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Render
直近のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。
Controls…
レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なレンダーコントロールダイアログを開きます。
Render with Take
レンダリング時に、指定したテイク内の設定を使います。現行テイクを使うのであれば、 Current を選択します。
Render
直近のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。
Controls…
レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なレンダーコントロールダイアログを開きます。
Standard ¶
Camera
シーンをレンダリングするカメラ。
Visible Objects
レンダリングするオブジェクトをスペースで区切ったリスト。すべてのオブジェクトをレンダリングするなら、*
(デフォルト)を使います。
オブジェクトの指定には、ワイルドカード(例えば、prop_*
)とバンドル参照を使うことができます。
Visible atmosphere
レンダリングするAtmosphereオブジェクトをスペースで区切ったリスト。すべてのAtmosphereオブジェクトをレンダリングするなら、*
(デフォルト)を使います。
Atmosphereオブジェクトの指定には、ワイルドカード(例えば、fog_*
)とバンドル参照を使うことができます。
Active Lights
シーンを照らすライトをスペースで区切ったリスト。すべてのライトを使用するなら、*
(デフォルト)を使います。
ライトの指定には、ワイルドカード(例えば、key_*
)とバンドル参照を使うことができます。
Unload SOPs
レンダリングで使い終わった後のSOPジオメトリをUnloadします。
Output Picture
レンダリングした画像の出力先(画像またはデバイス)。
Image Format
レンダリング画像のファイルフォーマット(例えば、Houdini pic)。
Valid Frame Range
Render Frame Range または Render Frame Range Only に設定した時に、レンダリングするフレームを制限します。
Render any frame
レンダラーがどのフレームもレンダリングすることができます。
Render frame range
以下に設定した範囲のフレームのみをレンダリングしますが、その範囲内のフレームが他の範囲のフレームを参照していれば、レンダラーがその他の範囲のフレームをレンダリングすることができます。
Render frame range only (strict)
以下に設定した範囲のフレームのみをレンダリングし、その範囲内のフレームが他の範囲のフレームを参照していても、レンダラーがその他の範囲のフレームをレンダリングすることができません。
Start/End/Inc
レンダリングするフレーム範囲(開始フレーム、終了フレーム、増分フレーム)を指定します。 どの値にも浮動小数点値を指定することができます。この範囲は、開始フレームと終了フレームを含みます。
これらのパラメータから出力ドライバのローカル変数の値が決まります。
例えば、これらのパラメータが以下のように設定されている場合:
Start |
End |
Inc |
---|---|---|
10.5 |
12 |
0.5 | |
…4フレーム分(10.5, 11, 11.5, 12)レンダリングされるので、$NRENDER
の値が4になります。$N
は各フレームで以下の値になります:
Frame |
|
---|---|
10.5 |
1 |
11 |
2 |
11.5 |
3 |
12 |
4 |
Initialize Sim. SOPs
すべてのシミュレーションSOPを強制的にリセットします。
Generate Script File
スクリプトをMantraに送信せずに、.ifdファイルを出力します。
Binary Script File
ASCIIとバイナリのファイルフォーマットをトグルします。
Script File
.ifdファイルのファイル名。
Render Command
レンダラーを呼び出すために使用するコマンド。ポップアップウィンドウで修正することができます。
Render in Background
レンダリング時にHoudiniを使い続けます。
Super Sample
アンチエイリアスの品質を設定します。
Decouple Ray Sample
レイトレーシング用に別のサンプリングレートを指定します。Ray samplingは、この値を最大サンプリングレートとして使い、変化が少ない箇所にはサンプリングを少なくします。
Note
Decoupled Ray Samplingは、マイクロポリゴンレンダリングにのみ意味があります。MantraをRay Tracingモードで実行した時は、無視されます。
Resolution
指定した値でカメラの解像度を上書きします。
Pixel Aspect
カメラのピクセルアスペクト比を上書きします。
Fields
ビデオフィールドのレンダリングをコントロールします。
Motion Blur
モーションブラーを許可するかどうか指定します。許可しないように設定すると、個々のオブジェクトの設定に関係なく、モーションブラーが全体的にオフになります。
Motion Blur Type
レンダリングのデフォルトのモーションブラータイプ。これは、個々のオブジェクトで上書きすることができます。
Depth of Field
被写界深度を有効にします。
Jitter
ジッターの量を制限します。値を0にすれば、ジッターがなくなります。
Dither
実行するディザリングの量を制御します。
Gamma
使用するガンマ補正係数。
Scripts ¶
様々な実行ステージで実行されるスクリプトコマンドを指定することができます。 パラメータに対して選択されたエクスプレッション言語によって、このコマンドがHScriptステートメントなのかPythonステートメントなのか判断されます。
実行する前に、このノードが自動的にグローバル現行ノードとして設定されます。
代わりにファイルからステートメントを実行したいのであれば、
.cmd
拡張子(言語がHScriptに設定されている場合)または.py
拡張子(言語がPythonに設定されている場合)が付いたファイルのパスを指定してください。
スクリプトには追加で引数を指定することもでき、シェルと同様の方法で引数が解析されます。
Pre-Render Script
任意のレンダリング前に、このスクリプトを実行します。
Pre-Frame Script
各フレーム前に、このスクリプトを実行します。
Post-Frame Script
各フレーム後に、このスクリプトを実行します。
Post-Render Script
すべてのレンダリング後に、このスクリプトを実行します。
Extra parameters ¶
Create Intermediate Directories
必要に応じて出力ファイルの中間親ディレクトリを作成します。現在のところ、これは、生成されるスクリプト、画像、シャドウマップにのみ適用されます。
Skip Existing Frames
既存フレームのレンダリングをスキップします。このパラメータには3つの値があります。
Overwrite existing frames
このオプションは、ディスク上のファイルの有無に関わらず、すべてのフレームをレンダリングします。
Skip frames that exist
vm_picture
パラメータに該当するディスクファイルが存在すれば、そのレンダリングを実行しません。
Skip frames that are valid images
ディスクファイルが存在すれば、レンダリングを実行する前に、その画像の整合性をチェックします。 このオプションは、画像の読み込みに負荷がかかりますが、完全にレンダリングされなかった画像を再レンダリングします。