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このノードは、群衆シミュレーションワークフローの一部として使用されます。 デフォルトでは、コントロールで指定した領域上にランダムにばら撒かれたエージェントのグループを作成します。 ジオメトリを入力として接続した場合、そのサーフェス上でエージェントがばら撒かれます。 入力ジオメトリにポイントしかない場合、エージェントは各ポイントの位置に配置されます。
パラメータ ¶
Source ¶
Input
エージェントジオメトリとリグのソース。
Subnet
現行セッションのアセットノードまたはサブネット。
Disk
ファイルはディスクから読み込まれます(Agent ROPを使用して作成する必要があります)。
Object Subnet
Input が Subnet の場合、エージェントアセットまたはサブセットノードの場所。
Cache Directory
Input が Disk の場合、エージェントファイルの場所。
Keep External References
エージェントプリミティブがディスク上のエージェント定義ファイルを参照するべきかどうかを指定します。
有効の場合、エージェントをジオメトリファイルに保存すると、(自己完結型でもサイズが大きいジオメトリファイルを生成する)
.bgeo
または.geo
ファイルにエージェント定義を埋め込むのではなく、エージェント定義ファイルにのみ参照が保存されます。
Reload
参照されるファイル/ノードを再読込します (Houdiniは、必要とされるエージェントファイルをキャッシュ化します。更新後は、再読込が必要になります)。
Rig
これらのパラメータは、エージェントリグボーンを指定するために使われます。 Terrain AdaptationあるいはAgent Look Atといった群衆ワークフローにおける様々な部分で使われます。
Clips
Rest Clip
ニュートラルな静止ポーズ(アニメーションなし)のエージェントを持つアニメーションクリップ。 エージェントリグを修正する際に参照として使われます。
Setup ¶
Layout
作成される群衆エージェントの形状パターン。
Random
数と領域サイズに基づいてランダムにばら撒きます。
Formation
行と列に基づいてグループを作成します。
Area Size
エージェントがばら撒かれる領域のサイズ。
Number
作成するエージェントの数。
Random Seed
エージェントをランダムにばら撒く時に使います。
Relax
エージェントを強制的に離して、初期の自己衝突を防止します。
Density Attribute
エージェントのばら撒きに使用する密度を記録するアトリビュートの名前。
Density Scale
density
アトリビュートの乗数。
Force Total Count
density
アトリビュートを使ってばら撒くエージェントの数を制御します。
無効の場合、数はdensity
の値に基づき、有効の場合、 Number パラメータで指定した値が使われます。
Agent Name
エージェントの名前(この名前は、アニメーションクリップを参照する場合にも使用されます)。
Group Name
エージェントが属するグループの名前。
Default State
シミュレーションを開始した時のエージェントの初期状態。
Color
エージェントのポイントとワイヤーフレームのボーンのカラー。
Scale
エージェントのサイズ(エージェントポイントのpscale
アトリビュートを設定)。
Min Speed
エージェントの初期最低速度(m/s)。これは、Crowd Solverの Animation Behavior 設定により、シミュレーション中に調整することができます。
Max Speed
エージェントの初期最高速度(m/s)。これは、Crowd Solverの Animation Behavior 設定により、シミュレーション中に調整することができます。
Max Turn Rate
エージェントが方向を変える時にどのぐらい速く回ることができるかを設定します(度/秒)。
Max Force
エージェントに影響を与えることができる最大フォース(より高い値は制限されます)。
Initial Velocity
エージェントの初期Velocity。
Heading
エージェントが向いている初期方向(初期Velocityを指定した場合は、それで上書きされます)。
Up
エージェントに使用するUpベクトル。
Randomize ¶
これらのコントロールにより、エージェント毎にパラメータをランダム化させることができます。
Randomize Agent Name
エージェント名をランダム化します。
Agent Name Prefix
エージェント名の接頭辞部分。 バリエーションは、Variations/Seedパラメータに基づいたランダムな数字を付けて作成されます(例、agent1/agent3/agent8/など)。
Variations
作成するエージェント名の数。
Seed
エージェント名毎に作成する時に使用するランダムシード値。
Distribution
ランダム値を作成する時に使用する分布タイプ。
Visualize ¶
Display Layer
エージェントが表示されるレイヤーを指定します。 すべてのエージェントには、変形するスキンジオメトリである'default'レイヤがあります。 'collision'レイヤは、エージェントの変形に使用されるボーンのキャプチャ領域に基づいて作成されます。
入力 ¶
Custom Surface/Points
群衆エージェントのばら撒き先となるサーフェス。 ポイントのみを指定した場合、これは、各ポイント位置にエージェントを作成するために使われます。
出力 ¶
Agents
群衆シミュレーションで使用されるエージェントプリミティブ。
See also |