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概要 ¶
Ptexは、モデルに対してテクスチャ座標を必要としないテクスチャマップのフォーマットです。 これはポリゴン/パッチ間に高品質のフィルタリングを実行します。そしてサブディビジョンをサポートしていて、さらにオープンソースです。
Ptexはサブディビジョンやポリゴンメッシュの各フェースに対して別々にテクスチャを適用することができ、そして1つのファイルに何千ものテクスチャ画像を保存することができます。
Ptexテクスチャの生成 ¶
3D Coat ¶
3D CoatはPtexをサポートしているサードパーティ製のペイントパッケージで、gptexは必要ないです。
gptex
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gptexコマンドラインユーティリティはモデルのすべてのポリゴンから個々のマップを取得して、モデルから.ptxテクスチャを生成することができます。
gptex [-f <<maplist>>] <<geo_file>> <<ptex_file>> [<<mapfile>> ...]
‹geo_file›には、Houdiniが読めるジオメトリファイル(例えば、.geo)、‹ptex_file›には、生成するPtexテクスチャファイルを指定します。
‹mapfile›のリストを使用したり、-fに各行に1つのテクスチャパスを記述したファイルの名前を指定することで、フェース毎のテクスチャを指定することができます。
例えば、ボックスジオメトリからbox.ptxテクスチャファイルとそれに対応する6つのテクスチャマップを生成するには、以下のようにします。
% gptex box.geo box.ptx face0.rat face0.exr face1.pic face2.tif face3.pic face4.pic face5.pic
Note
マップすべてが2の累乗の解像度でなければなりません。マップすべてが同じ数のカラーチャンネルでなければなりません。マップすべては同じストレージタイプでなければなりません。ポリゴンすべてが四角形でなければなりません。
isixpack
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isixpackは反射/環境マップ用の.ptxファイルを生成することができます。これらのマップは.ratファイルを使用する時と比べて、たくさんのブラーがある時に良いフィルタリングを持っています。
environment VEX関数
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environmentVEX関数は、Ptexと一緒に動作しますが、Houdiniフィルター名のみを認識します。これは、それらの名前をそれらに似た、または同じPtexフィルターにマッピングします。 現在のPtexフィルターへのHoudiniフィルターのマッピングは以下のとおりです:
-
point→point -
box→box -
cone→gaussian -
hanning→gaussian -
blackman→gaussian -
gaussian→gaussian -
sinc→catmullrom -
catmullrom→catmullrom -
mitchell→mitchell