Houdini 19.0 Pyro

煙とPyroのシミュレーションのクラスタ化

選択したポイントジオメトリをソースとして使用することで、複数のコンテナによるクラスタ化(パーティション化)されたPyroシミュレーションを作成します。これは、大きなソースまたは疎らなソースに対して役立ち、シミュレーションをファーム上に分散させるのにも役立ちます。

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概要

クラスタ化 とは、大きいもしくは疎らに散らばった煙/Pyroのシミュレーションを1つの巨大なボックスではなく、複数の流体ボックス(重複可)に区分けすることを言います。

複数の小さいボックスを使うのには、メリットがあります:

  • マルチプロセッサやファーム上の複数マシンに分散させることができます。

  • 全体のシミュレーションの重要な部分以外の何もない空間を処理する必要がないので計算が速くなります。

  • 小さいボックスはより高い解像度、またはマルチ解像度にできるのに対し、1個の巨大なボックスでは通常はメモリ制限のために低解像度にする必要があります。

これらのツールで作成した複数のコンテナは、 別々のシミュレーションオブジェクトなのでお互い何も影響を与えません 。例えば、密度はコンテナから隣接するコンテナに移動することができません。これは煙と炎のシミュレーションでは通常は問題ありません。

ポイントソースからクラスタ化した煙/Pyroのシミュレーションの作成

  1. 放出したいオブジェクトを選択します。

  2. Pyro FX シェルフタブからSmoke ClusterまたはPyro Clusterをクリックします。

    • このツールは、objectname_sourcptsという名前の新しいネットワークを作成します。

    • その新しいネットワークには、入力ジオメトリのサーフェス上にポイントをばら撒くScatterノードが入っています。

    • それらのポイントは、Cluster Points SOPによって区分けされます。 このクラスタ化によって、“instance points”(煙/炎を放出するポイント)を操作するノードと“cluster points”(コンテナの中心点を決めるポイント)を操作するノードに分岐します。

    • “instance point”ブランチでは、Pyro SourceノードとAttribute Noiseノードを作成して、必要なPointアトリビュートに適切な値を設定します。この値がボリュームのラスター化に使用されます。

    • DOPネットワークでは、このツールは通常のPyroセットアップを作成します。Smoke ObjectCreate Objects From Points ( Instancing タブ)を有効にして、ジオメトリネットワークからクラスタポイントを取り込みます。

  3. コンテナの数を変更するには、ジオメトリネットワークに入って、Cluster Pointsノードを選択し、 Clusters パラメータを変更します。

See also

Pyro

Sparse(疎)Pyro

レガシーPyro