PixarのRenderManには、Houdiniの i3d (Image 3D)ファイルに類似したbrickmapファイルフォーマットがあります。
Brick Map Generator ROPを使用すると、HoudiniボリュームプリミティブをPixar brickmapファイルに変換できます。
Brick Map Generator ROPは、hbrickmap
コマンドラインツールのラッパーです。
パラメータ
Render
最後のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。
Render Control
レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なレンダーコントロールダイアログを開きます。
Render with Take
レンダリング時に、指定したテイク内の設定を使います。現行テイクを使うのであれば、 Current を選択します。
Valid Frame Range
Render Frame Range または Render Frame Range Only に設定した時に、レンダリングするフレームを制限します。
Render any frame
レンダラーがどのフレームもレンダリングすることができます。
Render frame range
以下に設定した範囲のフレームのみをレンダリングしますが、その範囲内のフレームが他の範囲のフレームを参照していれば、レンダラーがその他の範囲のフレームをレンダリングすることができます。
Render frame range only (strict)
以下に設定した範囲のフレームのみをレンダリングし、その範囲内のフレームが他の範囲のフレームを参照していても、レンダラーがその他の範囲のフレームをレンダリングすることができません。
Start/End/Inc
レンダリングするフレーム範囲を指定します(開始フレーム、終了フレーム、増分値)。 すべての値に浮動小数点を指定することができます。フレーム範囲は、その値を含みます。
これらのパラメータは、出力ドライバのローカル変数の値を決めます。
$NRENDER
出力ドライバでレンダリングされるフレームの数。
$N
レンダリング中の現行フレーム(1から$NRENDER
)。
Output File
生成するbrickmapの名前です。
Operation
brickmapファイルに変換するソースジオメトリのタイプです。 これは、ディスク上の.i3d ファイル、ボリュームプリミティブを含むディスクファイル、またはボリュームプリミティブを含むSOPのいずれかになります。
I3D File
brickmapファイルに変換するソースi3dファイルです。
Geometry File
brickmapファイルに変換するソースジオメトリファイルです。
SOP
brickmapファイルに変換するボリュームジオメトリSOPです。
Point Cloud File
中間Point Cloudファイルを保存します(Pixarの .ptcフォーマット)。
Volume Filter
ボリュームプリミティブの評価に使用されるフィルターです。
Volume Filter Width
ボリュームプリミティブの評価に使用されるフィルター幅です。
Create Os from Density
ボリュームプリミティブ/i3dファイルの密度(density)チャンネルに基づいて、brickmapにOsチャンネルを自動的に作成します。