ginfo
は1つ以上のポリゴンファイルに関する統計情報を表示します。
-S
、-i
、-v
オプションは膨大なファイルでパフォーマンスに差が出てきます。900万もの頂点を持つ2.2 MBのプリミティブファイルでは次のようにパフォーマンスが違ってきます:
% time ginfo -S file.bgeo > /dev/null 0.04 seconds % time ginfo -i file.bgeo > /dev/null 6.12 seconds % time ginfo -v file.bgeo > /dev/null 12.52 seconds
オプション
-S
ファイルヘッダで利用可能な情報の概要を出力します。
-i
内部データ構造を作成しないでファイルを解読することでファイルの整合性をチェックします。
-v
ファイルからジオメトリを完全に読み込みます。
-s
出力を抑制します(終了ステータスでは成功を含みます)。
-u
書式を整えた出力を無効にします(要は、2,048という表示を2048にします)。
-I
組み込み属性すべてをリスト表示します。
-P
ジオメトリライブラリで登録されたプリミティブタイプをリスト表示します。
-B
レガシーGBポイントをビルドします(メモリデバッグ用)。
-T
完全なトポロジー情報を無効にします(メモリデバッグ用)。
-M
メモリの内訳を表示します。
-V
冗長性。デフォルトは0
。-V 1
では組み込み情報をより多く表示し、-V 2
は完全な組込み情報を表示します(-v
オプションと同じ)。