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プロセッサ ¶
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Maya Block Beginは、共有サーバーではなくデフォルトでサービスを使用するようになり、新しいMayaサービス定義を作成するボタンが追加されました。
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File Pattern TOPには、マッチした各ファイルのワークアイテムを作成する時に、
mtimeとfile sizeをアトリビュートとして追加するオプションが追加されました。 - 
        
        
新しく追加されたAttribute Dictionary TOPを使用することで、辞書アトリビュートを作成/修正することができます。
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Attribute from String TOPには、Split by Delimiterオペレーションを使用する時に、
split、splitindex、splitcountのアトリビュートの名前を変更するオプションが追加されました。 - 
        
        
Attribute Create TOPと
Attribute Array TOPは、どちらも辞書アトリビュートを作成できるようになりました。
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Filter by Expression TOPは、正規表現によるワークアイテムのマッチングに対応しました。
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Filter by Range TOPは、値パターンを使った範囲指定に対応しました。
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Geometry Import TOPは、SOPまたはディスク上のジオメトリファイルから辞書アトリビュートデータを取り込めるようになりました。
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File Decompress TOPは、個々の
.gzファイルを処理できるようになり、それらのファイルはそのノードの出力ディレクトリに展開されます。 - 
        
        
URL Request TOPには、JSON応答データを辞書アトリビュートとして保存するオプションが追加されました。
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Python Virtual Environment TOPは、$HHPから構成可能なモジュールのリストをvenvにコピーできるようになりました。
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Work Item Import TOPは、辞書アトリビュートに格納されたワークアイテムをデシリアライズできるようになりました。
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JSON Output TOPは、ワークアイテムをJSON文字列、Pythonオブジェクト、辞書のどれかでアトリビュートにエクスポートできるようになりました。
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JSON Input TOPは、上流のJSON文字列、Pythonオブジェクト、辞書アトリビュートからJSONデータを読み込むように設定できるようになりました。
 
パーティショナ ¶
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パーティショナ系ノードの Unique Values マージオペレーションの挙動が変更され、元のワークアイテムの値の順序は、ソートされずに維持されるようになりました。 新しく Sorted Unique マージオペレーションが追加され、これがその古い挙動になります。
 
スケジューラ ¶
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環境変数を追加するための既存のマルチパラメータに加え、外部の
.envファイルを使用して、カスタムのスケジューラ環境変数を指定できるようになりました。 - 
        
        
Deadline Scheduler TOPは、ワークアイテムをタスクではなくジョブとして投入するようになりました。このような挙動の変更は、DeadlineがファームからPDGタスクをランダムに落としてしまう原因となっていたDeadline競合状態を回避するために行なわれました。
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新しく利用可能になったAWS ECS Scheduler TOPは、特定のタスクを実行するDockerベースのコンテナをデプロイして管理することができます。このノードは、コンテンツライブラリからダウンロードして利用することができ、Houdiniには同梱されていません。
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HQueue Scheduler TOPは、リソース用のマルチパラメータをサポートしました。
 
UI/UX ¶
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上流の失敗が原因でワークアイテムが失敗状態になった場合、そのワークアイテムの
インスペクターは、その失敗した依存関係のリストを表示するようになりました。そのリスト内の各エントリは、クリック可能なリンクになっており、これをクリックするとMMBパネルが開き、ネットワークエディタビューがその特定の依存関係に移動します。
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PDG内の数値アトリビュートをタイムスタンプまたはメモリとしてフラグを付けるサポートが追加されました。これは、ワークアイテムの
パネルの書式に影響します。
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パラメータエクスプレッション内に
@attrib構文を使用することで、辞書アトリビュートにアクセスできるようになりました。例えば、@dict.values.4のエクスプレッションは、“dict”辞書アトリビュート内の“values”配列からインデックス4にある値にアクセスします。 
API ¶
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PDGは、新しく追加されたpdg.attribType.Dictアトリビュートタイプを使用して辞書アトリビュートデータを格納できるようになりました。このタイプのアトリビュートは、1つ以上の辞書値を配列に格納することができます。その値の型自体はpdg.Dictionaryクラスを通じて設定/取得し、ジオメトリで使用されている辞書アトリビュートタイプと同じ書式でデータを格納します。辞書アトリビュートはC++とPythonからアクセスすることができます。
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PDGには、パラメータエクスプレッション内でPythonで記述できるように新しいpdg.attrib Pythonエクスプレッション関数が追加されました。これは、
pdgattrib(..)とpdgattribs(..)のパラメータエクスプレッション関数と同じ機能を持ち、アクティブなワークアイテムからアトリビュート値を照会します。 - 
        
        
PDGワークアイテムは、pdg.WorkItem.saveDictメソッドを使用してpdg.Dictionaryオブジェクトにシリアライズしたり、pdg.WorkItemHolder.addWorkItemFromDictを使用してデシリアライズできるようになりました。
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ワークアイテムを動的に生成するPDGプロセッサ系ノードは、単一アイテムから常に生成するのではなく、上流のワークアイテムのリストを使って呼び出されるようになりました。これは、グラフ評価ロジックが、パフォーマンスの最適化とほぼ同時に発生するワークアイテムの生成を統合できるからです。 ワークアイテムの実際の数は、上流ワークアイテムの合計数、その上流ワークアイテムのクックの頻度、グラフ自体の全体的な処理負荷などの様々な要因によって異なります。