Since 17.5

パラメータ

Cook Controls

Generate Static Work Items

TOPネットワーク内のすべてのノード内に静的なワークアイテムを生成します。 どのワークアイテムもクックされず、動的ノードも何もしません。

Cook Output Node

TOPネットワーク内の出力ノードとそこに接続されているDirty(変更あり)ノードをクックします。 TOPネットワーク内の すべて のノードを再クックしたいのであれば、まず最初に Dirty All をクリックしてから、このボタンをクリックしてください。

Dirty All

TOPネットワーク内のすべてのTOPノード内のすべてのワークアイテムをDirty(変更あり)にして、それらすべてのノードが再クックを必要とすることをマークします。

Cancel Cook

TOPネットワーク内のノードが現在クック中の場合、それらのクックをキャンセルします。

Note

TOPネットワーク用コントロールは、どのノードにも追加することができます。詳細は、TOPネットワークのクックコントロールを任意のノードに追加する方法を参照してください。

Attributes and Checkpointing

Checkpoint Format

グラフのチェックポイントフォーマットを決めます。 デフォルトでは、グラフはJSONベースのファイルフォーマットを使用しますが、古いタスクグラフファイルが読み込めるように、廃止されたPythonファイルフォーマットが今でもサポートされています。

Save Graph Attributes to .hip

有効にすると、タスクグラフ上に格納されているすべてのグローバルアトリビュートが.hipファイルに保存されます。 これによって、次回にその.hipを開いた時に、それらのグローバルアトリビュートがまだタスクグラフ上で利用可能になります。

JSON Checkpoint Format

Checkpoint File

保存/読み込みするJSONファイルのパスを指定します。 これは Load Checkpoint ボタンで使用され、 Checkpoint Rate が有効な時にネットワークが自動保存するファイルです。

Load Checkpoint

TOPネットワークをDirty(変更あり)にして、 Checkpoint File パラメータで指定されたJSONチェックポイントファイルを読み込みます。

Load Checkpoint

シーンをロードした時にチェックポイントファイルを自動的に読み込むかどうかを決めます。

Checkpoint Rate

有効にすると、TOPは、グラフチェックポイントを定期的にディスクに保存します。 このチェックポイントレートは、ワークアイテムのオペレーション数で指定します。 例えば、デフォルトのレートの10は、10個のワークアイテムが生成されたり、修正されたり、状態が変更される度にグラフを保存します。 グラフがクックを終了すると、最終チェックポイントが常に書き出されます。 このパラメータを無効にすると、チェックポイントはディスクに書き出されません。

Python Checkpoint Format

Save Checkpoint

TOPネットワーク内のすべてのワークアイテムの状態を外部ファイルに保存します。 Load Checkpoint ボタンを使用してその外部ファイルを読み込むことで、それらのワークアイテムの状態を復元することができます。 このタスクグラフは、 Checkpoint File パラメータで指定されたパスに保存されます。

Load Checkpoint

TOPネットワークをDirty(変更あり)にして、 Task Graph File パラメータで指定されたタスクグラフファイルを読み込みます。

Checkpoint File

Save/Loadするタスクグラフキャッシュファイルのパスを指定します。 これは、 Save Checkpoint ボタンと Load Checkpoint ボタンで使用され、 Checkpoint Rate が有効な時にネットワークが自動保存する場所です。

Checkpoint Rate

有効にすると、TOPsが定期的にタスクグラフを保存します。 この保存間隔の単位は秒です。例えば、デフォルトの10は、10秒おきにグラフを保存します。 これは、完全にクックされた状態の大きなグラフを“チェックポイント”するのに役立ちます。

Work Items and Scheduling

Default TOP Scheduler

TOPノード自体にスケジューラのオーバーライドがない限り、TOPネットワーク内のすべてのTOPノードで使用されるデフォルトのスケジューラノードを指定します。

ここには相対ノードパスを指定することができます。 そのため、スケジューラは(サブネット内ではなく)ネットワーク内の“メインレベル”にあることが多いので、スケジューラの ノード名 (例えば、localschedulerhqueuescheduler)を入力するだけで済みます。

Default Item Label

有効にすると、Use Default Labelが設定されたプロセッサによって生成されたTOPネットワーク内のワークアイテムに割り当てられるラベルを指定することができます。

On Node Recook

ノードが変更された後にそのノードを再クックした場合のワークアイテムに対する処理内容を決めます。 デフォルトでは、PDGはノード内にワークアイテムを再生成し、そのノード上のパラメータに合うようにワークアイテムのアトリビュート値を更新し、既存の出力キャッシュを無効化します。

Update Work Items and Invalidate Caches

デフォルトの挙動。TOPノードを再クックすると、そのワークアイテムは、そのノード上のパラメータに合うように更新されます。 プロセス内で変更されたワークアイテムの出力ファイルは無効化されます。

Update Work Items Only

ワークアイテム上のアトリビュートは、そのノード上のパラメータに合うように更新されますが、出力キャッシュファイルは 無効化されません

Ignore Changes

ノードは自動的に 再クックされません 。 ワークアイテムは、ノードを明示的にDirty(変更あり)にしない限りはそのままになります。

Evaluation Time

アクティブなワークアイテムを持たないTOPネットワーク内のパラメータを評価する時に使用される時間の値を決めます。 特定のワークアイテムに対してパラメータが評価される場合、そのワークアイテムのフレームがそのパラメータの評価時間を決めます。

Network Cook Time

TOPネットワークが最初にクックを開始した時に設定された時間の値を使用してパラメータが評価されます。 ネットワークがクック中に現行時間を変更しても、パラメータ評価には影響しません。

Global Start Time

現在の評価時間に関係なく、グローバルの開始フレーム/時間の値を使用してパラメータが評価されます。

Custom

Custom Time パラメータで指定された特定の時間の値でパラメータが評価されます。

Custom Time

アクティブなワークアイテムを持たないTOPネットワーク内のパラメータを評価する時に使用される時間の値を指定します。

このパラメータは、 Evaluation TimeCustom に設定されている場合にのみ利用可能です。

Save Scene File if Required

このパラメータを有効にすると、PDGは、まだ保存されていない変更があって、グラフ内のワークアイテムが現在の.hipファイルを使用している場合、クック前にその.hipファイルを保存します。 このパラメータを無効にすると、シーンファイルは自動的に保存されません。

シーンファイルを保存する前にダイアログが表示されますが、そのダイアログにも今後のクックでその選択をデフォルトにするかどうかのオプションがあります。

ネットワークマネージャ