Houdini 17.0 What’s new What was new in Houdini 16

What was new ネットワークエディタ

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New

  • Houdini16でネットワークエディタが完全に書き換えられて、見つけ易さ、使い易さ、便利さを追加し、そして長年抱えていた問題を解決しました。

  • 新しいアーキテクチャでは、パフォーマンス、ユーザー操作、今後の拡張性が良くなりました。

  • 見た目と使い勝手が完全に設計し直されました。

ノード

New

ノードリングは、ノード周辺に表示されるホバーメニューからInfoウィンドウやノードフラグにアクセスすることができます。これは、入門者にとってそのInfoウィンドウとフラグがわかりやすく、ネットワークをズームアウトしてもフラグを設定しやすいです。

New

ネットワークエディタは、色々なノード状態、例えば"warning(警告)"や"time dependent(時間依存)"を示したバッジをノード名の下に表示するようになりました。ネットワークエディタのDisplay Optionsから、バッジタイプの表示の有無、バッジタイプの大きさを選択することができます。

New

ネットワークエディタのノードの隣にノードのコメントを表示することができます。これにより、特にサンプルやデモファイルで、ノード名だけではわからないノードの目的を説明するのに役立ちます。

New

ノードをAltドラッグすることで、簡単にノードのコピーを作成できるようになりました。

New

ノードタイプは、(そのノード名と明らかに異なっている時に)ノード名の上側に表示されます。オプションでこれを無効にすることができます。

Improved

Infoウィンドウは、ノードをクリックすることで、一時的なウィンドウとしてアクセス可能です。ノードリング内のInfoボタンをクリックすれば、永続的なフローティングウィンドウとしてアクセス可能です。Infoウィンドウの内容は、すっきりと整理され、読みやすくなりました。

Infoウィンドウには、編集可能なコメントフィールドなどのインタラクティブな要素が含まれました。ノードパスは、クリック可能なリンクになっています。

ナビゲーション

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⌃ Ctrl+1〜5のキーを押すことで、現在のネットワーク位置とビューを記録した簡単で軽いクィックマークを設定することができます。 再度その数字のキーを押すと、そのクィックマークの位置とビューが呼び戻されます。

バッククォート`を押すと、最後のジャンプより前にいた場所にジャンプします(Fileノードの作成は、=キーになりました)。

Improved

Improved

ネットワークエディタでSpaceを押しながらまたはドラッグすると、パンとズームができます。

レイアウト

New

ノードを配置する時、既存ノードがそのノードと間隔を維持するように自動的に移動します。

New

ネットワークエディタは、ノードを配置またはドラッグした時に整列ガイドを表示します。

New

ジェスチャー駆動のレイアウトツールAを押しながらノードを上にドラッグすると、その上流の入力がそのノードに揃います。 Aを押しながらノードを下にドラッグすると、その下流の出力がそのノードに揃います(左にドラッグすると、入力が左に揃い、右にドラッグすると、出力が右に揃います)。 これによって、Lキーによるすべてのノードの再配置ではできないような配置の制御がしやすくなります。

接続

New

ドットを使ってワイヤー接続できるようになりました。

New

ノードをAltクリックすると、接続メニューが表示されます。これは、ズームアウトによってコネクタが小さすぎたり見えない時に役立ちます。

New

使いやすくて直感的な接続

New

Yを押したままドラッグでワイヤーを横切ると、それらのワイヤーの接続が切れます。

New

ノードの邪魔にならないように長いワイヤーがフェードアウトします。

Improved

コネクタ間をクリックで接続する以外の方法として、コネクタ間をドラッグで接続できるようになりました。

Improved

ワイヤーを複数選択することができます。ワイヤーを複数選択してから1つのコネクタに接続すると、その選択したワイヤーすべてがそのコネクタに接続されます。

Improved

既存のワイヤーを別のコネクタにドラッグすることができます。

Improved

ワイヤーとドットは選択可能、ドラッグ可能で、独自のコンテキストメニューを持っています。つまり、ワイヤーをまとめて選択して、それらをドラッグしたり⌦ Delを押すことで、それらのワイヤーを削除することができます。ワイヤーを右クリックして"Disconnect"を選択することもできます。ドットのコンテキストメニューを使用すれば、そこを通過しているワイヤーのどれかを引き出すことができます。

ネットワークの整理と注記

New

ネットワークにフローティング背景画像を追加することができます。画像をノードに紐付けることで、そのノードと一緒に画像が動かすことができます。

Improved

ネットボックスの操作性が、より直感的になりました。

ノードをネットボックス上にドラッグして、そのネットボックスがハイライトしたら、そのノードがその中に入ります。

ノードをネットボックスのエッジ側にドラッグすると、そのネットボックスが広がります。速くドラッグすると、ネットボックスからノードが外れます。

ネットボックスのタイトルバーをダブルクリックすれば、人にわかりやすいタイトル名を付けることができます(これは、ネットボックスの内部名ではありません。タイトルにスペースを入れることができます)。これを使用することで、ネットボックスを最小化した時に、その内容についてラベルを付けることができます。

Layout ▸ Resize network boxes to fit を使用すれば、ネットボックスのサイズをその内容に自動的に合わせることができます。

Improved

ステッキーノートのテキスト/背景のカラーとテキストサイズを変更できるようになりました。 背景を透明にし、テキストサイズを調整すれば、ネットワークエディタ内に大きなフローティングラベルを作成することができます。

UI

New

サイズ変更可能なパレットOverview

Improved

新しいネットワークエディタでは、新しいユーザーのために、以前は表示されなかった外観まわりの機能(例えば、パレット、タブメニュー、ツリービューなどの表示/非表示)がメニューとして追加されました。

Improved

ハンディージャンプメニューによってディペンデンシーを視覚的に表示することができます。

Unresolved

Houdiniで"Light"または"Pro"のカラースキームを選択しても、ネットワークエディタは"Dark"カラースキームのままになります。

変更点

Changed

ネットボックスとステッキーは、ネットワークエディタで内部名を表示しなくなりました。代わりに、ネットボックスには編集可能なタイトルが付きます。スクリプトを使えば、内部名を取得することができます。

Changed

使用頻度の少ない機能のホットキーのいくつか(特に単一キーのホットキー)が削除されました。これらの機能は、ペインメニューから使用できます。

Changed

ネットワークエディタのいくつかのホットキーが変更されました:

  • 1, 2, 3, 4, 5の数字キーは、クィックマークに使用されました。ネットワークタイプ別の新しいフラグホットキーに関しては、ノードフラグを参照してください。

  • =キーは、Fileノードを追加する唯一のホットキーとなりました。`キーは、クィックマークを使って以前のネットワーク/ビューに戻します。

  • ステッキーノートを追加するホットキーは、⌃ Ctrl + Pから⇧ Shift + Pに変更されました。

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