Faqs
一般的なFAQ
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HQueueを実行するには、ライセンスは必要ですか?
いいえ。HQueueサーバーを動作させるのにライセンスは不要です。
しかしながら、HQueueファーム上でHoudiniジョブを実行するにはライセンスが必要です。特に、HQueueクライアントはHoudiniからサブミットされたジョブを処理する時にHoudini Engine(またはそれ同等。例えばHoudini FX)ライセンスやMantra Renderライセンスにアクセスできる必要があります。
HQueueライセンスの詳細は、ライセンス供与のセクションを参照してください。
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HQueueサーバーとHQueueクライアントのソフトウェア要件は何ですか?
HQueueサーバーとクライアントは、Windows, Mac OS X, Linuxでのみ動作します。これらには他のソフトウェアは必要ありません。
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HQueueサーバーとHQueueクライアントのハードウェア要件は何ですか?
HQueueサーバーのハードウェア要件は、ファームのクライアントの台数やクライアントで実行するジョブの数といったファームの規模によって異なります。手始めとして、HQueueサーバーには最低でも1GBのメモリと2Ghzの1CPUを推奨します。現時点では、HQueueサーバーは1CPUを使用します。
CPUとメモリの要件に加えて、HQueueサーバーは最低限のネットワークとI/Oリソースが必要です。
HQueueクライアントは、Mantraのレンダリングとダイナミックシミュレーションの実行に十分なハイスペックなハードウェアを必要とします。HQueueクライアントプロセスそのものは、CPUパワー、メモリ、I/O、ネットワークをあまり必要としません。
共有ネットワークフォルダは、クライアントマシンが同時にドライブに読み書きするのでボトルネックになります。共有フォルダは、高速なI/Oとネットワークのパフォーマンスがある専用マシンで用意することを推奨します。
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HQueueサーバーをワークステーション(ジョブをサブミットするマシン)にインストールすることは可能ですか?
はい。これは、規模が小さい個人的なファームに対しては推奨します。その理由は、HQueueサーバー専用だったマシンを解放すれば、それをレンダリングとシミュレーション専用のクライアントマシンにまわすことができるからです。
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HQueueサーバーを共有ネットワークフォルダのマシンにインストールすることは可能ですか?
はい。しかし中~大規模のファームでは推奨しません。クライアントマシンがレンダリングやシミュレーションをする時に膨大なI/Oリソースが必要になってくるからです。ファームに負荷がかかりすぎると、レンダリングとシミュレーションはHQueueサーバーのリソースの取り合いになってしまい、結果として、ジョブスケジュールが遅くなってしまいます。
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HQueueサーバーをクライアントとしてファームに追加することは可能ですか?
はい。しかし重いレンダリングやシミュレーションがそのクライアントマシンに割り当てられると、実行中のジョブがI/OとCPUのリソースを奪ってしまうので、サーバーのジョブスケジュールが遅くなります。
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HQueueサーバーに共有フォルダを登録する方法は?
共有フォルダをHQueueサーバーに登録するには、以下にあるサーバー設定ファイルを編集する必要があります:
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/opt/hqueue/hqserver.ini
(Linuxの場合) -
C:\HQueueServer\hqserver.ini
(Windowsの場合) -
/Library/HQServer/hqserver.ini
(Mac OS Xの場合)
設定ファイルをテキストエディタで開いて、以下のキーを修正します:
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hqserver.sharedNetwork.host
これを共有フォルダのマシンのネットワーク(DNS)名に設定します。
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hqserver.sharedNetwork.path.linux
(Linuxクライアントマシンがある場合のみのオプション)
これをホストマシンの共有フォルダパスに設定します。
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hqserver.sharedNetwork.mount.linux
(Linuxクライアントマシンがある場合のみのオプション)
これを共有フォルダをマウントしたいクライアントマシン上の場所に設定します。
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hqserver.sharedNetwork.path.windows
(Windowsクライアントマシンがある場合のみのオプション)
これをホストマシン上の共有フォルダの共有名に設定します。その共有フォルダがストレージエリアネットワーク(SAN)上にある場合、このフィールドを空っぽのままにしてください。
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hqserver.sharedNetwork.mount.windows
(Windowsクライアントマシンがある場合のみのオプション)
これを共有フォルダへマッピングしたいクライアント上のドライブ文字に設定します。
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hqserver.sharedNetwork.path.macosx
(Mac OS Xクライアントマシンがある場合のみのオプション)
これをホストマシンの共有フォルダパスに設定します。
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hqserver.sharedNetwork.mount.macosx
(Mac OS Xクライアントマシンがある場合のみのオプション)
これを共有フォルダをマウントしたいクライアントマシン上の場所に設定します。
共有フォルダを登録するためには、変更を設定ファイルに保存し、HQueueサーバープロセスを再起動します:
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HQueueにレンダリングやシミュレーションのジョブをサブミットする方法は?
ジョブをサブミットする方法を参照してください。
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$HQROOTって何ですか?
$HQROOT
とは、クライアントマシンに存在する環境変数で、共有フォルダのマウントポイントにマッピングされています。この変数は、HQueue Render ROPとHQueue Simulation ROPの Target HFS , Target HIP , Project Path パラメータで使用することができます。$HQROOT
は、プラットフォームに関係なくクライアントマシンが共有フォルダの場所を知るために使用します。例えば、LinuxとWindowsが混在したファームがあり、共有フォルダのマウントポイントがLinuxでは/mnt/hq
、WindowsではH:
に設定されているとします。 Target HFS パラメータを以下のように設定すると:$HQROOT/houdini_distros/hfs.$HQCLIENTARCH
Linuxマシンがジョブを実行する時は、
/mnt/hq/houdini_distros/hfs.linux-x86_64
の場所でHoudiniを見つけることができます。同様に、Windowsマシンがジョブを実行する時は、H:/houdini_distros/hfs.windows-x86_64
の場所でHoudiniを見つけることができます。$HQROOT
の値は、HQueueサーバーの設定ファイルに保存されています。HQueueサーバーに共有フォルダを登録する方法は?を参照してください。 -
$HQCLIENTARCHって何ですか?
$HQCLIENTARCH
とは、クライアントマシンに存在する環境変数で、クライアントのオペレーティングシステムとコンピュータのアーキテクチャが設定されています。この変数は、HQueue Render ROPとHQueue Simulation ROPのTarget HFS
パラメータで主に使用されますが、Target HIP
とProject Path
パラメータでも使用することができます。$HQCLIENTARCH
は、プラットフォームに関係なくクライアントマシンが共有フォルダのHoudiniの場所を知るために使用します。例えば、LinuxとWindowsが混在したファームがあるとします。Target HFS
パラメータを以下のように設定すると:$HQROOT/houdini_distros/hfs.$HQCLIENTARCH
Linuxマシンがジョブを実行する時は、
/mnt/hq/houdini_distros/hfs.linux-x86_64
($HQROOT
がLinuxでは/mnt/hq
に設定されているとします)の場所でHoudiniを見つけることができます。同様に、Windowsマシンがジョブを実行する時は、H:/houdini_distros/hfs.windows-x86_64
($HQROOT
がWindowsではH:
に設定されているとします)の場所でHoudiniを見つけることができます。$HQCLIENTARCH
の値は、以下のどれかです:-
linux-i686
→ 32-bit Linux -
linux-x86_64
→ 64-bit Linux -
windows-i686
→ 32-bit Windows -
windows-x86_64
→ 64-bit Windows -
macosx-i686
→ 32-bit Mac OSX -
macosx-x86_64
→ 64-bit Mac OSX
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Linux FAQ
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ファームにLinuxクライアントマシンを追加する方法は?
ファームにLinuxクライアントマシンを追加する方法は2通りあります:
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Houdiniインストーラースクリプトを使用する方法
Houdini Linux tar形式パッケージをダウンロードして、クライアントマシンでHoudiniインストーラースクリプトを実行します。インストール項目の選択から"HQueue Client"を選択して、他の項目をすべてオフにします。インストーラーの指示に従ってインストールを完了します。インストーラースクリプトは自動的にPythonをインストール場所にコピーすることに注意してくださ。
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HQueue Webインターフェースを使用する方法
HQueue Webインターフェース(http://<server_name>:5000)の CLIENTS ページに進み、"Add Clients"ボタンをクリックして、追加したいLinuxマシンを選択します。次のページでフォームを入力して、"Add Machines"をクリックするとインストールが実行されます。HQueue Webインターフェースからクライアントを追加する 前に 互換性のあるPythonディストリビューションがマシンにインストールされていなければならないことに注意してください。
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LinuxマシンのHQueueサーバーを再起動する方法は?
HQueueサーバーを再起動するには、サーバーマシン上でターミナルを開いて、以下のコマンドをタイプします:
cd /opt/hqueue ./scripts/hqserverd restart
/opt/hqueue
はHQueueサーバーのインストール場所です。 -
LinuxマシンのHQueueクライアントを再起動する方法は?
HQueueクライアントを再起動するには、HQueue Webインターフェースの CLIENTS ページに進み、クライアントの隣にあるチェックボックスをチェックして、ページの下部にあるRestartボタンをクリックします。
クライアントマシン上でターミナルを開いて、以下のコマンドをタイプすることで、HQueueクライアントを再起動することもできます:
cd /home/hquser/hqclient ./hqclientd restart
/home/hquser/hqclient
はHQueueクライアントのインストール場所です。 -
Linuxクライアントマシンの共有フォルダにHoudiniをインストールする方法は?
クライアントマシンにHoudiniをダウンロードします。ターミナルを開いて、以下のコマンドをタイプします:
# Houdini tar形式パッケージを解凍します。 tar zxf houdini-X.Y.ZZZ-linux_x86_64_gcc4.4.tar.gz # インストーラーのディレクトリに移動します。 cd houdini-X.Y.ZZZ-linux_x86_64_gcc4.4 # 共有フォルダにHoudiniをインストールするためにサイレントモードでHoudiniインストーラーを実行します。 # 共有フォルダが/mnt/hqにマウントされていると仮定します。 ./houdini.install --no-menus --no-license --no-install-bin-symlink --no-install-hfs-symlink --make-dir /mnt/hq/houdini_distros/hfsX.Y.ZZZ-linux-x86_64 # Houdiniのインストール場所にバージョンなしのシンボリックリンクを作成します。 # HQueueのレンダリングとシミュレーションのジョブは、デフォルトでは$HQROOT/houdini_distros/hfs.$HQCLIENTARCHにあるHoudiniを探します。 # 64ビットのLinuxマシンでは、$HQROOTは共有フォルダのマウントポイントにマップ、$HQCLIENTARCHはlinux-x86_64にマップしています。 cd /mnt/hq/houdini_distros ln -sf hfsX.Y.ZZZ-linux-x86_64 hfs.linux-x86_64
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HQueue Webインターフェースからクライアントを追加しようとすると"Connection Refused"エラーが起きます。この原因は何ですか?
HQueue Webインターフェースから"Add Client"の機能を使用すると、HQueueは、クライアントマシンにファイルを転送してクライアントコードをインストールするために、SSHを使ってクライアントマシンにリモート接続を試みます。
クライアントを追加しようとした時に"Connection Refused"エラーが起きた場合、サーバーがクライアントマシンにリモート接続できなかったことを意味しています。これは色々な原因で起こりますが、その原因は以下のことが考えられます:
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ユーザ名とパスワードが正しくない。
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クライアントマシンでリモート接続を拒否するファイアーウォールが設定されている。
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指定したユーザアカウントが、クライアントマシンにリモート接続する権限がない。例えば、Ubuntuの新しいバージョンでは、デフォルトでrootアカウントがマシンにリモートログインするためのSSHを使用する権限がありません。
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SSHパッケージがクライアントマシンにインストールされていない。
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LinuxマシンのHQueueクライアントをアンインストールする方法は?
HQueueクライアントをアンインストールするには、ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します:
# HQueueクライアントコードを停止してアンインストールします。 # クライアントが/home/hquser/hqclientにインストールされていると仮定します。 # そうでなければ、以下のコマンドのインストールパスをそれに応じて調整してください。 sudo /home/hquser/hqclient/hqclientd stop sudo rm -rf /home/hquser/hqclient # 自動マウント設定ファイルの/etc/fstabをテキストエディタで開きます。 # "/mnt/hq"を含む行を削除します。 # クライアントをインストールした時に共有フォルダをマウントするようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo gedit /etc/fstab # 共有フォルダのマウントを解除します。 # クライアントをインストールした時に共有フォルダをマウントするようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo umount -l /mnt/hq # HQueueユーザを削除します。 # クライアントをインストールした時に`hquser`ユーザアカウントを作成するようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo /usr/sbin/userdel hquser sudo rm -rf /home/hqclient # HQueueユーザグループを削除します。 # クライアントをインストールした時に`hquser`ユーザアカウントを作成するようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo /usr/sbin/groupdel hqgroup
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HQueue WebインターフェースからLinuxクライアントを追加しようとすると'Could not execute install script. sudo: sorry, you must have a tty to run sudo'エラーが起きるのですが?
このエラーは、マシンのLinuxオペレーティングシステムがリモート接続からの管理者レベルのコマンドの実行を制限していることを意味しています。この制限を解除するには、rootアカウントでLinuxマシンにログインして、
/etc/sudoers
ファイルを開きます。そして、"Default requiretty"の行をコメントにします。ファイルを保存して閉じてから、HQueue WebインターフェースからマシンをHQueueに追加してください。マシンをHQueueに追加した後は、
/etc/sudoers
の"Default requiretty"のコメントを外して保存して閉じれば、その制限を戻すことができます。
Windows FAQ
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ファームにWindowsクライアントマシンを追加する方法は?
WindowsのHoudiniインストーラーをダウンロードして、クライアントマシン上で実行ファイルを実行します。インストール項目の選択から、"HQueue Client"を選択して、他の項目をすべてオフにします。インストーラーの指示に従ってインストールを完了します。
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WindowsマシンのHQueueサーバーを再起動する方法は?
スタートメニュー->プログラム->管理ツール->サービスで、HQueueServerサービスをクリックして、再起動を選択します。
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WindowsマシンのHQueueクライアントを再起動する方法は?
スタートメニュー->プログラム->管理ツール->サービスで、HQueueClientサービスをクリックして、再起動を選択します。
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Windowsクライアントマシンの共有フォルダにHoudiniをインストールする方法は?
クライアントマシンにHoudiniをダウンロードします。コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドをタイプします:
# 共有フォルダにHoudiniをインストールするためにサイレントモードでHoudiniインストーラーを実行します。 # 共有フォルダがH:にマップされていると仮定します。 # # HQueueのレンダリングとシミュレーションのジョブは、デフォルトでは$HQROOT/houdini_distros/hfs.$HQCLIENTARCH # にあるHoudiniを探します。 # 64ビットのWindowsマシンでは、$HQROOTは、共有フォルダのマウントポイントにマップ、$HQCLIENTARCHはwindows-x86_64にマップしています。 start /WAIT houdini-X.Y.ZZZ-win64-vc9.exe /S /MainApp=Yes /InstallDir=H:\houdini_distros\hfs.windows-x86_64 /ApprenticeLicensing=No /DesktopIcon=No /FileAssociations=No /HoudiniServer=No /HQueueServer=No /HQueueClient=No /IndustryFileAssociations=No /LicenseServer=No /Registry=No /StartMenu=No
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WindowsマシンのHQueueクライアントをアンインストールする方法は?
Windowsのエクスプローラー(スタートメニューでクリックして、"エクスプローラーを開く"を選択)を開いて、HQueueクライアントがインストールされているフォルダに移動します。デフォルトのインストールフォルダは、
C:\HQueueClient
です。Uninstall HQueue Client.exe
ファイルをダブルクリックして、アンインストーラーの指示に従えば、クライアントをアンインストールすることができます。 -
ジョブをWindowsクライアントマシンで実行すると、'Access is denied'で失敗します。この問題を解決する方法は?
ジョブの出力の前方あたりで'Access is denied'エラーがあれば、HQueueクライアントは共有フォルダのファイルにアクセスできなかったことを意味しています。 これを解決するには、HQueue Clientサービスを実行しているユーザアカウントを、あなたがログインしているWindowsユーザアカウントに変更してみてください。
Windowsサービス(コントロールパネル → 管理ツール → サービス)を開き、そのリスト内のHQueue Clientサービスを選択します。そのサービスを右クリックして、プロパティを選択します。
そのプロパティダイアログで、ログオンタブを選択し、"アカウント:"ラジオボタンを選択します。ユーザアカウントとパスワードを、あなたのWindowsアカウントとパスワードに変更します。OKをクリックして、その変更を保存し、ダイアログを閉じます。
次に、HQueue Clientサービスをクリックして、再起動を選択し、そのサービスを再起動させます。
Mac OSX FAQ
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ファームにMac OS Xクライアントマシンを追加する方法は?
HQueue Webインターフェース(http://<server_name>:5000)の CLIENTS ページに進み、"Add Clients"ボタンをクリックして、追加したいMac OS Xマシンを選択します。次のページでフォームを入力して、"Add Machines"をクリックするとインストールが実行されます。
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Mac OS XマシンのHQueueサーバーを再起動する方法は?
HQueueサーバーを再起動するには、サーバーマシン上でTerminal appを開いて、以下のコマンドをタイプします:
launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqserver.plist launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqserver.plist
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Mac OS XマシンのHQueueクライアントを再起動する方法は?
HQueueクライアントを再起動するには、クライアントマシン上でTerminal appを開いて、以下のコマンドをタイプします:
launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist
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Mac OS Xマシンの共有フォルダにHoudiniをインストールする方法は?
クライアントマシンにHoudiniをダウンロードします。まず、インストーラーを使ってHoudiniをローカルフォルダにインストールする必要があります。 Houdiniをインストールした後は、クライアントマシン上でTerminal appを開いて、以下のようにタイプします:
# Houdini distroを共有フォルダにコピーします。 # ここでは、その共有フォルダが/Volumes/hqにマウントされていると仮定します。 cp -a /Applications/Houdini/HoudiniX.Y.ZZZ /Volumes/hq/houdini_distros/. # Houdini distroにバージョンなしのシンボリックリンクを作成します。 # HQueueのレンダリングとシミュレーションのジョブは、デフォルトでは # $HQROOT/houdini_distros/hfs.$HQCLIENTARCHにあるHoudiniを探します。 # 64ビットのMac OSXマシンでは、$HQROOTは共有フォルダのマウントポイントに、$HQCLIENTARCHはmacosx-x86_64にマップされます。 cd /Volumes/hq/houdini_distros rm -f hfs.macosx-x86_64 ln -sf HoudiniX.Y.ZZZ/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources hfs.macosx-x86_64
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HQueue Webインターフェースからクライアントを追加しようとすると"Connection Refused"エラーが起きます。この原因は何ですか?
HQueue Webインターフェースから"Add Client"の機能を使用すると、HQueueは、クライアントマシンにファイルを転送してクライアントコードをインストールするために、SSHを使ってクライアントマシンにリモート接続を試みます。
クライアントを追加しようとした時に"Connection Refused"エラーが起きた場合、サーバーがクライアントマシンにリモート接続できなかったことを意味しています。これは色々な原因で起こりますが、その原因は以下のことが考えられます:
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ユーザ名とパスワードが正しくない。
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クライアントマシンでリモート接続を拒否するファイアーウォールが設定されている。
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指定したユーザアカウントが、クライアントマシンにリモート接続する権限がない。これを修正するには、クライアントマシン上でシステム環境設定を開きます。共有アイコンをクリックして、共有ダイアログのリストから"リモートログイン"にチェックを付けてください。
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Mac OS XマシンのHQueueクライアントをアンインストールする方法は?
HQueueクライアントをアンインストールするには、Terminal appを開いて、以下のコマンドを実行します:
# launchctlを使ってHQueueクライアントサービスを停止して、アンインストールします。 sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist sudo rm -f /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist # HQueueクライアントコードをアンインストールします。 sudo rm -rf /Library/HQClient # 自動マウント設定ファイルの/etc/auto_masterをテキストエディタで開きます。 # "auto_hqshared"を含む行を削除します。 # クライアントをインストールした時に共有フォルダをマウントするようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo open /etc/auto_master # 共有フォルダのマウントを解除します。 # クライアントをインストールした時に共有フォルダをマウントするようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo rm -f /etc/auto_hqshared* sudo automount -vc # HQueueユーザグループを削除します。 # クライアントをインストールした時に`hquser`ユーザアカウントを作成するようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo dscl . delete /Groups/hqgroup # HQueueユーザを削除します。 # クライアントをインストールした時に`hquser`ユーザアカウントを作成するようにしている場合のみ、 # これをする必要があります。 sudo dscl . delete /Users/hquser rm -rf /Users/hquser
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ジョブをMac OS Xクライアントマシンで実行すると、'Permission denied'エラーで失敗します。この問題を解決する方法は?
ジョブの出力の前方あたりで'Permission denied'エラーがあれば、HQueueクライアントは共有フォルダのファイルにアクセスできなかったことを意味しています。 これを解決するには、HQueue Clientサービスを実行しているユーザアカウントを、デフォルトの'hquser'から、あなたがログインしているMac OS Xアカウントに変更してみてください。
例えば、そのアカウントを'MyUser'に変更したいとします。まず、
/Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist
をテキストエディタで開き、以下の行を特定します:<string>hquser</string>
そして、それを以下の行に置換します:
<string>MyUser</string>
ファイルを保存して、Terminal appを開きます。Terminal appで、以下のコマンドを実行します:
# HQueue Clientサービスを停止します。 sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist # HQueue Clientファイルの所有権をMyUserに変更します。 sudo chown -R MyUser /Library/HQClient sudo chown -R MyUser /Library/Logs/HQClient # HQueue Clientサービスを起動します。 sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.hqclient.plist
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HQueueウェブインターフェースを使ってファーム上にMac OSXクライアントマシンを追加すると失敗します。この解決策はありますか?
HQueueがファーム上にMac OSXクライアントを追加して失敗した時に、'Invalid username or password'または同様のエラーメッセージを返したら、その問題の原因は、リモートログインアクセス設定に制限がされていることが考えられます。
この問題を解決するには、そのMac OSXマシンでシステム環境設定を開いて、共有を選択します。次に、リモートログインのチェックボックスを有効にします。最後に、リモートログインを選択してから、'アクセスを許可'オプションを'すべてのユーザ'に設定します。
そのMac OSXマシンをファーム上に追加した後は、そのリモートログイン設定を前の設定に戻すことができます。