Houdini 19.5 シェルフツール

Fractured Solid Object shelf tool

選択したオブジェクトのジオメトリを事前に破壊しておき、ソリッドオブジェクト(FEM)を作成し、破片上にfracturepartアトリビュートをセットアップすれば、それらの破片が一緒に引っ付きます。

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概要

このツールは、選択したジオメトリを破壊するために、いくつかのノードをセットアップして、それをソリッドオブジェクトに変換します。

  1. オブジェクトの破壊をするために、ボロノイ破壊によって、選択したオブジェクトのジオメトリネットワークにノードを追加します。

  2. 破壊した破片にfracturepartアトリビュートを設定することで、それらの破片そのものが破壊されなくなります。詳細は、ソリッドオブジェクトの破壊を参照してください。

  3. 現行シミュレーション内にSolid Objectノードを作成して、そのノードが破片をインポートするようにセットアップします。

詳細は、ソリッド(FEM)シミュレーションを参照してください。

Tip

このツールは、主に事前破壊のワークフローで使用するノードを表示するのに役に立ちます。以下のソリッドオブジェクトの破壊のセクションを参照してください。

fracturethresholdアトリビュートを使えば、ソリッドオブジェクトのいくつかの部分を弱くしたり、強くすることもできます。 詳細は、ソリッドオブジェクトの破壊を参照してください。

破壊されたソリッドオブジェクトの作成

  1. 破壊されたソリッドオブジェクトに変換するジオメトリを選択します。

  2. Solid タブの Fractured Solid Objectツールをクリックします。

Note

一度ジオメトリをソリッドオブジェクトに変換してしまうと、最初のフレームでしか移動、回転、スケールができなくなります。

パラメータのヘルプは、Solid Objectノードのヘルプを参照してください。

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル