Houdini 17.5 シェルフツール

Auto-Sleep Particles shelf tool

近くにあるパーティクルのVelocityに基づいて、粒子を目覚めさせたり、スリープ状態にしたりすることができます。

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このツールにより、粒子周辺のシミュレーションのモーションに基づいて、その粒子を目覚めさせたり、スリープ状態にしたりすることができます。 これは、Awake By Geometryシェルフツールに似ていますが、オブジェクトの近くにあるということでパーティクルを厳密に有効化するのではなく、このツールでは、パーティクルをその周辺にあるパーティクルのVelocityにより目覚めさせることができるように、シミュレーションをセットアップします。 通常では、シミュレーションを最適化したい場合はいつでも、特にシミュレーションの小さな部分のみを指定した時間に有効にする場合は、このツールを使用するようにしてください。 既にAwake By Geometryを使用している場合は、特に効果的です。

このツールは、 Awaken by Nearby Particles が有効になったPOP Awakenノードを追加し、POP SolverSleeping タブにある Enable Auto Sleep を有効にします。

Auto-Sleep Particlesの使い方

  1. Auto-Sleepを適用したいGrain(粒子)オブジェクトを選択します。

  2. Grainsタブで Auto-Sleep Particles ツールをクリックします。

特定のパラメータの情報に関しては、POP SolverおよびPOP Awakenのヘルプページを参照してください。

緑の領域は、目覚めているパーティクルを示し、赤の領域は眠っているパーティクルを示しています。

Tips

  • POP Awakenノードの Velocity Threshold パラメータは、他のパーティクルが、高速で動いている他のパーティクルによりどれぐらい容易に目覚めさせられるかを制御します。

  • POP Awakenノードの Wakeup Scale パラメータは、 Velocity Threshold によりタグ付けされているパーティクル周辺での目覚めさせる範囲の半径の大きさを制御します。

  • POP SolverSleeping タブの Start Asleep チェックボックスをオンにして、シミュレーション内のすべてのパーティクルが必ずスリープ状態を開始するようにします。これは、砂を落ち着かせたくない場合に役に立ちます。しかし、これにより、砂が有効化されて、落ち着く時にドルーピング(下垂)効果が発生することがあります。

シェルフツール

シェルフの使い方

シェルフタブ

  • Createタブ

    Createタブのツールは、シーンビューにプリミティブ、カーブ、Nullオブジェクトを作成、配置します。

  • Modifyタブ

    Modifyタブのツールは、 シーンビューのオブジェクトを簡単にカスタマイズします。

  • Modelタブ

    Modelタブのツールは、シーンビューのオブジェクトを編集します。

  • Polygonタブ

    Polygonタブのツールは、 シーンビューのポリゴンを修正します。

  • Deformタブ

    Deformタブのツールは、シーンビューのオブジェクトを変形します。

  • Textureタブ

    Textureタブのツールは、シーンビューのテクスチャオブジェクトを編集します。

  • Riggingタブ

    Riggingタブには、あらかじめ作成したリグを作成するためのツールが含まれています。

  • Musclesタブ

    Musclesタブには、筋肉を作成するためのツールが含まれています。

  • Charactersタブ

    Characterタブのツールは、シーンビューにキャラクタを作成します。

  • Constraintsタブ

    Constraintsタブのツールは、シーンビュー内でオブジェクトをお互いに拘束させることができるConstraint Networkを作成します。

  • Hair Utilsタブ

    Hair Utilsタブのツールは、オブジェクト上にヘアーとファーを簡単にセットアップすることができます。

  • Guide Processタブ

    Guide Processタブのツールは、スキンアトリビュートをペイントすることで、ガイドヘアーの位置と向きを変更することができます。

  • Guide Brushesタブ

    Groomingタブのツールは、ヘアーを追加したり直接制御することができます。

  • Terrain FXタブ

  • Cloud FXタブ

    Cloud FXタブには、雲のエフェクトを作成するためのツールが含まれています。

  • Volumeタブ

    Volumeタブには、ボリュームエフェクトを作成するためのツールが含まれています。

  • Lights and Camerasタブ

    Lights and Camerasタブのツールは、シーンビューにライトとカメラを作成、配置します。

  • Collisionsタブ

    Collisionsタブのツールは、シーンビューに衝突オブジェクトを作成することができます。

  • Particlesタブ

    Particlesタブには、ダイナミックパーティクルシミュレーションを作成するためのツールが含まれています。

  • Grainsタブ

    Grainsタブには、砂の粒や他の粒状のものをシミュレーションするためのツールが含まれています。

  • Vellumタブ

    Vellumタブには、色々なタイプのVellumエフェクトを作成するためのツールが含まれています。

  • Rigid Bodiesタブ

    Rigid Bodiesタブのツールは、シーンビューにダイナミックRBDオブジェクトを作成します。

  • Particle Fluidsタブ

    Particle Fluidsタブには、シーンビュー内の液体に基づいてパーティクルを作成するためのツールが含まれています。

  • Viscous Fluidsタブ

    粘度のある流体は、temperature(温度)アトリビュートを使用して粘度を駆動させるFLIPシミュレーションです。

  • Oceansタブ

    Oceansタブには、海洋シミュレーションを作成するためのツールが含まれています。

  • Fluid Containersタブ

    Fluid Containersタブには、Pyro、Smoke、Liquidのコンテナを作成するためのツールが含まれています。

  • Populate Containersタブ

    Populate Containersタブには、Fire、Smoke、Liquidの作成と削除をするためのツールが含まれています。

  • Container Toolsタブ

    Container Toolsタブには、Fire、Smoke、Liquidを操作するためのツールが含まれています。

  • Pyro FXタブ

    Pryo FXタブのツールは、煙と炎の効果をシミュレーションします。

  • Solidタブ

    Solidタブのツールを使って、ソリッドオブジェクトの作成と修正をします。

  • Wiresタブ

    Wiresタブのツールは、シーンビューに曲げられるダイナミックオブジェクトを作成します。

  • Crowdsタブ

    Crowdsタブには、群衆の作成や群衆の挙動を定義するツールとサンプルが含まれています。

  • Drive Simulationタブ

    Drive Simulationタブのツールは、シーンビューのダイナミックオブジェクトを操作します。

テクニカル