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概要 ¶
このノードは、参照したコンパイルブロックがまるでこのノードに接続されているかのように、別の場所で定義されているそのコンパイルブロックを実行して、このノードの入力を処理します。
これは2つの方法で役立ちます:
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これを使用することで、ノードのコピーや参照をすることなく、ネットワーク内の別々の場所から同じコンパイルブロックを利用することができます。
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コンパイルブロックを参照するパラメータを備えたデジタルアセットを作成することで、そのアセットのオペレーションの一部として、そのブロックを利用することができるようになります。例えば、木を生成するアセットを作成した場合、そのアセットに葉っぱを生成するコンパイルブロックをオプションとして渡すことができるようになります。
Note
呼び出されたコンパイルブロック内のノードのパラメータは、 元々の場所 で評価されます。
入力 ¶
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このノードには、いくつもの入力を指定することができます。各入力は、参照したコンパイルブロック内のBlock Begin Compileノードの入力を“上書き”することができます(コンパイルブロックには、“エントリーポイント”毎にBegin Compileノードが入っていなければなりません)。
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これらの入力は、 Input Name パラメータの値を使ってBegin Compileノードにマッチングさせます。
例えば、コンパイルブロック内のBlock Begin Compileノードの Input Name パラメータが
piece
に設定されていて、このノードの Input Name パラメータもpiece
に設定して何かの入力が接続されている場合、このノードは、そのコンパイルブロックを実行する時に、 Input Name がpiece
に設定されているBlock Begin Compileノードの入力を上書きします。 -
このノードに接続されている入力によって上書きされないコンパイルブロック内のBlock Begin Compileノードは、 そのコンパイルブロックに定義されている入力 が使われます。
例えば、コンパイルブロック内に Input Name の値が
foo
とbar
の2個のBlock Begin Compileノードがあって、このノードがfoo
のBlock Begin Compileを上書きする入力しかなかった場合、 このノードがコンパイルブロックを実行する時には、 Input Name がfoo
のBlock Begin Compileノードの入力がこのノードの入力によって上書きされ、 Input Name がbar
のBlock Begin Compileノードの入力は、 そのコンパイルブロックの実際の入力をクックします。
パラメータ ¶
Compile Block
実行したいコンパイルブロック内の 最後の ノードのパス。
Number of inputs
このノードの入力の数を制御します。
Input Name
ここには、入力を上書きしたいBlock Begin Compileノードの Input Name パラメータの値を設定します。 これは、Block Begin Compileノードそのもののパスのことでは ありません 。
Input Path
これを空っぽのままにすると、Block Begin Compileノードは、この入力に接続されているジオメトリを使用します。 しかし、ここにジオメトリノードのパスを指定した場合には、そのノードの出力ジオメトリが入力として使用されます。
Note
これを(例えば、Pythonコンテキスト内でVerbを生成してから)Verbとして実行した場合、このパスは無視され、指定したジオメトリのみが使用されます。
Unload Behavior
実行するコンパイルブロックの中間データをアンロードするかどうか(または、このノード上にその中間データをキャッシュ化するかどうか)。 コンパイルブロックは通常では反復部分で使用するためキャッシュ化するべきではないので、このパラメータのデフォルトは Always Unload になっています。この設定はメモリをあまり使用しません。
Never
アンロードしません(つまり、実行したコンパイルブロックの中間データをキャッシュ化します)。
Use node’s flag
このノードのUnloadフラグをチェックして、キャッシュをアンロードするかどうか決めます。
Always
常に中間データをアンロードします(つまり、キャッシュ化しません)。
See also |