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概要 ¶
Copernicusネットワークは、OpenFXプラグイン(共有ライブラリ)の利用に対応しています。 OpenFXプラグインを使用すると、OpenFXはサードパーティ製ノードをネットワークに取り込みます。 COPノードで用意されているものよりももっと多くの機能が欲しいときはOpenFXノードを使用すると良いでしょう。 OpenFXは、他のアプリケーションで既に使用されているプラグインをHoudiniでも使用できるようにします。 OpenFXによってアクセス可能なノードタイプの例として、イメージジェネレータがあります。
Warning
Houdiniは、Boris FXの最新のSapphireプラグインが使用しているのよりも新しいOpenColorIO(OCIO)バージョンを使用しています。 この非互換性が原因で、Sapphireから警告メッセージが出ます。 この警告を回避するには、OCIO環境変数に、Sapphireと互換性のあるOCIOカラーファイルを指定すると良いでしょう。
OpenFXノードはテクスチャ空間です。
Tip
あなたのシステムに入っているOpenFXプラグインをロードしたくないのであれば、HOUDINI_DISABLE_OPENFX_DEFAULT_PATH環境変数を設定してください(値は関係なく、その変数そのものが設定されていれば有効になります)。
    その場合にOFX_PLUGIN_PATH環境変数が設定されていれば、そのOFX_PLUGIN_PATH環境変数も削除する必要があります。
OpenFX環境変数をセットアップする方法 ¶
Copernicusネットワーク内でOpenFXプラグインを使用する場合、オペレーティングシステム内でOpenFX環境変数をセットアップする必要があります。
Windows
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スタートメニュー を
クリック > システム > システムの詳細設定 > 環境変数 をクリックします。
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新規 をクリックします。
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変数名 を
OFX_PLUGIN_PATHに設定します。 - 
        
変数値 を
C:\Program Files\Common Files\OFX\Pluginsに設定します。 - 
        
OK をクリックします。
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ログアウトしてから、再度ログインすると、HoudiniはOpenFXプラグインを使用するようになります。
 
Mac
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Terminalアプリケーションを開きます。
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.zprofileをテキストエディタで開きます。 - 
        
次のコマンドを入力します:
export OFX_PLUGIN_PATH=/usr/OFX/Plugins。これでその環境変数が追加されます。 - 
        
変更を保存します。
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ログアウトしてから、再度ログインすると、HoudiniはOpenFXプラグインを使用するようになります。
 
Linux
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Linuxターミナルを開きます。
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.profileをテキストエディタで開きます。 - 
        
次のコマンドを入力します:
export OFX_PLUGIN_PATH=/usr/OFX/Plugins。これでその環境変数が追加されます。 - 
        
変更を保存します。
 - 
        
ログアウトしてから、再度ログインすると、HoudiniはOpenFXプラグインを使用するようになります。
 
シーン内でOpenFXを使用する方法 ¶
Copernicusネットワークをセットアップした後、⇥ Tabを押してOFXと入力します。利用可能なOpenFXノードのリストが表示されます。
制限事項 ¶
以下は、OpenFXサポートに関するCopernicusの制限事項です:
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Neat Videoプラグインには対応していません。
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時間にアクセスする必要があるノード(例えば、リタイム、トラッカー、フリッカー除去)には対応していません。
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OpenFXで用意されているハンドル(例えば、ロトツール)は使用できません。