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OpenGL出力オペレータはシステムにあるグラフィックハードウェアを使ってシーンをレンダリングします。 3Dビューポートレンダラーを使いますが、ハンドルやガイド、または他のデコレーションはレンダリングしません。 制限された表示オプションセットはパラメータとして用意されています。 このオペレータは、hbatchやhythonのようなノングラフィカルアプリケーションで使用できます。
Note
この出力ドライバからレンダリングするには、GL3.3が利用可能なグラフィックスデバイスがシステム上になければなりません。
パラメータ
Render
最後のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。
Render Control
レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なレンダーコントロールダイアログを開きます。
Valid Frame Range
このレンダーノードが、現行フレーム( Render any frame )または Start/End/Inc パラメータ( Render Frame Range )で指定した画像シーケンスを出力するかどうかを制御します。
Render Frame Range (Strict) は、レンダリング時に開始から終了までのフレームをレンダリングしますが、この範囲外のフレームはレンダリングされません。 Render Frame Range により、フレーム外のレンダリングができます。これは、レンダー依存関係と連動して使われます。 また、Render Controlダイアログにある Frame Range 用の Output Override の挙動にも影響します。
strictの挙動に設定したいケースとしては、次の2つが考えられます:
-
geoファイルに書き出した60フレームのウォークサイクルを、それよりも範囲が広いROPネットワークの一部としてレンダリングする場合
-
1から20までのテクスチャループ
上記のケース以外は、通常、non-strictに設定します。
Render Current Frame
プレイバーの値、または接続された出力レンダーノードで要求されたフレームに基づいて1枚のフレームをレンダリングします。
Render Frame Range
フレームシーケンスをレンダリングします。出力レンダーノードを接続している場合、その出力レンダーノードで要求されたフレームが優先されるため、通常、この範囲は無視されます。
Render Frame Range (Strict)
フレームシーケンスをレンダリングします。出力レンダーノードを接続している場合、その出力レンダーノードで要求されたフレームをこのフレーム範囲に制限します。
Start/End/Inc
レンダリングするフレーム範囲を指定します(開始フレーム、終了フレーム、増分値)。すべての値に浮動小数点を指定できます。フレーム範囲は、その値を含みます。
これらのパラメータは、出力ドライバのローカル変数の値を決めます。
$NRENDER
出力ドライバでレンダリングされるフレームの数。
$N
レンダリング中の現行フレーム(1から$NRENDER
)。
Render With Take
出力ドライバは、レンダリング前にこのテイクに切り替わり、レンダリングが終わると現行テイクに戻ります。 レンダリング時に現行テイクを使用するには Current を選びます。
Tip
この値を他のパラメータで使用するにはchs("take")
を使います。詳細は、chsエクスプレッション関数を参照してください。
Scene
Camera
シーンを定義するカメラオブジェクトです。
Scene Path
シーンのルートパスです。このオブジェクトネットワークにあるすべてのオブジェクトおよびライトがレンダリングされます。
SOP Source
オブジェクトでレンダリングされるジオメトリで、表示のあるSOPまたはレンダーフラグセットです。
Candidate Objects
ディスプレイフラグも設定している場合、シーンでレンダリングされるオブジェクトを指定します。
パスは絶対(\/obj\/geo1
)か、シーンパスに対して相対(\/obj
のシーンパスを持つgeo1)になります。
exclusionオペレータ(^
)のように、ワイルドカードを使用できます(\*
, ?
)。
*\* \^geo?
はgeo1
,geo2
,geoN
のようなオブジェクト以外のすべてのオブジェクトをレンダリングします。
Force Objects
ディスプレイフラグがオフの場合でも、このパラメータの名前やパターンに一致するオブジェクトが常時シーンに表示されるように指定します。
Note
これは、 Candidate Objects と Exclude Objects のパラメータを上書きします。
Exclude Objects
このパラメータにより与えられた名前やパターンに一致する場合、オブジェクトをシーンに追加しません。これにより、 Candidate および Force Objects が上書きされます。
Candidate Lights
ライトが有効の場合、シーンにどのライトを使用するかを指定します。 同じルールが Candidate Objects としてライトマスクに適用されます。
Force Lights
このパラメータの名前やパターンに一致するライトは、たとえ無効になっていても常時シーンに追加されます。
Exclude Lights
このパラメータにより与えられた名前やパターンに一致する場合、シーンにライトを追加しません。 これにより、 Candidate および Force Lights の両方が上書きされます。
Initialize Simulation OPs
すべてのシミュレーションOPを強制的にリセットします。 これには、DOP NetworkやPOP SOP、およびそれらの結果をキャッシュ化する他のOPを含みます。
Show in Viewport Menu
有効の場合、ビューポートのレンダーメニューにこのROPが表示されます。
Override Camera Resolution
通常、カメラの解像度チャンネルが出力解像度を決定します。 このパラメータを有効にすると別の解像度を使用できます。
Resolution
カメラの解像度を上書きできます。
Pixel Aspect Ratio
ピクセルアスペクト比は、ピクセルの高さで割ったピクセル幅になります。 これは(画像の解像度により決定される)画像のアスペクト比ではありません。 このパラメータはレンダリングに影響を与えず、この係数でピクセルを伸ばすことで画像の表示方法を変更する場合のみ使用されます。
Background Image
使用する背景画像を指定します。これにはファイルまたはop:
によるCOPノード参照を指定することができます。
アスペクト比やサイズが同じでない場合は、背景画像がビューポートの領域にフィットします。
Viewport Comment
画像の左上コーナーに、カメラのビューポートコメントに加えてコメントを配置します。
Output
Output Image
画像または最終イメージがレンダリングされるデバイスです。
この値をMPlayの画像をレンダリングするip
に設定できます。
もしくは画像に保存できます。
次の画像タイプをサポートしています:
.pic
, .tif
, .sgi
, .pic.gz
, .rat
, .jpg
, .cin
, .rta
, .bmp
, .tga
, .rad
, .exr
, and .png
。
ファイル名に$F
を含めるとフレーム番号が挿入されます。
これはアニメーションのレンダリングに必要です。
詳細は、ファイル名のエクスプレッションを参照してください。
Image Format
出力画像の画像フォーマットまたはデバイスです。これをデフォルトの Infer from filename のままにすると、
画像フォーマットはファイルの拡張子を基準に選択されます(例:.pic
の場合は自動的にHoudiniのフォーマット画像が生成されます)。
次に続くボックス内のオプションは画像フォーマット特有の項目になります。
Create Intermediate Directories
必要に応じて出力ファイルの中間親ディレクトリを作成します。現在のところ、これは、生成されるスクリプト、画像、シャドウマップにのみ適用されます。
Save Retries
画像の保存に失敗した際に再度それを試みる回数。
Image Type
レンダリングする画像のタイプ:
Color Image
カラービューティーパスの通常の2D RGBA画像(RGBA)。
Depth Image
カメラ空間の深度を持った2Dデプス画像(fp32単一チャンネル)。
360' Cube map
ビューティーパスを360度でレンダリングしたキューブマップ(RGBA)。
Color Correction
出力画像に適用するカラー補正のスタイル。
None
カラー補正なし。リニアカラースペースのままです。
LUT and Gamma
LUT(Lookupテーブル)ファイルとガンマ補正を適用します。
OpenColorIO
オプションでOpenColorIOルックを適用し、リニアカラースペースから、指定したカラースペースに変換します。
Gamma
出力画像にガンマ補正を適用します。通常では、これを1.0のままにしてください。
Display LUT
ガンマの適用後、出力画像にルックアップテーブル(LUT)を適用します。
OCIO Colorspace
OpenGLレンダーが生成したリニアカラーを変換するOpenColorIOカラースペース。空っぽの場合はリニアカラースペースのままです。
OCIO Looks
オプションで、指定したカラースペースに変換する前にカラーデータに適用させたいOpenColorIOルックをスペースで区切ったリスト。
Display Options
Note
グラフィックハードウェアおよびドライバの機能により、これらのオプションのいくつかが無効になることがあります。
Antialias
ラインやポリゴンのギザギザのエッジを滑らかにすることで高品質なレンダリングを可能にします。 この設定値を大きくすると、フレームバッファメモリの使用量も比例して大きくなります。 グラフィックカードに組まれているグラフィックメモリが1GB以上の場合のみ4xおよび8xモードが使用できます。
High Dynamic Range
ボリュームや透明度がより高品質な仕上がりになるハイダイナミックレンジ(HDR)レンダリングが可能になります。 また、LUTと併せて使用すると、スーパーホワイト値を見ることができます。 有効の場合、16ビットまたは32ビットの浮動小数点数表現形式のHDRイメージがレンダリングされます。 このオプションを有効にすると、フレームバッファサイズが2倍または4倍になります。
Off
通常のダイナミックレンジ、ブラックからホワイトまでの8ビットフレームバッファを使用してレンダリングします。
HDR (16b FP)
Full HDR (32b FP)
Stereo Mode
Camera がステレオカメラの場合、このオプションにより出力画像のタイプが決定します。
Anaglyph
赤/青の眼鏡を使用するために赤/シアンの立体視画像が作成されます。
Separate Left/Right Images
2つの画像が各フレームに作成されます。1つは左目用で、もう1つは右目用です。
Left/Right
左目と右目の画像を同じ画像内に左右に配置します。左側が左目です。
Right/Left
左目と右目の画像を同じ画像内に左右に配置します。右側が左目です。
Over (L)/Under (R)
左目と右目の画像を同じ画像内の上下に配置します。上側が左目です。
Over (R)/Under (L)
左目と右目の画像を同じ画像内の上下に配置します。下側が左目です。
Shading Mode
シーンのすべてのジオメトリに対するシェーディングモードを選択します。
Display Textures
有効の場合、テクスチャがマテリアルに含まれます。
High Quality Light Shading
エリアおよび環境ライトがより精度の高い表現でレンダリングされます。 スポットライトのフォールオフやランプベースの減衰もシェーディングに組み込まれます。 このモードでは、パフォーマンスが重くなりますが、Mantraの結果に近くなります。
Note
グラフィックハードウェアが特定のOpenGL機能をサポートしていない場合は、アンチエイリアスが無効になることがあります。
このシェーディングは、 Transparency が有効の場合、透明なオブジェクトには適用されません。 その場合は、標準シェーディングが使用されます。また、この機能には Material Shaders が必要です。
Light Sampling
High Quality Light Shading モードで、エリアや環境ライトをレンダリングする場合に使用するサンプル数です。 このモードが無効の場合は、このオプションは無視されます。 サンプル数を増やすとパフォーマンスが若干落ちますが、精度の高い仕上がりになります。
Shadows
Shadow Type パラメータをシャドウイング方法に設定したライトからのライトシャドウを有効にします。 このオプションによりパフォーマンスが落ちて、グラフィックメモリの使用量が増えますが、ビューポート表示の品質が大幅に向上します。
Tip
ライトのシャドウマップは、その位置や方向、投射が変わると再計算されます。 ライトを編集しながら、レスポンスを改善するために、シャドウを無効にする場合があります。
シャドウの品質を上げると、特にエリアおよび環境ライトに対してはシャドウの可視性が向上しますが、その分パフォーマンスが悪くなります。
Point
ポイントライトのように、すべてのライトに影が付けられ、ハードシャドウエッジを作成します。これは、最低品質の設定です。
Antialiased Point
ライトマップのエイリアスが原因のギザギザのエッジをソフトにすることでシャドウエッジを改善します。
Area
エリアライトは多数のシャドウマップを使用してソフトシャドウエフェクトを作成します。 環境ライトではサンプリングが多くなります。これは他のタイプのライトに影響を与えません(ポイントが使用されます)。 このオプションを有効にしてエリアライトを動かすと、レスポンスが悪くなります。
Antialiased Area
シャドウのギザギザのエッジをソフトにして、ソフトシャドウのルックを改善します。
Shadow Map Size
シャドウマップの解像度を制御します。 シャドウマップサイズを大きくすると、シャドウエッジのギザギザがやわらかくなり、シャドウのディテールが良くなります。 マップが大きくなるとパフォーマンスに影響を与えることがあり、使用するグラフィックメモリも多くなります。
Ambient Occlusion
スクリーン空間のアンビエントオクルージョンが可能になり、サーフェスに到達する環境ライトの量に基づいてオブジェクトに影を付けます。 隅っこの領域や凹んだ領域に影が付きます。数値を大きくすると、オクルージョンの品質が上がり、そのエフェクト範囲が広がります。 このオプションを有効にすると、パフォーマンスが若干落ちます。 オクルージョンを機能させるには、 High Quality Light Shading と Material Shaders が必要です。
Note
HIPファイルのUnit Lengthパラメータは、シャドウエフェクトの適用範囲に影響を与えます。
Transparency
ピクセルごとのアルファでオブジェクトを描画します。 また、アルファや(Over演算による)アルファブレンドを使用したマテリアル透明度でテクスチャマップを描画します。 オフの場合、ゼロでないアルファを持つピクセルが描画され、ゼロアルファピクセルは破棄されます。 透明度の品質も選択できます。高品質のオプションはパフォーマンスに影響を与えます。
Low
透明オブジェクトのみがオブジェクトの順序によりソートされます。 オブジェクト内で重なり合ったサーフェスは間違ってレンダリングされることがあります。 ただし、シーンの階層リストでオブジェクトを手動ソートされている場合や Sort SOPがオブジェクトのジオメトリチェーンの最後に使用されている場合を除きます。
Medium
透明オブジェクトがピクセルごとにソートされ、複雑な透明オブジェクトを現実に近い表示で作成できます。
High
シャドウが有効の場合、透明オブジェクトがピクセルごとにソートされて影が付けられます。 必要な場合は、レンダーパスを増やすと透明レイヤーに関する問題を解決できます。
Note
MediumおよびHighの透明度モードには Material Shaders が必要です。
Depth of Field
カメラのf-stop、絞り、焦点距離に基づいて被写界深度の効果を有効にします。 これは、カメラを微震させると同時にシーンを複数回レンダリングすることで処理されます。 有効にすると、このパラメータには、そのカメラを微震させる回数を指定します。 値が高いほどレンダリング時間が長くなりますが、より品質の良い画像が生成されます。
Motion Blur
カメラのシャッターに基づいてモーションブラーの効果を有効にします。 現行フレームを基準に複数のサブフレームでシーンをレンダリングしてブレンドします。 有効にすると、このパラメータにはレンダリングするサブフレームの数を指定します。 サブフレームの数を上げるとレンダリング時間が長くなりますが、画像品質が良くなります。
Displacement
GL Displacement Mapパラメータを使って、マテリアルのディスプレイスメントマッピングを有効にします。 スライダフィールドを使用することで、ディスプレイスメントサーフェスのテセレーション係数を増減することができます。 この機能には、OpenGL 4.0が必要です。
Reflections
反射キューブマップによる反射を有効にします。
これは、反射オブジェクトの重心に配置されたキューブマップに、反射オブジェクトを削除してシーンをレンダリングすることで反射をシミュレーションします。
反射オブジェクトのマテリアルは、0より大きいGL Reflect
パラメータを持っています。
Min Reflection
最低でもこの値に設定されたGL Reflect
パラメータを持つマテリアルを必要とします。
そうでない場合は、そのマテリアルに反射があると見なしません。
非反射マテリアルのオブジェクトに対しては、反射キューブマップは生成されません。
これは、非常にぼんやりしたマテリアルに対して生成される反射マップの数を減らすことができます。
HDR Reflections
FP16キューブマップを使用して、ハイダイナミックレンジの反射を保存します。 無効な時、8bキューブマップ(標準の0-1カラー範囲)が使用されます。 HDR反射がより明るくなりますが、2倍のテクスチャメモリを使用します。
Reflection Map Size
キューブマップの正方形画像の解像度(ピクセル単位)。 マップが大きいほど、より鮮明な反射になりますが、反射マップの生成時間とテクスチャメモリ使用量が増えます。
Geometry
Volume Quality
Very Low
座標軸に平行なボリュームが描画されます。 ボリュームスライスは、ボリュームボックスの面の1つに平行になります。 これは最も高速なオプションですが、ボリュームをビューで回転する時にビジュアルポップが作成されます。 ボリュームが重なると視覚的な乱れが作成されます。
Low
ビューに平行なボリュームが描画されます。 ボリュームスライスは、ビューポートに平行に描かれます。 これにより、より高品質なボリュームのビジュアリゼーションが作成されます。 重なり合ったボリュームは正しくレンダリングされます。 スライスの間隔幅は広くなります。これは、ビューに平行なオプションの中では最も速く、 多数のボリュームを使用してインタラクティブに作業する場合に便利です。
Normal
ビューに平行なボリュームが描画されます。ボリュームスライスは高密度で詰められます。 描画されるスライスが多くなるため、全体のレンダーは'Low'より遅くなります。 このオプションでは、品質とパフォーマンスをうまく両立できます。
High
ビューに平行なボリュームが描画されます。 ボリュームスライスは高密度で描かれます。速度は遅くなりますが、最高品質でボリュームのレンダリングが行なえます。
Tip
HDR Rendering を有効にすると、ボリュームから帯状の画面の乱れが削除されます。
Geometry LOD (Level of Detail)
メタボール、NURBS/Bezier サーフェスの表示解像度を増減します。
Wire Width
ワイヤーフレームやワイヤーフレーム付きシェーディングのラインのピクセル幅です。
Wire Blend
ワイヤーフレーム付きシェーディングのラインと大元のシェーディングサーフェスとのブレンド量。 ゼロに近い値にすると、それらのラインは非常に薄くなり、1の値ではブレンドを行なわないでラインが描かれます(不透明)。 これは、純粋なワイヤフレームや非表示のライン、目に見えないラインモードには影響しません。
Particle
使用するパーティクル表示です:
Point
パーティクルをポイントとしてスクリーンピクセルで描きます。 Point Size により影響を受けます。遠近法の影響は受けません。
Pixel
各パーティクルは単一のピクセルです。密度の高いFLIPシミュレーションの可視化に適しています。
Lines
パーティクルがストリーク(筋)として描かれますので方向を確認できます。
Discs
パーティクルをディスクとしてワールド単位で描きます。 Disc Size により影響を受けます。遠近法の影響を受けます。
Orient Discs to N
パーティクルディスクモードでは、パーティクルの法線(N
)アトリビュートの方向へディスクを向けることができます。
それらのディスクは法線の方向を向きます。
そうでない場合は、ディスクはスクリーンに平行に描かれますのでカメラの方向を向きます。
Use Sprites
spriteshop
、spritescale
またはspriterot
のようなスプライトアトリビュートが見つかった場合、現行のParticle表示の代わりにスプライトを表示します。
無効の場合、これらのアトリビュートは無視され、常に Particle 表示が使用されます。
Use Geometry Color
有効の場合、ジオメトリ上のCd
アトリビュートが評価されます。無効の場合は無視されます。
Limits
Warning
これらの制限を大きく越えると、グラフィックスドライバとOSプラットフォームに応じて不安定になります。 特にWindowsでは、単一描画が2秒より長くなると、そのグラフィックスドライバをリセットする可能性があります。
Limit 2D Textures
2Dテクスチャ(画像)を3つのどれかの方法で最大解像度に制限します。
それでも、テクスチャには、単一テクスチャに対するTex Mem Limit
メモリ制限が想定されています。
テクスチャがこの制限を越えた場合、その制限に均一にダウンスケールされます。
OpenGL Limit
OpenGLでレポートされた最大2Dテクスチャ解像度(通常は8192または16384)でのみテクスチャが制限されます。
Auto-Detected Limit
グラフィックスハードウェアにインストールされているVRAMの量に基づいて、Houdiniで推奨されているテクスチャサイズ。
Specify Limit
Max 2D Resolution
パラメータを使用して、手動でその制限を指定します。
Max 2D Resolution
最大許容2Dテクスチャ幅または高さ。
2D Texture Format
2Dテクスチャの最大許容ビット深度。テクスチャのビット深度がこの制限を越えた場合、その制限ビット深度にダウンキャストされます。 テクスチャビット深度がこの制限未満の場合は、そのままになります(つまり、その制限ビット深度にアップコンバートされません)。
8b Fixed
標準のダイナミックレンジ(0..255)ビット深度。最小限のメモリを使用しますが、スーパーホワイト値がホワイトにクランプされます。
16b FP
理に適ったカラー解像度を持ったハイダイナミックレンジビット深度。 ちょうど良いメモリ量 vs. 品質設定。
32b FP
ウルトラハイダイナミックレンジビット深度。 16b FPの2倍のメモリを使用し、テクスチャフィルタリングの速度に影響があります。注意して使用してください。
Limit 3D Textures
3Dテクスチャ(ボリューム)を3つのどれかの方法で最大解像度に制限します。
それでも、テクスチャには、単一テクスチャに対するTex Mem Limit
メモリ制限が想定されています。
テクスチャがこの制限を越えた場合、その制限に均一にダウンスケールされます。
OpenGL Limit
OpenGLでレポートされた最大3Dテクスチャ解像度(通常は2048または8192)でのみテクスチャが制限されます。
Auto-Detected Limit
グラフィックスハードウェアにインストールされているVRAMの量に基づいて、Houdiniで推奨されているテクスチャサイズ。
Specify Limit
Max 3D Resolution
パラメータを使用して、手動でその制限を指定します。
Max 3D Resolution
最大許容3Dテクスチャ幅または高さ。
3D Texture Format
3Dテクスチャの最大許容ビット深度。テクスチャのビット深度がこの制限を越えた場合、その制限ビット深度にダウンキャストされます。 テクスチャビット深度がこの制限未満の場合は、そのままになります(つまり、その制限ビット深度にアップコンバートされません)。
8b Fixed
標準のダイナミックレンジ(0..255)ビット深度。最小限のメモリを使用しますが、スーパーホワイト値がホワイトにクランプされます。 ボリューム表示には推奨しません。
16b FP
理に適ったカラー解像度を持ったハイダイナミックレンジビット深度。 ちょうど良いメモリ量 vs. 品質設定。
32b FP
ウルトラハイダイナミックレンジビット深度。 16b FPの2倍のメモリを使用し、テクスチャフィルタリングの速度に影響があります。注意して使用してください。
Tex Mem Limit (MB)
単一テクスチャに対する最大許容テクスチャサイズ。 計算されたテクスチャサイズがこの制限を越えると、この制限になるように均一にダウンスケールされます。 これは、2Dテクスチャと3Dテクスチャの両方に適用され、タイル状のテクスチャ(UVTile,UDIM)にはより頻繁に影響します。 すべてのテクスチャの合計メモリサイズは、このサイズを越えることができます。これは、大きなテクスチャにのみ適用されます。
Max Sprite Resolution
スプライトテクスチャの最大許容解像度。 この解像度より大きいスプライトは、それにフィットするようにダウンスケールされます。
Instancing Percent
Point Instancing が有効な時に表示されるインスタンスの割合。
表示されないインスタンスは、Instancing Standin
ジオメトリに置換されます。
Instancing Limit (M)
インスタンス化する時に生成可能な最大ポリゴン数(100万ポリゴン単位)。
If 単一の Point Instancing オペレーションがこの数を越えると、いくつかのインスタンスがInstancing Standin
ジオメトリに置換されます。
Instancing Stand-in
Instancing Percent
またはInstancing Limit
のパラメータのどちらかで間引きされるインスタンスの代替となるジオメトリ。
None
間引きしたインスタンスに対して何も表示しません。
Location Marker
間引きしたインスタンスのオブジェクト位置に小さいマーカーを表示します。
Bounding Box
間引きしたインスタンスに対してワイヤーフレームの境界ボックスを表示します。
Scripts
各スクリプトパラメータは実行予定のHScriptコマンドやPythonスクリプトを参照します。 各スクリプトパラメータには、言語選択(HScriptまたはPython)のほか、有効トグルがあります。
レンダリングが発生する場合、スクリプトは常時実行されます。 コマンドは、ある範囲をレンダリングしている場合、または出力をあるコマンドへ送っている場合、出力ドライバのパラメータをチェックします。
レンダリングの発生前に、Houdiniは現行のHScriptディレクトリが出力ドライバを指定するように自動的に設定します。
Pre-Render Script
このコマンドは、レンダリングを開始する前に実行されます。レンダーごとに1回のみ実行されます。
Pre-Frame Script
このコマンドは、各フレームをレンダリングする前に実行されます。
Post-Frame Script
このコマンドは、各フレームをレンダリングした後に実行されます。
Post-Render Script
このコマンドは、すべてのレンダリングが終了した後、1回実行されます。
See also |