To...Do this

デフォルトレンダリングコントロールの設定

環境変数HOUDINI_DEFAULT_RIB_RENDERERを設定します。この変数の値は、サポートされているRIBレンダラーの1つです。

AIR用に選択する場合は、

export HOUDINI_DEFAULT_RIB_RENDERER=air4.0

または現在のバージョンで使われているものを設定します。

この変数が設定されると、VOPはshadedを使ってコンパイルします(AIRシェーダコンパイラとRenederMan出力ドライバにはAIR用の設定があります)。

"View: RenderMan"のセットアップ

AIR用に環境変数HOUDINI_VIEW_RMANを設定します。

export HOUDINI_VIEW_RMAN=air

この変数には、ビューポートから View: RenderMan を選択するときに実行されるコマンドを決めます。さらに、この変数はシェーダボール用に使われます。

シェーダパスの上書き

デフォルトでは、Houdiniはパスを、レンダーが必要とするデフォルトパスに設定します。変更したいのであれば、シェーダパスを2通りの方法で上書きすることができます。

  1. レンダリングパラメータを出力ドライバに追加してパスを設定する(好ましいメソッド)。

  2. 環境変数HOUDINI_RI_SHADERPATHを設定する。

Note

パスをカスタマイズする場合、ライトシェーダ用のパスには$HFS/ri_shadersを含めるべきです。 シェーダパスをそのままにすると、HoudiniはHOUDINI_PATHri_shadersという名前のディレクトリを探します。

オブジェクトパラメータのカスタマイズ

メインレンダラーとしてAIRを使っていれば、ジオメトリオブジェクト内のMantraパラメータすべてを見る必要はありません。あなたはHoudiniをカスタマイズできるので、AIR用のパラメータを見てください。

Mantraパラメータはジオメトリオブジェクト用作成スクリプト内に作成します。このスクリプトは$HH/scripts/obj/geo.cmdにあります。レンダリングプロパティを追加する行は以下の通りです。

opproperty -f -F Render $arg1 mantra9.0 default_geometry

デフォルトのパラメータを変更するには、以下のことをします:

  1. レンダラーに対して必要なプロパティを決めます。例:ri_rendersubdri_renderpointsri_computeNri_curvebasisri_motionfactor

  2. $HH/scripts/obj/geo.cmdのファイルをHOUDINI_PATHの頭の位置にコピーします(つまり、/houdini9.0/scripts/obj/geo.cmd)。

  3. スクリプトを編集して、oppropertyコマンドを置換します。

    opproperty -f -F Render $arg1 air4.0 ri_rendersubd
    opproperty -f -F Render $arg1 air4.0 ri_renderpoints
    opproperty -f -F Render $arg1 air4.0 ri_computeN
    opproperty -f -F Render $arg1 air4.0 ri_curvebasis
    opproperty -f -F Render $arg1 air4.0 ri_motionfactor
    など。
    
See also

レンダリング

Mantraユーザーガイド

基本

ライティング

次のステップ

導師レベル

他のレンダラー