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Loop COPは、COPサブネットコンテナです。 このCOPは、そのサブネット内のCOPネットワークを何度もクックします。 ループ出力をループ入力に戻したり、そのループ出力画像を加算して結果を累積させることができます。
Loop COPを使えば、単一フレームを何度も反復させたり、最初のフレームから現在クックされているフレームまでを反復させることで、まるでシミュレーションのような動作をさせることができます。
Loop COP内には、1番目のサブネット入力に接続されたLoop Data COPがあります。 前の反復の結果は、このノードにフィードバックされます。1回目の反復は、1番目の入力の画像を使用します。
Single Frame
ループモードの時は、ループサブネット内に$AI
ローカル変数(最初の反復は0から始まります)を使用することで、その反復回数にアクセスすることができます。
From Start Frame
ループモードの時は、いつものように$F
を使用することができます。
Loop COP内のCOPネットワークにはいくつか制限があります。 このネットワークは、フレーム範囲、画像解像度を変更したり、平面の追加、削除、修正をすることができません(それをするとエラーが起こります)。 Loop Data COPを常に1番目のサブネット入力に接続してください。 そして、そのLoopサブネット内で1番目の入力を使用するすべてのCOPは、その1番目のサブネット入力コネクタではなく、それを使用するようにしてください。 他の入力(2-4)は直接使用することができます。
最後に、Renderフラグの付いたCOPがループの出力として使用されます(Displayフラグは複数のCOPに設定することができます)。
パラメータ ¶
Loop ¶
Loop
ループモードを選択します。
Single Frame
同じフレームに対して何度もループさせます。 これを使用すれば、同じ効果を何度も適用させることができます。
From Start Frame
シーケンスの開始フレームから現行フレームまでをループさせます。
これをFeedback
ループモードと併用すれば、まるでシミュレーションのようにCOPネットワークの効果が時間軸において徐々に適用されるようになります。
Iterations
このパラメータにはSingle Frame
ループモードを使用した時のループの回数を指定します。
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