Houdiniのデータの構成は、UNIXファイルシステムと非常に似ています。
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ルートパスは
/。 -
次のレベルは リストタイプ です。これは、
obj(オブジェクト)、comp(コンポジットオペレータ)、out(レンダー出力オペレータ)、part(パーティクルオペレータ)、ch(チャンネルオペレータ)、shop(シェーダオペレータ)、vex(VEXビルダーオペレータ)のどれかに該当します。 -
その次は、任意のサブネット名。
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その次は、ノード名。
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ノード内部のパラメータ名を指定することもできます。
UNIXファイルシステムと同じように、現在のコンテキストから相対的な位置でノードとパラメータを参照するのに、.(現在位置)と..(1レベル上の階層)を使うことができます。例えば、/obj/geo1/sphere1にある球ノードで、../sphere2/radiusyを指定すると、同じレベルにある他の球ノードのradiusyパラメータを参照することができます。
サンプル ¶
/obj/geo1/sphere1/tx
geo1内のsphere1のTranslate Xパラメータ。
/comp/comp1/color3/colorr
COPネットワークcomp1内のcolor3カラーCOPの赤色コンポーネント。