Houdini 19.5 シェルフツール

Null shelf tool

シーンで位置決めに利用するNullオブジェクトを作成します。レンダリングはされません。

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概要

Nullオブジェクトは、ボーンチェーン構築用のEnd Affectorとしても使われます。

Nullは、親としてよく使われます。そうすることで、一度に複数オブジェクトを回転移動させることができます。

Nullオブジェクトは、Look Atと併せてアニメーションでも使われます。実際のキャラクタではなく、Nullオブジェクトを見るようにCameraを設定することで、カメラがキャラクタを追跡しても、キャラクタと一緒に動かないようにすることができます。このようにしてNullを使えば、キャラクタがジャンプしてもカメラが上下に移動しないようにできます。

ビューアにNullを配置

To...Do this

シーン内のどこかにNullを配置する

  1. Create タブの Nullツールをクリックします。

  2. カーソルをシーンビューに移動します。

    Note

    ⇧ Shiftを押しながらカーソルを動かすと、基準平面からNullを離すことができます。

  3. シーンビューで配置したい場所でクリックします。

    クリックしないでEnterを押せば、Nullは原点に配置されます。

原点にNullを配置する

シェルフ Nullツールを⌃ Ctrl + クリックします。

パラメータエディタMisc タブでNullの表示、コントロールタイプ、シェーディングを変更することができます。

パラメータの詳細は、 Nullノードのヘルプを参照してください。

See also

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル