Houdini 17.0 Pyro

オブジェクトを煙に変換する方法

  1. グリッド上にオブジェクトを作成します。

    この例では、シェルフのPlatonic Solidツールを使ってティーポットオブジェクトを作成しています。グリッドはシャドウを落とすために必要です。

  2. ライトとカメラをセットアップします。

  3. ティーポットオブジェクトの中に入り、Iso Offsetノードを追加します。

  4. Output Type パラメータを Fog Volume に変更して、 Uniform Sampling を大きくします。

    この例では、 Uniform Sampling50に上げています。

  5. Material Paletteからボリュームマテリアルをティーポットにドラッグします。この例では、Billowy Smokeを使用しています。

    Note

    レンダリングする前に、ボリュームプリミティブにボリュームマテリアルを適用する必要があります。Material Paletteのボリュームには、例えば、Basic FlameBasic Liquid,Basic SmokeBillowy SmokeConstant SmokeFluid FireWispy Smokeなどがあります。

  6. マテリアルのパラメータを変更して品質を改良します。例えば、 Frequency1に下げることができます。

  7. シャドウを作成するには、ライトオブジェクトの Shadow タブで Shadow TypeDepth Map Shadows に変更します。

レンダリングの改良

レンダリングの見た目を良くするには、以下のパラメータを修正してみてください。

  • ライトオブジェクトの Shadow タブの Pixel SamplesIso Offsetノードの Uniform Sampling Divs を上げてください。

    この例では、 Pixel Samples2に、 Uniform Sampling Divs75に上げています。

  • Iso Offsetノードをクリックして、一番大きい Size を一番大きい Volume Resolution で割ります。その値がMantraレンダーノードSampling タブの Volume Quality パラメータで適切な値です。

    この例では、 Volume Quality2.0980375で割った0.02797373を設定します。

  • モーションブラーを使っていれば、オブジェクトのエッジ周りに黒い乱れが発生する場合があります。ライトオブジェクトの Shadow タブで Depth Map Motion Blur チェックボックスがオフになっていることを確認してください。

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