Houdini 19.5 コンポジット

画像のブレンドとレイヤー化

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役に立つノード

  • Layer COPは汎用コンポジターです。これは、任意の数の入力をそれぞれ独自のコンポジットメソッドを使ってコンポジットすることができます。

  • ひと組みの入力の各メソッドに対して特定のオペレータを使うこともできます(Over COPAdd COPMultiply COPなど)。

  • Blend COPは2つの入力をブレンドします。これは定数をmaskに基づいてブレンドすることができます。

  • Wipe COPは簡単に共通のワイプパターンをセットアップすることができます。ワイプを完全にコントロールするなら、アニメーションするmatteを使ってブレンドをマスクします。

Note

overaddmultiply などの画像の合成に利用可能な色々なコンポジットメソッドの説明は、コンポジットメソッドを参照してください。

コンポジットメソッド

オリジナル画像 A
オリジナル画像 B
A over B
A under B
A atop B
A inside B
A outside B
A screen B

“彩度を追加”。スクリーンは最初の画像の輝度に基づいて2番目の画像を明るくします。最初の画像がブラックの箇所では、2番目の画像はまったく明るくなりません。最初の画像がホワイトの箇所では、2番目の画像はホワイトになります。スクリーンはHDR画像ではうまく機能しません。

A add B

これは単に2つの画像のカラー値を加算するだけです。

A subtract B

これは単にAのカラー値をBのカラー値から減算するだけです。

A diff B

これはAのカラー値をBのカラー値から減算した値の 絶対値 です。

A multiply B

これは単にAとBのカラー値を乗算するだけです。グレースケールのmatteでの乗算は、maskと同じです。

A min B

AとBで最小値を取ります。

A max B

AとBで最大値を取ります。

A average B

AとBの平均値を取ります。

A Xor B

AとBの和でAとBの重複部分を除きます。

コンポジット

基本

レイヤ

カメラエフェクト

上級

導師レベル