Houdini 20.5 シェルフツール

Camera shelf tool

カメラをシーンに追加します。シェルフツールをCtrlクリックすることで、現行ビューからカメラを作成することができます。

ビューアにカメラを配置する

3通りの方法でシーンビューにカメラを配置することができます。シーンビューでカメラをドラッグするか、パラメータエディタの値を変更することで、カメラを動かすことができます。

To...Do this

シーンビューの指定した位置にカメラを配置する

  1. Lights and Cameras タブからCameraをクリックします。

  2. カーソルをシーンビューに動かします。

    ⇧ Shiftを押しながらカーソルを動かすと、基準平面からカメラを離すことができます。

  3. シーンビューのどこかをクリックして、カメラを配置します。

カメラを原点に配置する

  1. Lights and Cameras タブからCameraをクリックします。

  2. カーソルをシーンビューに動かし、Enterを押すと、カメラが原点に配置されます。

視点にカメラを配置する

  1. Lights and Cameras タブからCamera⌃ Ctrlクリックします。

  2. ハンドルやパラメータエディタの値を編集することで、Cameraシーンビューの好きな位置に動かすことができます。

カメラが視点の時、シーンビューに表示されるハンドルを使ってカメラの向きや範囲を設定します。

ハンドル

シーンビューでカメラをクリックすると、カメラとライトのマニピュレータハンドルオプションを選択することができます。カメラ固有のハンドルは、フォーカスハンドルとフラスタム(視野角錐台)ハンドルの2つです。

Frustum Handle

クリップ平面のニア平面とファー平面そして焦点距離を設定することができます。

Focus Handle

深度マップフォーカスを制御することができます。

ビューキーによるカメラの移動

  1. 上記のように視点にカメラを配置します。他にも、既に作成したカメラを視点にするには、カメラメニューからカメラを選択します。

  2. ビューの右側のツールバーにある Lock camera/light to the viewボタンをクリックして、カメラをビューにロックします。カメラメニューの Tie View To Camera/Light をオンにすることでもカメラをビューにロックすることができます。

  3. タンブル、トラック、ドリーのキーを使って、カメラを動かします。

  4. カメラのロックを解除してカメラを動かします。

カメラがオブジェクトに向くようにする(Solaris)

  1. オブジェクトを作成します。

  2. Camera LOPを作成します。

  3. そのCamera LOPの Transform ▸ Constraints セクションを開いて、 Eanble Look At を有効にします。

  4. Scene Graph Treeから、カメラが向くオブジェクトを Look At Primitive フィールドまでドラッグして、接続を確立します。

カメラがオブジェクトに向くようにする(SOPs)

  1. オブジェクトを作成します。

  2. カメラを作成します。

  3. Modify シェルフタブの Look At ツールをクリックします。

  4. カメラが向くオブジェクトを選択してEnterを押します。

他にも、パラメータエディタTransform タブにある Enable Constraints を有効にすることで、カメラがオブジェクトに向くようにすることができます。 そこにあるボタンをクリックして表示されるメニューから Look-at を選択します。

このサンプルシーンを見たいのであれば、Constraint Lookat CHOP内部 ヘルプカードを開いてください(例えば、Constraint Lookat CHOPを追加して、そのノードを右クリックして表示されるコンテキストメニューから Help を選択)。 そのヘルプページの下部に、LookAtTargetAndOffsetサンプルファイルが見つかります。 Launch をクリックすると、新しいHoudiniインスタンスにそのファイルが直接読み込まれます。 そこで提案されているワークフローはカメラでも有効です。

See also

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル