Houdini 18.0 リファレンス スタンドアローンのユーティリティ

sesinetd

Houdiniライセンスサーバー。このプログラムはバックグラウンドで実行されてHoudiniライセンスを管理します。

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Houdiniインストーラは、このプログラムが常に実行されるようにオペレーティングシステムに登録します。 Houdiniを実行できるようにするには、このプログラムが実行されている必要があります。

システムファイルを編集して起動時にsesinetdが実行されるように登録する行為は止めてください。 代わりに、使用したいコマンドラインオプションをsesinetd.optionsファイル内に記述することができます。 このファイルの場所はオペレーティングシステムによって異なります。

Mac

MacOSでは、インストーラは、システムが起動した時にライセンスサーバーが立ち上がるようにデーモンとしてそのライセンスサーバーを登録します(/Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist)。 コマンドラインオプションは/Library/Preferences/sesinetd/sesinetd.optionsに記述することができます。

Windows

Windowsでは、インストーラは、システムが起動した時にライセンスサーバーが立ち上がるようにサービスとしてそのライセンスサーバーを登録します。 コマンドラインオプションはC:\Windows\system32内のsesinetd.optionsに記述することができます。

Linux

Linuxでは、インストーラは、ライセンスサーバー用のinit.dスクリプトを作成します。 (これは、さらにシステムの下位互換レイヤーによってsystemdディストリビューション上で取得されます。) コマンドラインオプションは/usr/lib/sesi/sesinetd.optionsに記述することができます。

オプション

-p port

非標準ポートを通信に使用します。

-n threads

使用するスレッドの数を指定します。最低でも3つのスレッドを使用してください。

-m ip mask

クライアントのアクセス権を認証する際に使用する読み込みマスク。

-M ip mask

クライアントのアクセス権を認証する際に使用する書き込みマスク。

-v

バージョン情報をプリントします。

-V log level

サーバーログレベル。

-l log file

サーバーログ情報に使用するログファイル。

-z log size

最大ログファイルサイズ。

-d

サーバーログに日付を追加します。

-W log level

ライセンスログレベル。

-u log file

ライセンス情報に使用するログファイル。

-y log size

最大ライセンスログファイルサイズ。

-D

Windows以外のプラットフォームでは、sesinetdをバックグラウンドで実行しないでください。

-U interval

使用状況レポートの間隔を指定します。 指定可能な間隔の値: minutehourday。 使用状況レポートを有効にするには、このオプションを指定してください。

-G

使用状況レポートにユーザー情報を含めます。デフォルトでは、これはオフです。

-i

使用状況レポートファイルの場所を指定します。

-b

sesinetdがhttp通信の受信を拒否します。

はじめよう

ライセンスファイル

キー文字列そのものがローカル上のライセンスファイルに書き込まれます。 オペレーティングシステム上でこのライセンスファイルに .doc または .txt の拡張子を付けないようにしてください。 このファイルの名前は必ずlicensesでなければなりません。 SideFXからあなたのマシン用のライセンスファイルのコピーを受け取ったら、その新しいファイルを読み込ませるためにライセンスサーバーを再起動する必要があります。

Mac

ライセンスファイルの場所は、/Library/Preferences/sesi/licensesです。

Windows

ライセンスファイルの場所は、C:\Windows\keys\licensesです。

Linux

ライセンスファイルの場所は、/usr/lib/sesi/licensesです。

ライセンスタイプ

ワークステーション ライセンスはノードロックライセンスです。つまり、このライセンスはローカルマシン上で使用することができ、ネットワークを介してフローティングライセンスとして使用することはできません。

LAL (ローカルアクセスライセンス) は、最大100km離れた場所までサービスを利用することができます。

GAL (グローバルアクセスライセンス) は、場所の制限がありません。

Note

ApprenticeおよびIndieユーザーには、ワークステーション(ノードロック)ライセンスのみが発行されます。

ライセンスサーバーの開始/停止

ライセンスサーバーを開始/停止できるようにするには、 管理者権限(root,sudo) がなければなりません。

最初からApprentice Local Licensingを使ってHoudiniをインストールしていた場合、インストーラを再実行して、 Commercial Licensing を選択する必要があります。 これは、必要なライセンスサーバーツールをインストールします。

Windows

Windowsの コントロールパネル ▸ 管理ツール ▸ サービス のサービス一覧内の HoudiniLicenseServer を開始/停止することができます。

Linux

  • /etc/init.dに配置されているsesinetd起動スクリプトを実行します。

  • 使い方:/etc/init.d/sesinetd {start|stop}

Mac

  • ユーティリティからターミナルを起動します。

  • 停止: sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist

  • 開始: sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist

中央サーバーマシン上でライセンスサーバーソフトウェアを再起動しても、リモートクライアントは、通信の心拍がなくなった後(またはライセンスチェックの後)で約5分間はセッションを継続することができます。

ピークの使用状況をログに残す

これは、ライセンス購入の計画で役立つプロダクトタイプ別のピークのライセンス使用状況を監視するための優れたツールです。 間隔(minute, hour, day)を指定すると、そのピークの使用状況とオプションでユーザーデータを監視して、需要の拡大に応じてライセンス購入の計画に役立つ色々な表現でログファイルに残すことができます。

使用状況ログのオプション

以下がライセンスサーバー(sesinetd)のオプションです。

-U は、ログを有効にするための唯一の必須オプションで、このオプションを指定しないと使用状況ログが有効になりません。この間隔には、 minutehourday のどれかを指定することができます。

これは、指定した間隔内で、必要な情報(その間隔内のピークの使用状況、その間隔内でのライセンスを掴んだ人など)が集められ、その間隔の最後に、その間隔内で蓄積されたすべての情報をログファイルに残します。

Note

ライセンスの使用状況のピークが0(その間隔内で誰もそのライセンスを使用していない)の場合、そのライセンスに関して何もログが残りません。

Note

間隔の開始時刻は、前の間隔に丸められます。

例えば、11:00:52amに間隔としてminuteで開始すると、その間隔の開始時刻は11:00:00amとなり、その間隔は11:01:00amに終了してその間の情報がログに残ります。 それ以降は、指定された間隔に基づきます。つまり、最初の間隔の開始時刻が11:00:00amで、次の時刻が11:01:00amとなります。

-i オプションには、ログファイルの場所を指定します。デフォルトの場所は、ライセンスパス内のlicense_usage.binという名前のファイルです。

Mac

デフォルトのパスは、/Library/Preferences/sesi/license_usage.binです。

Windows

デフォルトのパスは、C:\Windows\system32\keys\license_usage.binです。

Linux

デフォルトのパスは、/usr/lib/sesi/license_usage.binです。

-G オプションは、指定した間隔内でライセンスを使用した人物のログを取ります。デフォルトでは、ユーザーのログを取らず、各ライセンスのピークの使用状況のみのログがファイルに書き出されます。

スタンドアローンのユーティリティ

  • abcconvert

    Alembicフォーマット間を変換します。

  • abcecho

    Alembicファイルに関する情報を出力します。

  • abcinfo

    Alembicファイルに関する情報を出力します。

  • chchan

    チャンネルコレクションをアクションチャンネルフォーマットへ(から)コピーします。

  • chcp

    チャンネルコレクションファイルを他のフォーマットにコピーします。

  • chinfo

    チャンネルコレクションファイルに関する情報を出力します。

  • claudio

    CHOPデータ(clip)をオーディオフォーマットへ(から)コピーします。

  • clchan

    CHOPデータ(clip)をアクションチャンネルフォーマットへ(から)コピーします。

  • clchn

    CHOPデータ(clip)をチャンネルコレクションフォーマットへ(から)コピーします。

  • clcp

    CHOPデータ(clip)を他のフォーマットにコピーします。

  • clinfo

    CHOPデータ(clip)ファイルに関する情報を出力します。

  • dsmconvert

    ディープシャドウ/カメラマップをあるフォーマットから別のフォーマットへ変換します。

  • dsmmerge

    2つ以上のディープシャドウ/カメラマップファイルを結合します。

  • dsparse

    ダイアログスクリプトを解析して表示します。

  • gabc

    AlembicとHoudiniのジオメトリ間を変換します。

  • gconvert

    Houdiniポリゴンフォーマット間を変換します。

  • gdxf

    DXFポリゴンをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • geps

    EPSファイルをHoudiniポリゴンフォーマットへ変換します。

  • giges

    IGESジオメトリファイルを変換します。トリムNURBSパッチとカーブを扱います。

  • ginfo

    ポリゴンファイルの統計情報を出力します。

  • glightwave

    LightWaveファイルをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • gplay

    ジオメトリビューア。

  • gptex

    ジオメトリファイルからPtexture画像ファイルを作成します。

  • greduce

    ファイルのポリゴンを削減します。

  • gwavefront

    .objファイルをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • hbrickmap

    i3dファイルまたはボリュームプリミティブgeo/bgeoファイルをPixar Brickmapファイルに変換します。

  • hcollapse

    ディレクトリ構造を折り畳みます。

  • hcpio

    CPIOアーカイブコマンドのサブセットコマンドでhipファイルの抽出/折り畳みができます。

  • hexpand

    hipファイルをディレクトリ構造に展開します。

  • hkey / License Administrator

    ライセンスとライセンスサーバーオプションを表示/管理するためのグラフィカルユーザインターフェースを開きます。

  • hrender

  • hsc

    Bloscファイル(.sc)の圧縮または解凍をします。

  • hscript

    コマンドラインのHScriptインタプリタ。

  • hserver

    Houdiniは、このプロキシサーバーを介してsesinetdライセンスデーモンと通信します。

  • husk

    Karmaまたは一部の他のHydraクライアントを使ってUSDファイルをレンダリングするためのコマンドラインユーティリティ。

  • i3dconvert

    3DテクスチャファイルフォーマットをHoudiniジオメトリへ(から)変換します。

  • iautocrop

    ピクセル値に基づいて画像をクロップします。

  • icineon

    10ビットCineonフォーマット画像を8ビットフォーマットへ変換します。

  • icomposite

    画像をレイヤーでコンポジットします。

  • iconvert

    画像フォーマットを変換します。

  • icp

    画像のある領域を新しい画像に分離します。

  • iflip

    画像の向きを反転します。

  • iinfo

    画像に関する情報を出力します。

  • ilut

    標準チャンネルフォーマットまたは他のLUTからLookup Table(.lut)を生成します。

  • ilutcomp

    2つのLUTから1つのLookup Table(.lut)を生成します。

  • ilutinfo

    Lookup Table(LUT)ファイルの情報をプリントします。

  • imdisplay

    画像をMPlayウィンドウで開きます。

  • iprint

    画像のRGBA値をテキストとして出力します。

  • iquantize

    画像の色数を減らします。

  • isixpack

    立方体の6面を意味する6枚の画像または十字展開した画像から環境/反射マップを生成します。

  • itilestitch

    クロップウィンドウを含んだ一連の画像ファイルを一枚の画像にまとめます。

  • izg

    Z深度画像を8ビットのグレースケールに変換します。

  • mcacclaim

    AcclaimモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcbiovision

    BioVisionモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcmotanal

    Motion Analysis TRCモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcp

    画像シーケンスを動画ファイルに変換します。

  • minfo

    動画ファイルに関する情報を出力します。

  • sesictrl

    コマンドラインからHoudiniライセンスサーバーオプションを設定します。

  • sesinetd

    Houdiniライセンスサーバー。このプログラムはバックグラウンドで実行されてHoudiniライセンスを管理します。

  • siminfo

    シミュレーションキャッシュファイルの統計をプリントします。

  • spy

    UNIXファイルシステムを操作するシェルユーティリティ。

  • vexcache

    VEXコンパイルキャッシュを照会または編集します。

  • vexexec

    CVEXシェーダを実行します。