Houdini 19.5 アニメーション

フリップブックアニメーションプレビューとブロッキング

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フリップブックアニメーションの作り方

フリップブック を使えば、アニメーションでのモーションとタイミングを素早く確認することができます。各フレーム毎にビューポートの画像をキャプチャーして、それをアニメーションとして画像を再生します。これは、実際にアニメーションをレンダリングするよりも、かなり速いです。また、音声ファイルを添付することができるので、どのショットでどの音声が流れているのかテストすることができます。

To...Do this

フリップブックを作成する

ツールボックス(ビューアの左側)の下にあるフリップブックアイコンをクリックします。

フリップブックの設定を変更する

ツールボックス(ビューアの左側)の下にあるフリップブックアイコンを右クリックして、 Flipbook with new settings を選択します。

Accept をクリックします。Houdiniはコンピュータの一時ディレクトリにフレームを書き出します。フリップブックは、MPlayで開きます。MPlayのコントロールを使ってフリップブックを再生します。

フリップブックのブロッキング

フリップブックでキーフレーム単位でショットをキャプチャー(ブロックアウト)して、そのショットをMPlayからキーフレームをドラッグして編集することができます。

  1. キャラクタ/オブジェクトのパラメータすべてにキーフレームを設定する。

  2. ツールボックス(ビューアの左側)の下にあるフリップブックアイコンを右クリックして Flipbook with new settings を選択します。

  3. Scoped channel and key frames onlyEnable block editing をオンにします。

  4. キーフレーム画像がMPlayタイムラインでハイライトします。⇧ Shift + でキーフレーム画像を選択して、でタイムラインに沿ってドラッグします。

これは、ブロックアウトした画像のタイミングを変更し、新しくフリップブック作成しなくても変更をプレビューすることができます。

  1. 終了したら、MPlayから Anim ▸ Export Blocking を選択すると、編集したタイミングがシーンに反映されます。

フリップブックを生成するスクリプト

desktop = hou.ui.curDesktop()
scene = desktop.paneTabOfType(hou.paneTabType.SceneViewer)

# ビューアの現在のフリップブック設定をコピーします。
flipbook_options = scene.flipbookSettings().stash()

# 必要に応じて設定を変更します。
# (例えば、フレーム範囲や出力ファイル名を設定します)
flipbook_options.frameRange( (frame, frame) )
flipbook_options.output(filename)

# 変更した設定を使って、フリップブックを生成します。
scene.flipbook(scene.curViewport(), flip_options)

使用可能な設定の情報は、hou.FlipbookSettingsを参照してください。

アニメーション

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次のステップ

導師レベル

  • HoudiniとMaya間でアニメーションキーの値を変換する

    Houdiniでは秒ベースのslope(勾配)とacceleration(加速度)を使ってキー接線が記録されているのに対して、Mayaではフレームベースのangleとweightが使用されています。このページでは、HoudiniとMaya間でアニメーションキーを変換する方法について説明しています。