Houdini 19.5 hapi

hapi.initialize function

アセットマネージャを作成し、環境変数をセットアップして、メインのHoudiniシーンを初期化します。

この過程の間では、ライセンスチェックは行なわれません。 アセットライブラリ(OTL)を読み込もうとした場合にのみ実際にライセンスチェックを行ないます。

使用方法

initialize(session: hapi.Session, cook_options: hapi.CookOptions, use_cooking_thread: bool, cooking_thread_stack_size: int, houdini_environment_files: str, otl_search_path: str, dso_search_path: str, image_dso_search_path: str, audio_dso_search_path: str) → bool

アセットマネージャを作成し、環境変数をセットアップして、メインのHoudiniシーンを初期化します。 この過程の間では、ライセンスチェックは行なわれません。 アセットライブラリ(OTL)を読み込もうとした場合にのみ実際にライセンスチェックを行ないます。

session

あなたが操作しているHoudiniのセッション。 セッションの詳細はhapi.Sessionを参照してください。 単にデフォルトのインプロセスのセッションを使用するのであれば、Noneを渡してください。

cook_options

以降のデフォルトクックで使用されるグローバルクックオプション。 個々のクックからこのクックオプションを上書きすることができますが、cook_on_loadをTrueに設定してアセットをインスタンス化するように選択した場合では、 このクックオプションが使用されます。

use_cooking_thread

アセットのクックに対して別のスレッドを使用します。 これによって、クックを非同期化したり、スタックサイズを大きくすることができます。

cooking_thread_stack_size

クックスレッドのスタックサイズを設定します。 -1を使用すると、そのスタックサイズにはHoudiniのデフォルトが設定されます。 この値の単位はバイトです。

houdini_environment_files

.envファイルのパスのリスト。Windowsでは“;”、LinuxとMacでは“:”を使って区切ります。 これらの.envファイルはHoudiniのユーザプリファレンスフォルダのhoudini.envファイルと同じ構文に準拠します。 これらの.envファイルは、そのデフォルトのhoudini.envファイルの後に適用され、プロセスの環境変数値を上書きします。 この引数を使用することで、Houdiniエンジンを実行した時により厳格な環境を強制することができます。 詳細は、ここを参照してください: http://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/basics/config_env

otl_search_path

OTLsが検索されるディレクトリ。 ここにNoneを渡すと、デフォルトのHoudini OTL検索パスのみが使用されます。 Windowsでは“;”、LinuxとMacでは“:”による区切り文字で複数のパスを渡すこともできます。 None以外の値を渡すと、指定したパス文字列の最後にデフォルトのHoudini検索パスが追加されます。

dso_search_path

汎用DSOs(カスタムプラグイン)が検索されるディレクトリ。 ここにNoneを渡すと、デフォルトのHoudini DSO検索パスのみが使用されます。 Windowsでは“;”、LinuxとMacでは“:”による区切り文字で複数のパスを渡すこともできます。 None以外の値を渡すと、指定したパス文字列の最後にデフォルトのHoudini検索パスが追加されます。

image_dso_search_path

イメージDSOs(カスタムプラグイン)が検索されるディレクトリ。 ここにNoneを渡すと、デフォルトのHoudini DSO検索パスのみが使用されます。 Windowsでは“;”、LinuxとMacでは“:”による区切り文字で複数のパスを渡すこともできます。 None以外の値を渡すと、指定したパス文字列の最後にデフォルトのHoudini検索パスが追加されます。

audio_dso_search_path

オーディオDSOs(カスタムプラグイン)が検索されるディレクトリ。 ここにNoneを渡すと、デフォルトのHoudini DSO検索パスのみが使用されます。 Windowsでは“;”、LinuxとMacでは“:”による区切り文字で複数のパスを渡すこともできます。 None以外の値を渡すと、指定したパス文字列の最後にデフォルトのHoudini検索パスが追加されます。

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