VFX

Houdini 22 では VFX の制作工程全体を見直し、処理性能の向上やワークフローのさらなる統合、実制作対応ツールの拡充を図りました。これにより、シミュレーションから最終成果物までの工程を、これまで以上に効率よく進められます。

PYRO FX + COPERNICUS

Houdini 22 では、Copernicus が、実制作対応の GPU アクセラレーション型シミュレーション環境へと進化しました。新たに追加された学習向けエフェクトレシピと併せて、シミュレーションからレンダリング、コンポジット、最終品質の成果物まで、よりスムーズにつなぐ高速かつ統合性の高いツール群を活用できます。

レシピ | 新しい Magical FX レシピには、シミュレーションからレンダリング、コンポジットまでの一連の工程が収められています。カスタマイズ可能かつ実制作対応のエフェクトとしてだけでなく、アーティスト向けの実用的な学習素材としても役立ちます。

陰関数衝突 (IMPLICIT COLLISIONS) | Copernicus の GPU Pyro FX ツールが実制作対応となりました。SOP や DOP と同等の機能を備えつつ、陰関数サーフェス (implicit surface) を利用した GPU ネイティブな高速ワークフローを実現します。

破壊 FX

Houdini 22 では破壊の制作フローも進化し、リジッドボディシミュレーションの高速化と機能拡張を実現しました。Bullet の機能強化に加え、コアとなる破砕ツールも高速化されたことで、大規模な破壊エフェクトも一段と効率よく制作でき、制作上のボトルネックも軽減できます。

金属の破断 | Bullet が金属の曲げや破断に対応。MPM ソルバを使うとなく、RBD ワークフローでリアルな金属変形を手軽に再現できます。

破砕 | Voronoi Fracture が約3倍高速化しました。前処理時間を短縮し、数十万個規模の破片を伴う大規模な破壊ワークフローもスピーディに進められます。