IKソルバは停止角度(Rest Angle)を使って、ゴールを移動するときにジョイントをどのように曲げるのか決めます。例えば、肘まわりのボーンの停止角度を設定すれば、肘が曲げ方を制御することができます。

ボーン作成時は、停止角度(Rest Angle)は0, 0, 0です。(実際の角度はボーンのpre-transform値で定義しています。)

To...Do this

ボーンのRest Position(静止位置)を編集する

  1. Edit ▸ Objects ▸ Bone Kinematic Override: IK Rest Pose を選択します。

    これによって、ボーンチェーンに対するIKゴールのコントロールがオフになります。ボーンの回転すべてが停止角度(Rest Angle)に戻ります。

  2. TabメニューからTransformツールを選択します。

  3. 編集したいボーンを選択して、クリックで選択を終了します。

  4. Rを押して回転マニピュレータに切り替えます。ボーンを新しいRest Position(静止位置)に回転します。

  5. Edit ▸ Objects ▸ Bone Kinematic Override: None を選択して、ボーンチェーンのIKコントロールをオンに戻します。

    Poseツールを使ってボーンチェーンをポーズしてみると、ジョイントは以前と違った動きになるはずです。

ボーンの現在の角度を確認する

  • ネットワークエディタのボーンノード上でクリックします。

リグの構築