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Net Barrierはトラッカを使用して、複数のマシンがお互いに必ず同期するようにします。 データ転送に使用している外部の共有ドライブがあり、複数のマシンがお互いに同期化する必要がある場合に便利です。
パラメータ
Render
最後のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。
Render Control
レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なレンダーコントロールダイアログを開きます。
Render with Take
レンダリング時に、指定したテイク内の設定を使います。現行テイクを使うのであれば、 Current を選択します。
Valid Frame Range
Render Frame Range または Render Frame Range Only に設定した時に、レンダリングするフレームを制限します。
Render any frame
レンダラーがどのフレームもレンダリングすることができます。
Render frame range
以下に設定した範囲のフレームのみをレンダリングしますが、その範囲内のフレームが他の範囲のフレームを参照していれば、レンダラーがその他の範囲のフレームをレンダリングすることができます。
Render frame range only (strict)
以下に設定した範囲のフレームのみをレンダリングし、その範囲内のフレームが他の範囲のフレームを参照していても、レンダラーがその他の範囲のフレームをレンダリングすることができません。
Port
通信のためにsimtracker.pyプロセスを開始する時に指定するポートです。
Address
同期化のためにsimtracker.pyプロセスを実行するマシンです。空っぽにすると、同期化やデータ転送に関しては何も行なわれません。
Job Name
この同期化やデータ交換イベントを記述するジョブ名です。 異なるジョブ名を使用すると、別のデータ交換や同期化イベントの一部としてマシンを使用できます。
Mode
Synchronize
一定数のピアの更新完了がトラッカにレポートされるまでクッキングがブロックされます。 その後、ピアはすべて継続して動作します。ロックステップで操作が必要なマシンが多数ある場合に便利です。
Post Barrier Value
ジョブ名に対する現行のバリア値として一定の同期化値がポストされます。 マシンは妨げられずに継続して動作します。 他のマシンが依存する出力があるが、できるだけ速く動作させたいプロデューサマシンに適しています。
Wait Barrier Value
ジョブ名にバリア値が保存され同期化値に到達するまで待機します。 その後、継続して動作します。 これは、コンシューママシンがプロデューサマシンより速くならないようにする場合に便利です。
Peer
このマシンがそれ自体をレポートする場合に使用するスライス番号です。あるジョブ名に接続している各マシンには、それぞれ独自のスライス番号が必要です。 動作により干渉されることがあります。その場合はこのパラメータは欠如します。
Number of Peers
同期化が必要なマシンの合計数です。動作により決定されることがあります。その場合はこのパラメータは欠如します。
Synchronization Value
ポストモードの場合はポストするバリア値で、待機モードの場合は待機するバリア値です。
Scripts
Pre-Render Script
任意のレンダリング前に、このスクリプトを実行します。
Pre-Frame Script
各フレーム前に、このスクリプトを実行します。
Post-Frame Script
各フレーム後に、このスクリプトを実行します。
Post-Render Script
すべてのレンダリング後に、このスクリプトを実行します。
ローカル変数
N
レンダリング中のフレーム。
NRENDER
レンダリングするフレームの総数。
Examples
netbarrierpost Example for Net Barrier render node
このサンプルでは、netbarrier ROPを使って、複数のマシンがお互いに同期化するようにする方法を説明しています。
The following examples include this node.
netbarrierpost Example for Net Barrier render node
このサンプルでは、netbarrier ROPを使って、複数のマシンがお互いに同期化するようにする方法を説明しています。