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概要 ¶
Houdiniはジオメトリをディスクに.geoまたは.bgeoフォーマットで保存することができます。.geoはASCIIフォーマットで、.bgeoはサイズがコンパクトなバイナリフォーマットです。ジオメトリファイルを処理するのに何らかの理由で外部スクリプトを使わない限り、拡張子は.bgeoでジオメトリファイルを保存します。
(.geoファイルフォーマットは、このドキュメントを参照してください)
Tip
Fileサーフェスノードは、保存したシミュレーション状態ファイル(
.sim)から直接ジオメトリファイルを読み込むことができます。詳細は、Fileノードを参照してください。
エクスポート ¶
| To... | Do this |
|---|---|
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1回限りのアクションとしてノードのジオメトリを保存する |
ネットワークエディタで、 サーフェスノードを |
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クッキングされる度にジオメトリが書き出されるようにFileノードをセットアップする |
以下のキャッシュ化の章も参照してください。 |
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レンダー依存ネットワークの一部としてジオメトリの書き出しをセットアップする |
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インポート ¶
| To... | Do this |
|---|---|
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ジオメトリを新しいオブジェクトにインポートする |
File ▸ Import ▸ Geometry を選択します。 これによって、ジオメトリを読み込む |
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ジオメトリをジオメトリネットワークにインポートする |
Tip ネットワークエディタで`(USキーボードの⇥ Tabキーの上にあるバッククォート)を押すと、ジオメトリファイルを選択するダイアログが開き、自動的にネットワークに |
ジオメトリのキャッシュ化 ¶
Fileノードは、ノードがクッキングされる1回目にジオメトリを書き出し、それ以降は、ディスクキャッシュの単純な方式で保存したジオメトリが使われます。キャッシュを更新するには、ディスクのファイルを削除します。
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ネットワークエディタに
Fileノードを追加して、ジオメトリネットワークをその入力に接続します。
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ノードのパラメータで、 File Mode を Automatic に設定します。
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Geometry File に書き出すファイルを設定します。
ジオメトリがアニメーションするなら、ファイル名に$Fを含めることで、フレーム毎に別ファイルが書き出されます。
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Fileノードの出力にノードを追加すると、キャッシュ化したジオメトリが処理されます。
.simと.simdataの取り扱い ¶
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ボリュームプリミティブとしてのSDFは、
.bgeoファイルに保存することができます。それらのSDFは反転した状態でビューポートに表示されます。その理由は、デフォルトのフォグの外側の領域が不透明だからです。 とはいえ、Primitive SOPを使用することで、それらの可視化を Iso Surface に設定することができます。
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.simは多くのシミュレーションオブジェクトとそれらに追加されたデータを保存します。.simdataは、それらのシミュレーションオブジェクトに追加されたデータだけを保存します。 -
.simフォーマットにSDFを作成し、それらのSDFを.simdataとして保存することができます。このフォーマットは、ほぼDOP固有のフォーマットですが、File SOPで
.simと.simdataを読み込むことができます。 -
Isooffset SOPは
.simdataファイルのみを保存します。File DOPは
.simファイルを保存します。File Data DOPは
.simdataファイルを保存します。DOP Networkのチェックポイントオプションは.simファイルを保存します。Dynamics出力ドライバは
.simファイルを保存します。 -
Isooffsetは
.simではなく.simdataを読み込みます。File SOPは
.simと.simdataを読み込みます。 -
Dynamics ROPは
.simを作成します。 -
File SOPを使用すれば、
DOP Import SOPで参照されている
.simから直接SDFを読み込むことができます。File SOPに
.simを指定すると、読み込むオブジェクトマスクとデータパスのロックが解除されます。 -
SDFを
.simに変換するには、Isooffset SOPでそれを Volume Sample し、Writeモードを使用します。これは、RBD Collisionキャッシュで使用するのに適した
.simdataを作成します。