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始める前に
Note
このガイドは、サーバーとクライアントがどちらも同じオペレーティングシステム(Linux,MacOS,Windows)を使用していることを想定しています。 オペレーティングシステムが混在したHQueueファームをセットアップすることも可能ですが、このガイドでは説明しません。
HQueueファームをセットアップする前に、以下の項目が必須です:
ネットワーク接続 |
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|---|---|
共有ネットワークフォルダ |
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Houdini |
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HQueueのインストール方法
HQueueファームのセットアップには、HQueueサーバーのインストール、HQueueへのネットワークフォルダの登録、ファームへのクライアントマシンの追加の作業が伴います。
HQueue Serverのインストール
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HQueue Serverを起動するマシンを選択します。ここでは serverMachine と仮定します。
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そのマシン上でHoudini Launcherをダウンロードして実行します。
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Launcherの左側にある
HQueueを選択して、右側にあるInstall HQueueボタンをクリックします。 -
インストールするバージョンを選択するダイアログが表示されたら、
Choose Another Versionを選択します。そのボタンが選択できない場合は右上にあるギアメニューから Installation Source でインストーラのソース元を変更してください。 -
Build Typeが py2 (つまり、Python2)のバージョンを選択して、Installをクリックします。Note
現在のところ、Python3バージョンのHQueue Serverは利用不可です。 Houdini Python3ビルドからジョブを投入して、HQueue Python2ファーム上でHoudini Python3のジョブを実行することができます。
-
HQueue Install Optionsダイアログで、HQueue Serverコンポーネントにチェックを付けて、HQueue Clientコンポーネントのチェックを外します。 -
Launcherでのインストールを完了します。
Mac
Mac OSでは、LauncherはHQueue Serverを /Library/HQServer にインストールし、 /Library/LaunchDaemons 内に新しい com.sidefx.hqserver.plist サービスファイルを作成します。
Windows
Windowsでは、LauncherはHQueue Serverを C:/HQueueServer にインストールし、 Windowsサービス内に新しい HQueueServer サービスを作成します。
Linux
Linuxでは、LauncherはHQueue Serverを /opt/hqueue にインストールします。
-
ウェブブラウザを開いて、 http://serverMachine:5000 にアクセスして、HQueue Serverが起動しているかどうか確認することができます。
Note
serverMachine にDNSが設定されていない場合、そのサーバーマシンのIPアドレスを使用することでHQueueに接続することができます。
例えば、 http://X.X.X.X:5000 です。
ネットワークフォルダをHQueueに登録する
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ウェブブラウザを開いて、HQueueウェブインターフェースにアクセスします。 例えば、 http://serverMachine:5000 です。
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右上コーナーにある“三本線”のアイコンの上にマウスカーソルを置いて、
Network Foldersを選択します。 -
その
Network Folder 1ボックス内で、対象となるオペレーティングシステムのフィールドでネットワークフォルダを設定します。Mac
Mac OSの場合、
on macOSフィールドで、Mac OSマシンにマウントされているネットワークフォルダ(例えば、 /Users/Shared/myShare )を設定します。 他のすべてのフィールドはデフォルト値のままにします。Windows
Windowsの場合、
Hostフィールドには、ネットワークフォルダのホストとなっているマシン名またはIPアドレスを設定します。 次に、on Windowsフィールドで、そのネットワークフォルダの共有名を設定し、 最後に、Map toフィールドで、そのネットワークフォルダがWindowsマシンにマッピングされているドライブレターを設定します。例えば、ネットワークフォルダが myFileServer というマシン上に用意されていて、その共有名が myShare で、 あなたのマシンの X: が \\myFileServer\myShare にマッピングされていると仮定すると、
Hostには myFileServer 、on Windowsには myShare 、Map toには X: を設定します。他のすべてのフィールドはデフォルト値のままにします。
Linux
Linuxの場合、
on Linuxフィールドで、Linuxマシンにマウントされているネットワークフォルダ(例えば、 /mnt/myShare )を設定します。 他のすべてのフィールドはデフォルト値のままにします。 -
変更を保存します。
Mac
HQueueジョブ内とHoudiniパラメータ内の$HQROOT参照は、Mac OSマシンでは
on macOSフィールドの値に展開されるようになりました。Windows
HQueueジョブ内とHoudiniパラメータ内の$HQROOT参照は、Windowsマシンでは、“Map to”フィールドで指定されたドライブレター、Hostで生成されたUNCパス、
on Windowsフィールドの値で展開されるようになりました。Linux
HQueueジョブ内とHoudiniパラメータ内の$HQROOT参照は、Linuxマシンでは
on Linuxフィールドの値に展開されるようになりました。
クライアントマシンを追加する
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追加したいクライアントマシン上でHoudini Launcherを実行します。
-
Launcherの左側にある
HQueueを選択して、右側にあるInstall HQueueボタンをクリックします。 -
インストールするバージョンを選択するダイアログが表示されたら、
Choose Another Versionを選択します。そのボタンが選択できない場合は右上にあるギアメニューから Installation Source でインストーラのソース元を変更してください。 -
Build Typeが py2 (つまり、Python2)のバージョンを選択して、Installをクリックします。Note
現在のところ、Python3バージョンのHQueue Clientは利用不可です。 Houdini Python3ビルドからジョブを投入して、HQueue Python2ファーム上でHoudini Python3のジョブを実行することができます。
-
HQueue Install Optionsダイアログで、HQueue Clientコンポーネントにチェックを付けて、HQueue Serverコンポーネントのチェックを外します。 次に、HQueue Server URLフィールドにHQueue Serverを指定します。 例えば、 http://serverMachine:5000 です。 -
(LinuxとMac OSのみのオプション)
Client Userフィールドを変更することで、HQueue Clientとジョブを実行するユーザアカウントを変更することができます。 デフォルトでは、LauncherはHQueue Clientを実行するために新しく hquser アカウントを作成します。 -
(オプション)
Install Directoryフィールドを変更することで、HQueue Clientインストールディレクトリを変更することができます。ユーザアカウントも変更した場合、Linuxではこれが必須となります。Linuxでは、LauncherはデフォルトでHQueue Clientを hquser のホームディレクトリにインストールします。 -
Launcherでのインストールを完了します。
Mac
Mac OSでは、LauncherはHQueue Clientを /Library/HQClient にインストールし、 /Library/LaunchDaemons 内に新しい com.sidefx.hqclient.plist サービスファイルを作成します。
Windows
Windowsでは、LauncherはHQueue Clientを C:/HQueueClient にインストールし、 Windowsサービス内に新しい HQueueClient サービスを作成します。
Linux
Linuxでは、LauncherはHQueue Clientをクライアントユーザのホームディレクトリ( $HOME/hqclient )にインストールします。 例えば、デフォルトでは、HQueue Clientは /home/hquser/hqclient にインストールされます。
-
HQueueウェブインターフェースのClientsページに進んで、そのマシンがファームに追加するのに成功したことを確認します。
Note
ファームに追加したいクライアントマシン毎に上記の手順を繰り返します。
Note
Mac OSでマシンを追加した際に“Connection Refused”エラーで失敗した場合、 このFAQを確認してください。
Note
Windowsの場合、デフォルトではHQueue Clientは汎用Windowsネットワークサービスアカウントを使って実行されます。 このアカウントは、ネットワークアクセスに制限がされているので、あなたのネットワークフォルダへのアクセスが許可されていない可能性があります。
ジョブがファイルアクセス権限の問題を引き起こさないように、HQueue Clientを実際のWindowsユーザアカウントで実行されるように変更することを推奨します。 HQueue Clientのユーザアカウントを変更するには、このFAQを参照してください。
ファームをテストする方法
HQueueファームが正しく設定されているかテストするために、単純なHoudiniレンダージョブを投入することができます。
以下にその方法を載せます:
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Houdiniを起動します。
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単純なシーンを作成します。レンダリングするには、最低でも何かしらのジオメトリ、ライト、カメラ、Mantra ROPを配置します。
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/outノードネットワークに進んで、HQueue Render ROPを配置します。 -
パラメータエディタで、
Output DriverパラメータにMantra ROPを設定します。 -
HQueue ServerパラメータにHQueueファーム(例えば、http://serverMachine:5000)を指定します。Note
serverMachineにDNSが設定されていない場合は、代わりにそのURLにそのサーバーマシンのIPアドレスを入力しても構いません。 例えば、http://X.X.X.X:5000です。 -
次に、 Target HFS パラメータに、クライアントマシン上にインストールされているHoudiniの場所を設定します。
Mac
MacOSでは、 Target HFS を以下のように設定します:
/Applications/Houdini/HoudiniX.Y.ZZZ/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources
Windows
Windowsでは、 Target HFS を以下のように設定します:
C:/Program Files/Side Effects Software/Houdini X.Y.ZZZ
Linux
Linuxでは、 Target HFS を以下のように設定します:
/opt/hfsX.Y.ZZZ
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ネットワークフォルダ内のどこかに.hipファイルを保存します。
Mac
MacOSでは、そのネットワークフォルダはHQueue Server設定ファイル内の
hqserver.sharedNetwork.mount.macosxキーに定義されています。 例えば、.hipファイルを/Volumes/myShare/test.hipに保存します。Windows
Windowsでは、そのネットワークフォルダはHQueue Server設定ファイル内の
hqserver.sharedNetwork.mount.windowsキーに定義されています。 例えば、.hipファイルをX:/test.hipに保存します。Linux
Linuxでは、そのネットワークフォルダはHQueue Server設定ファイル内の
hqserver.sharedNetwork.mount.linuxキーに定義されています。 例えば、.hipファイルを/mnt/myShare/test.hipに保存します。 -
パラメータエディタの上部にある Submit Job をクリックします。
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新しいジョブがHQueueウェブインターフェースに出現します。
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そのジョブのID上をクリックすることで、そのジョブの中に入って詳細を確認することができます。
-
トラブルシューティング
ジョブが失敗した時、HQueueウェブインターフェース内でそのジョブのIDをクリックすることで、その原因を調べることができます。
これによって、そのジョブの中に入って、その詳細を確認することができます。
ジョブの子ジョブが失敗したら、その子ジョブのIDをクリックすることで、さらにその中に入ることができます。
最終的には、そのジョブの出力が入ったOutput Logフィールドを確認することになります。
この出力には、ジョブが失敗した原因を示したエラーメッセージが入っています。
よくあるジョブの失敗エラーと解決方法に関しては、トラブルシューティングのFAQsを参照してください。
HQueue Serverのアップグレード
HQueue Serverをアップグレードする前に、HQueue Serverのデータベースと設定ファイルのバックアップコピーを取っておいてください。
Mac
Mac OSでは、HQueue Serverデータベースは /Library/HQServer/db/hqserver.db にあり、設定ファイルは /Library/HQServer/hqserver.ini にあります。
Windows
Windowsでは、HQueue Serverデータベースは C:/HQueueServer/db/hqserver.db にあり、設定ファイルは C:/HQueueServer/hqserver.ini にあります。
Linux
Linuxでは、HQueue Serverデータベースは /opt/hqueue/db/hqserver.db にあり、設定ファイルは /opt/hqueue/hqserver.ini にあります。
古いHoudiniインストーラで既にインストールされたHQueue Serverをアップグレードする場合、Houdini Launcherを使用して、HQueue Serverを新規インストールします。HQueue Serverのインストールを参照してください。
Launcherで既にインストールされたHQueue Serverをアップグレードするには:
-
Launcherの左側にある
HQueueを選択します。 -
HQueue Serverの隣にあるギアアイコンメニューをクリックして、Modifyを選択します。 -
HQueue Server Modificationダイアログで、Versionドロップダウンメニューから、目的のバージョンを選択します。Note
現在のところ、Python3バージョンのHQueue Serverは利用不可なので、 py2 (つまり、Python 2)バージョンを選択してください。
-
Modifyをクリックして、アップグレードを完了します。
HQueue Clientのアップグレード
HQueue Clientをアップグレードする前に、HQueue Clientの設定ファイルのバックアップコピーを取っておいてください。
Mac
Mac OSでは、HQueue Clientの設定ファイルは /Library/HQClient/hqnode.ini にあります。
Windows
Windowsでは、HQueue Clientの設定ファイルは C:/HQueueClient/hqnode.ini にあります。
Linux
Linuxでは、HQueue Clientの設定ファイルは /home/hquser/hqclient/hqnode.ini にあります。
古いHoudiniインストーラで既にインストールされたHQueue Clientをアップグレードする場合、Houdini Launcherを使用して、HQueue Clientを新規インストールします。クライアントマシンの追加を参照してください。
Launcherで既にインストールされたHQueue Clientをアップグレードするには:
-
Launcherの左側にある
HQueueを選択します。 -
HQueue Clientの隣にあるギアアイコンメニューをクリックして、Modifyを選択します。 -
HQueue Client Modificationダイアログで、Versionドロップダウンメニューから、目的のバージョンを選択します。Note
現在のところ、Python3バージョンのHQueue Clientは利用不可なので、 py2 (つまり、Python 2)バージョンを選択してください。
-
Modifyをクリックして、アップグレードを完了します。
スクリプトによるインストール
Houdini Launcherは、スクリプト、または、コマンドラインによるHQueue ServerとHQueue Clientのインストールに対応しています。 Houdini Launcherもスクリプトでインストール可能です。スクリプトによるLauncherインストールを参照してください。
コマンドラインからHQueue Serverをインストールするには:
Mac
Terminal appを開いて以下のコマンドを叩きます:
cd /Applications/Houdini Launcher.app/Contents/MacOS sudo ./houdini_installer install --product "HQueue Server" --version X.Y.ZZZ --settings-file /path/to/launcher_settings.ini --build-option py2 --accept-EULA=SideFX-20XX-XX-XX
Windows
Windowsコマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを叩きます:
cd C:/Program Files/Side Effects Software/Launcher houdini_installer.exe install --product "HQueue Server" --version X.Y.ZZZ --settings-file C:/path/to/launcher_settings.ini --build-option py2 --accept-EULA=SideFX-20XX-XX-XX
Linux
ターミナルを開いて以下のコマンドを叩きます:
cd /opt/sidefx/launcher/bin sudo ./houdini_installer install --product "HQueue Server" --version X.Y.ZZZ --settings-file /path/to/launcher_settings.ini --build-option py2 --accept-EULA=SideFX-20XX-XX-XX
コマンドラインからHQueue Clientをインストールするには:
Mac
Terminal appを開いて以下のコマンドを叩きます:
cd /Applications/Houdini Launcher.app/Contents/MacOS sudo ./houdini_installer install --product "HQueue Client" --version X.Y.ZZZ --settings-file /path/to/launcher_settings.ini --build-option py2 --accept-EULA=SideFX-20XX-XX-XX
Windows
Windowsコマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを叩きます:
cd C:/Program Files/Side Effects Software/Launcher houdini_installer.exe install --product "HQueue Client" --version X.Y.ZZZ --settings-file C:/path/to/launcher_settings.ini --build-option py2 --accept-EULA=SideFX-20XX-XX-XX
Linux
ターミナルを開いて以下のコマンドを叩きます:
cd /opt/sidefx/launcher/bin sudo ./houdini_installer install --product "HQueue Client" --version X.Y.ZZZ --settings-file /path/to/launcher_settings.ini --build-option py2 --accept-EULA=SideFX-20XX-XX-XX
Houdini Launcherを使用したコマンドラインインストールの詳細は、Houdini Launcher - スクリプトによるインストールを参照してください。
オプション: hquserアカウント
オプションで、クライアントマシン上でHQueueを実行するhquserユーザとhqgroupユーザグループをセットアップすることができます。
慣例では、そのユーザIDとそのグループのIDはどちらも601で、そのユーザのパスワードはhqpassですが、それらを変更しても構いません。
Linux
Linuxディストリビューションによっては、ユーザアカウントを作成するためのユーザインターフェースが用意されていますが、用意されていなければ、adduserコマンドを使用します。
Mac
システム環境設定の ユーザとグループ パネルで、ユーザとグループを作成することができます。
クライアント間でユーザアカウントを統一するメリットは以下のとおりです:
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特定のクライアントにログインする必要がある時に、別のクライアントマシンの別のユーザアカウントを気にする必要がありません。
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クライアントソフトウェアで作成されたどのファイルも所有者が1人のユーザに統一されます。
ユーザとグループを作成したら、HQueueサーバー/クライアントをhquserとして起動してください。