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FEM拘束

  • FEM Slide Constraint DOPノードに新しく追加されたConnection Modelパラメータオプションを使用することで、ポリゴンや四面体に対して片面 または 両面のスライド拘束を作成することができます。片面スライド拘束は、FEMオブジェクトを他のオブジェクトに(吸引なしで) 反発 または(反発なしで) 吸引 させたい時に非常に役立ちます。他にも片面スライド拘束は、FEMオブジェクトのコリジョン制御の代わりとして実際にうまく使うこともできます。

  • FEM Slide Constraint DOPノードや FEM Attach Constraint DOPノードに新しく追加されたFilterパラメータを使用することで、ソースポイントからターゲット位置へのリンクの生成を制限することができます。

  • FEM Slide Constraint DOPノードと FEM Attach Constraint DOPノードは、ハード拘束されたポイントをソースとして受け取ることができるようになりました。これによって、アニメーションオブジェクトをハード拘束FEMオブジェクトとして使用したい場合にFEMでもっと良い拘束セットアップができるようになります。

  • FEMシェルフに新しく追加されたAttach Points to Target Objectシェルフツールを使用することで、 FEM Attach Constraint DOP拘束を作成することができます。

  • FEMシェルフに新しく追加されたSlide Points against Target Objectシェルフツールを使用することで、 FEM Slide Constraint DOP拘束を作成することができます。

FEMソルバ

  • FEM Solver DOPノードは、アニメーションするポイントレベルのRestポジションだけでなく、アニメーションする頂点レベルのRestポジションにも対応しました。他にも、Allow Changing Restが有効になっていると、restPアトリビュートはVertexアトリビュートでもPointアトリビュートでも認識されるようになりました。

  • FEM Solver DOPノードは、Stable Neo-Hookean Variant材料モデルを使ってアニメーションRestシェイプを使用できるようになりました。この機能が使えるようにするには、Allow Changing Restを有効にする必要があります。

四面体

  • Convert Tets SOPノードに新しく追加されたKeep Primitivesパラメータは、入力プリミティブを保持することができます。これによって、簡単で効率的にポリゴンスキンを既存の四面体メッシュに取り付けることができます。

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