Audio Panelはオーディオボリュームを設定し、リップシンク用アニメーションタイムラインで使用するオーディオ波形を持つCHOPを選択することができます。Audio Panelにアクセスするには、Windowsメニューから選択するか、またはAlt + Iを押します。

Note

このパネルはHoudiniがOSに提供しているオーディオを制御します。OSはデータをスピーカーに送る前に処理やボリューム調整をします。

オーディオ出力コントロール

Off

オーディオを再生しません。

Scrub

プレイバック時、タイムラインの時間軸を動かしている時にオーディオを再生します。

Global Animation OptionsPlayback/Integer Frame Values を無効にしたいことがあります。

オーディオのスクラブは、そのスクラブのステップが小さい時に精度が高いです。

以下のオプションのTimelineラジオボタンは、タイムラインに沿ってスクラブした時のオーディオの再生方法を制御します。

Repeat

スクラブしながら再生ヘッドを保持するとき、オーディはそのフレームまわりを繰り返します。

Sustain

ユーザーがスクラブを止めた後にオーディオがフェードアウトする時間を制御します。これは音に少しむらをもたせたいときに使います。

Rate

スクラブするフレーム周りで再生されるオーディオの長さを制御します。値を大きくするとオーディオの破裂が短くなります(30は1秒の1/30、45は1秒の1/45)。

Realtime

Time Slice をオンにしてCHOPを再生します(順再生のみ)。

Audio Output Delay

オーディオ出力に遅延を適用します。

Test

オーディオのタイムラインと関係なくオーディオを再生することができます。

VCR Controls

これらのボタンはプレイバーのボタンと同じです。詳細は、プレイバーを参照してください。

On Change Rewind

変更があるとオーディオを再起動します。

Mono

オーディオを1チャンネルのみで出力します。

Tie

左と右のチャンネルのボリュームをロックします(どちらかのチャンネルを変更すると他のチャンネルも変更されます)。このオプションをオフにすると、左と右のチャンネルを別々に設定することができます。

Meter

ライブ更新VUメーターをオンにします。

VU Meter

現在のCHOPオーディオ出力のボリュームを表示します。緑の領域は-1から+1までの出力を意味します。赤の領域は-1から+1までの出力を意味し、これは波形がはみ出していることを意味しています。

L and R

左側と右側のオーディオチャンネルのボリュームを制御します。 Tie チェックボックスがオンなら、スライダはロックされます。

CHOP

チャンネルオペレータ(CHOP)からオーディオ出力を取得します。 + アイコンをクリックしてネットワーク階層からCHOPを選択します。

File

音声ファイルからオーディオ出力を取得します。 + アイコンをクリックしてファイルを選択します。

Audio Second … is at Frame

オーディオソースが File の時、これらのオプションを使って音声ファイルをアニメーションと同期することができます。音声ファイルの出力を遅れて再生するには、 Audio Second オプションの値を増やします。アニメーションで出力を遅れて再生するには、 is at Frame オプションの値を増やします。

Tip

audiopanelHScriptコマンドを使って、オーディオ出力を制御することもできます。

ウィンドウ