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Houdini16でネットワークエディタが完全に書き換えられて、見つけ易さ、使い易さ、便利さを追加し、そして長年抱えていた問題を解決しました。
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新しいアーキテクチャでは、パフォーマンス、ユーザー操作、今後の拡張性が良くなりました。
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見た目と使い勝手が完全に設計し直されました。
ノード
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ノードリングは、ノード周辺に表示されるホバーメニューからInfoウィンドウやノードフラグにアクセスすることができます。これは、入門者にとってそのInfoウィンドウとフラグがわかりやすく、ネットワークをズームアウトしてもフラグを設定しやすいです。
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ネットワークエディタは、色々なノード状態、例えば"warning(警告)"や"time dependent(時間依存)"を示したバッジをノード名の下に表示するようになりました。ネットワークエディタのDisplay Optionsから、バッジタイプの表示の有無、バッジタイプの大きさを選択することができます。
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ネットワークエディタのノードの隣にノードのコメントを表示することができます。これにより、特にサンプルやデモファイルで、ノード名だけではわからないノードの目的を説明するのに役立ちます。
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ノードをAltドラッグすることで、簡単にノードのコピーを作成できるようになりました。
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ノードタイプは、(そのノード名と明らかに異なっている時に)ノード名の上側に表示されます。オプションでこれを無効にすることができます。
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Infoウィンドウは、ノードをクリックすることで、一時的なウィンドウとしてアクセス可能です。ノードリング内のInfoボタンをクリックすれば、永続的なフローティングウィンドウとしてアクセス可能です。Infoウィンドウの内容は、すっきりと整理され、読みやすくなりました。
Infoウィンドウには、編集可能なコメントフィールドなどのインタラクティブな要素が含まれました。ノードパスは、クリック可能なリンクになっています。
ナビゲーション
レイアウト
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ノードを配置する時、既存ノードがそのノードと間隔を維持するように自動的に移動します。
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ネットワークエディタは、ノードを配置またはドラッグした時に整列ガイドを表示します。
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ジェスチャー駆動のレイアウトツール。 Aを押しながらノードを上にドラッグすると、その上流の入力がそのノードに揃います。 Aを押しながらノードを下にドラッグすると、その下流の出力がそのノードに揃います(左にドラッグすると、入力が左に揃い、右にドラッグすると、出力が右に揃います)。 これによって、Lキーによるすべてのノードの再配置ではできないような配置の制御がしやすくなります。
接続
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ドットを使ってワイヤー接続できるようになりました。
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ノードをAltクリックすると、接続メニューが表示されます。これは、ズームアウトによってコネクタが小さすぎたり見えない時に役立ちます。
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使いやすくて直感的な接続。
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Yを押したままドラッグでワイヤーを横切ると、それらのワイヤーの接続が切れます。
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ノードの邪魔にならないように長いワイヤーがフェードアウトします。
Improved
コネクタ間をクリックで接続する以外の方法として、コネクタ間をドラッグで接続できるようになりました。
Improved
ワイヤーを複数選択することができます。ワイヤーを複数選択してから1つのコネクタに接続すると、その選択したワイヤーすべてがそのコネクタに接続されます。
Improved
既存のワイヤーを別のコネクタにドラッグすることができます。
Improved
ワイヤーとドットは選択可能、ドラッグ可能で、独自のコンテキストメニューを持っています。つまり、ワイヤーをまとめて選択して、それらをドラッグしたり⌦ Delを押すことで、それらのワイヤーを削除することができます。ワイヤーを右クリックして"Disconnect"を選択することもできます。ドットのコンテキストメニューを使用すれば、そこを通過しているワイヤーのどれかを引き出すことができます。
ネットワークの整理と注記
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ネットワークにフローティング背景画像を追加することができます。画像をノードに紐付けることで、そのノードと一緒に画像が動かすことができます。
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ネットボックスの操作性が、より直感的になりました。
ノードをネットボックス上にドラッグして、そのネットボックスがハイライトしたら、そのノードがその中に入ります。
ノードをネットボックスのエッジ側にドラッグすると、そのネットボックスが広がります。速くドラッグすると、ネットボックスからノードが外れます。
ネットボックスのタイトルバーをダブルクリックすれば、人にわかりやすいタイトル名を付けることができます(これは、ネットボックスの内部名ではありません。タイトルにスペースを入れることができます)。これを使用することで、ネットボックスを最小化した時に、その内容についてラベルを付けることができます。
Layout ▸ Resize network boxes to fit を使用すれば、ネットボックスのサイズをその内容に自動的に合わせることができます。
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ステッキーノートのテキスト/背景のカラーとテキストサイズを変更できるようになりました。 背景を透明にし、テキストサイズを調整すれば、ネットワークエディタ内に大きなフローティングラベルを作成することができます。
UI
変更点
Changed
ネットボックスとステッキーは、ネットワークエディタで内部名を表示しなくなりました。代わりに、ネットボックスには編集可能なタイトルが付きます。スクリプトを使えば、内部名を取得することができます。
Changed
使用頻度の少ない機能のホットキーのいくつか(特に単一キーのホットキー)が削除されました。これらの機能は、ペインメニューから使用できます。