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概要

Houdini Engine for 3ds Maxには、自分や他のアーティスト向けにシェルフツールを定義するための方法が用意されています。 シェルフツールは、JSONファイルを使用して以下のスキーマで定義します:

{
    "name" : "HDA Name",
    "toolType" : ["GENERATOR", "OPERATOR_SINGLE", "OPERATOR_MULTI", "BATCH"],
    "toolTip" : "Tooltip description",
    "iconPath" : "Absolute or relative path to the icon",
    "assetPath" : "Absolute or relative path to the HDA",
    "helpURL" : "URL to help page",
    "target" : ["all", "ue4", "unity", "maya", "max"],
    "tags" : [ ]
}

フィールドの説明

フィールド

説明

要否

name

シェルフインターフェースに表示されるHDAの名前

Yes

toolType

これは3ds Maxプラグインによって現在無視されています。

No

toolTip

シェルフツール上にマウスカーソルを置くと表示されるツールチップの説明

No

iconPath

アイコン画像への絶対パスまたは相対パスです。このフィールドがない場合、プラグインは自動的に、json定義ファイルと同じディレクトリで同じ名前の.pngファイルを探します。 例えば、ツールがhelpful_tool.jsonで定義されている場合、プラグインは同じディレクトリのhelpful_tool.pngを探します。 パスにはHFSまたはHOUDINI_TOOL_PATHという接頭辞を付けることもできます。HOUDINI_TOOL_PATHは、HOUDINI_TOOL_PATHという名前の環境変数を探し、接頭辞としてその値をパスに付けます。

No

assetPath

HDAへの絶対パスまたは相対パスです。このフィールドがない場合、プラグインは自動的に、json定義ファイルと同じディレクトリで同じ名前の.hdaファイルを探します。 例えば、ツールがhelpful_tool.jsonで定義されている場合、プラグインは同じディレクトリのhelpful_tool.hdaを探します。 パスにはHFSまたはHOUDINI_TOOL_PATHという接頭辞を付けることもできます。 HOUDINI_TOOL_PATHは、HOUDINI_TOOL_PATHという名前の環境変数を探し、接頭辞としてその値をパスに付けます。

No

helpURL

これにより、より詳細なドキュメントへのURLを指定することができます。

No

target

このシェルフシステムはすべてのHoudini Engineプラグインで利用できるため、すべてのプラグイン、またはプラグインのサブセットで動作するツールを作成することが可能です。 targetフィールドは、意図するすべてのプラグインターゲットを指定できる配列です。

Yes

tags

このフィールドは、任意の文字列の配列です。 プラグインの詳細を示すために使用します。現在のところ、3ds Maxプラグインはこれらのタグを使用しません。

Yes

シェルフの追加と削除

1つのシェルフは1つのディレクトリで表されます。プラグインのユーザインターフェースのShelfタブには、シェルフディレクトリを追加したり削除するためのボタンがあります。 シェルフディレクトリが追加されると、プラグインはそのディレクトリのすべてのJSONファイルを解析し、有効なシェルフツールである場合は、そのシェルフツールをシェルフに追加します。 削除ボタンを使用すると、削除したいディレクトリを選択することができます。

3ds Maxを終了すると、現在ロードされているすべてのシェルフがファイルに保存されます。 そしてプラグインをリロードする度に、保存されたシェルフがリロードされます。 シェルフの保存方法に関する詳細は、設定ページを参照してください。

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