます。Vellum SolverはGPUアクセラレーション化されており、セットアップと試行錯誤が非常に容易になっています。

  • White Water Solverは、リアルな細胞状パターンと撥水的なフォースを使用し、そしてソースFLIPシミュレーションともっと精度良く関連付けることで、もっと質感的に泡っぽい見た目になるように書き換えました。

  • マテリアルに基づいた破壊ツールには、コンクリート、硝子、木材といった材質を事前に粉砕すると同時にシステム全体と連動した拘束ネットワークを自動で構築するためのツールが用意されています。そのため、セットアップが簡単になり、直感的に破壊ショットを作成できるようになりました。

  • Terrainには、河川線、河岸、岩屑などのディテールに対する多くのコントロールと、要素を地形内に効率的に配置できるようにする新しい階層的な散布を持った高度な侵食ツールが含まれました。

  • 新しいUVツールでは、自動的にシーム(継ぎ目)を生成してから、正確な平坦化且つ非常に効率的なUVレイアウトになるようにそのシームを動かす完全プロシージャルなワークフローを取り入れています。

  • 新しく追加されたRetime SOPは、効果的な補間やブレンドのオプションを使って、流体シミュレーション、剛体シミュレーションなどのシミュレーションデータ、さらにはボリュームまでも時間を伸縮させて、明快に全体的にリアルな結果を生成することができる強力なツールです。

  • インタラクティブなモデリング機能として、参照ジオメトリを使わずにシーン内のどこでもインタラクティブな“Topo Build”ツールを使用可能にする新しいPolyDrawシェルフツールが含まれました。スナップと整列には、迅速なコンストラクション平面の整列と位置決め、回転スナップ、ビューとコンストラクション平面のメモリに改良が施され、新しいジオメトリ整列ツールが追加されました。

  • キャラクタのアニメーションとリギングは、アニメータが使いやすいキーフレームワークフローに対応した新しく設計されたタイムライン、上から下までの完全な自動リギングソリューションを実現するためのフェイシャルオートリグと共に改良されました。

  • Houdini Engineがさらに多様化され、新しく3ds Maxプラグインが加わり、Unityプラグインが2.0に更新され、MayaとUE4プラグインには重要な拡張が施されました。

  • 3Dシーンのサイズを圧縮して実行負荷を最小限にする効率的で相互利用可能な“3D版JPEG”であるアセット配信フォーマットのGLTFをHoudiniでインポートとエクスポートすることができるようになりました。

新機能と改善点

What’s new

現在のバージョン

過去のバージョン