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概要 ¶
これは、Karmaでのレンダリング時におけるインスタンス化の方法を示した参照実装です。 これは、レンダリング時にジオメトリポイントをインスタンスジオメトリに置換するようにKarmaに指示するための適切なアトリビュートを持ったPrimを作成します。
How to ¶
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ネットワークエディタで、このノードをダブルクリックして、その中のSOPサブネットに入ります。
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そのSOPサブネット内で、レンダリング時にジオメトリを出現させたい位置にポイントを作成するネットワークを構築します。
複数のポイント上に同じインスタンスを配置したいのであれば、SOPジオメトリ内に名前を付けたポイントグループを作成してください。
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ネットワークエディタで、Uを押してLOPネットワークに戻ります。
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Karma Proceduralノードのパラメータエディタで、各ポイント(またはポイントグループ)上にインスタンス化したい内容を設定します。
Tips ¶
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VEXスニペットでは、コロン(
:
)を含んだ@
変数名を使用することができます。これによって、特定のUSDアトリビュート名(例えば、i@primvars:foo
)を自動的にバインドするのが簡単になります(通常、このような名前はVEXソースコード内では有効ではありません。このような名前がスニペット内で使用されると、このノードが自動的にその名前をエンコードします)。
パラメータ ¶
Primitive Path
シーングラフツリー内のこのパスにPrimを作成します。
これは、レンダリング時にKarmaに処理させたい内容を指示したアトリビュート付きでXform
Primを作成します。
このXform
Primには、生成されたポイントジオメトリがUSD Points
Primとして格納されます。
Procedurals
このノードは、レンダリング時に複数のポイント置換を行なうことができます。 置換の数を設定するか、または、プラスとマイナスのボタンをクリックして置換を追加/削除します。
Group
生成されたジオメトリ内の置換したいポイントを指定します。
ここには、ポイントグループの名前、または、スペース区切りでグループ構文を指定することができます。
例えば、0 1 2 5-7
を指定することでポイント番号でポイントを選択することができます。
Type
選択されたポイントをレンダリング時に置換する内容。
Sphere
ポイントを球に置換します。
File
各ポイントをファイルから読み込まれたジオメトリに置換します。 Karmaは、Houdiniで理解できるすべてのファイルフォーマットの読み込みに対応しています。
VDB Iso Surface
各ポイントをファイルから読み込まれたVDBアイソサーフェスに置換します。
Radius
Type が“Sphere”の時、その球の半径を指定します。
ポイントにscale
またはpscale
のSOPアトリビュートが付いていれば、それらの値にこの値が乗算されます。
これを無効にすると、デフォルトの半径は1
です。
Use VEXpressions
Type が“Sphere”の時、VEXスニペットを使って各球の半径を設定します。
その半径はradius
float変数に書き込んでください。
Attribute Wrangle SOPで典型的に利用可能な変数を使用することができます。
現行ポイント番号は@ptnum
として利用可能です。
Color
Type が“Sphere”の時、各球のdisplayColor
を設定します。
ポイントにCd
SOPアトリビュートが付いていれば、その値がこの色で乗算されます。
これを無効にすると、デフォルトのカラーは1.0, 1.0, 1.0
です。
Use VEXpressions
Type が“Sphere”の時、VEXスニペットを使って各球のカラーを設定します。
そのカラーはcolor
ベクトル変数に書き込んでください。
Attribute Wrangle SOPで典型的に利用可能な変数を使用することができます。
現行ポイント番号は@ptnum
として利用可能です。
File
Type が“File”の時、レンダリング時にインスタンス化するジオメトリファイルのファイルパスを設定します。 Karmaは、Houdiniで理解できるすべてのファイルフォーマットの読み込みに対応しています。
VDB File
Type が“VDB Iso Surface”の時、レンダリング時にインスタンス化するVDBファイルのファイルパスを設定します。
See also |