Houdini 19.5 シェルフツール

Collision Detect shelf tool

衝突を検出して反応します。

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概要

このツールは、POP Collision Detectノードを使って、衝突を検出して反応します。このツールを使えば、パーティクルがオブジェクトに当たった時に、パーティクルを移動させたり、パーティクルを殺したり、オブジェクトにパーティクルを引っ付けたり、パーティクルをオブジェクト上に滑らせることができます。

Tip

単純なRBD衝突であれば、POP SolverCollision Behavior タブのコントロールを使用することもできます。

跳ね返りは、Static ObjectRBDオブジェクトを使って操作します。

衝突検出の使い方

  1. LocationSourceのシェルフツールを使って、パーティクルシステムを作成します。

  2. パーティクルシステムが衝突するオブジェクトを作成します。

  3. Particles タブのCollision Detectツールをクリックします。

  4. 衝突検出用のオブジェクトを選択して、Enterを押します。

    特定のパラメータのヘルプは、Collision Detect POPノードのヘルプを参照してください。 Behavior タブのオプションを使えば、パーティクルがオブジェクトに当たった時のパーティクルの挙動を選択することができます。

    Note

    パーティクルの衝突からエフェクトをトリガーにしたいなら、 Move to Hit を有効にします。例えば、もっとたくさんのパーティクルを発生したいなら、当たった場所のパーティクルが必要で、フレームの最後の位置のパーティクルではありません。これを有効にすることで、パーティクルをその当たった場所に動かします。

    以下の例では、グリッドに当たったパーティクルが、そのグリッドに引っ付いて、赤色に変わっています。

  5. パーティクルが衝突オブジェクトを通過している場合、POP Solver DOPを選択して、 Min SubstepsMax Substeps を上げることで衝突検出を改善することができます。

See also

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル