FPS

Frames Per Secondは、Real Time再生を有効にした時のアニメーション再生のレートです。通常はアニメーションを始める前に一度だけアニメーションのFPSを設定します。その理由は、FPSを変更すると最後のキーフレームと新しいアニメーションの長さが一致しなくなるからです。アニメーション時間を修正したいときは、明示的にFPSを設定しなければなりません。

NTSCビデオのFPSレートは30で、PALビデオは25、フィルムは24です。

Tip

もし間違いをしてしまったら、後でFieldをPushup / Pulldownオペレーションと一緒に使ってレンダリング出力画像のシーケンスを修正し、異なるFPSに変換することができます。

Start / End

Startフィールドはアニメーションシーケンスの開始フレーム番号です。デフォルトの値は1です。

Endフィールドはアニメーションシーケンスの最後のフレーム番号です。

Snap Keys

すべてのキーを整数フレームにスナップします。これはchround -aと同等の機能です。

Restrict playback range to Start and End frames

このオプションをオンにすると、開始と終了の範囲内で時間フレームだけを設定することができます。例えば、範囲が1-240の時に、プレイバーを-43に設定すると失敗します。このチェックボックスをオフにすると、時間フレームに任意の値を設定することができます。

Show Range Slider

このオプションをオンにすると、 再生を視覚的に操作できるようにプレイバーの下にスライダが表示されます。

Show Audio

プレイバー上に現在のオーディオトラックを重ねて音声を波形を見ることができます。

Show Ticks

このオプションをオンにすると、プレイバーにフレーム番号を意味する目印が表示されます。

Show Keys

このオプションをオンにすると、現行オブジェクトのキーフレームプレイバー上に緑のマークとして表示します。

Audio Wave Scale

プレイバーに表示される音声の波形の高さを調整することができます。

Integer Frame Values

Houdiniは浮動小数点のフレーム番号($FF)で機能します。このオプションを有効にすると、フレーム番号の表示を整数($F)に丸めます。無効にすると、Houdiniは現行時間を任意の値、さらには正確なフレーム番号ではない端数の時間に設定することができます。

Step

フレームの増分値。例えば、2にすると、2フレーム毎に再生が行なわれます。

Realtime Playback

プレイバーでリアルタイム再生を有効にします。リアルタイム再生の挙動を制御するオプションが2つあります。

Maintain realtime playback, possibly skipping frames

このオプションはパーティクルシミュレーションの再生には向きません。これは任意でフレームを飛ばして計算をします。

Play every frame, but never faster than FPS

このオプションはパーティクルシミュレーションの再生に向いています。

ウィンドウ