Houdini 17.0 ノード

レンダーノード

レンダーノードは、シーンをレンダリングしたり、レンダーディペンデンシーネットワークをセットアップします。

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レンダーノード(ROP)ネットワーク

レンダーネットワークには、レンダリングジョブを意味するレンダーノード(ROPs)を格納します。 ノードによって異なるレンダラー(例えば、MantraやRenderMan)を起動します。ノードパラメータには、レンダリングするフレーム範囲や出力ファイル名などのオプションを指定します。

Houdiniは、/outにデフォルトのレンダーネットワークを作成します。 トップレベルの Render メニュー内の項目では、このネットワーク内にレンダーノードを作成したり編集することができます。 また、シーンレベルで、あなた独自のROPネットワークを作成することもできます。例えば、アセット内に独自のテクスチャを生成できる部分としてレンダーノードを埋め込むことができます。

ROPレベルでは、ノードを接続する必要がありません。つまり、各ノードは、レンダラーと、シーンのレンダリングに使用できる設定を意味します。 とはいえ、ROPノードを一緒に接続することでディペンデンシーグラフを作成することができるので、レンダーパス間の依存関係を定義することができます。

レンダーノードの使用方法に関する詳細は、レンダリングを参照してください。

レンダーのフラグ

Q または B

Bypass は、そのノードがレンダーディペンデンシーネットワークの一部の時に、そのノードを無効にして、そのレンダリングをスキップします。

このBypassフラグがオンの時は、そのノードの左側のフラグが黄色に点灯します。

None

Lock は、上流のディペンデンシーをレンダリングしないようにします。

ノードをロックすると、そのノードの左から2番目のフラグが赤色に点灯し、バッジがノード上に表示されます。

この"ロック"とロックされたデジタルアセットを混同しないでください。

T

Render ボタン。これは、レンダーダイアログを開き、このノードからレンダリングを開始することができます。これは、実際にフラグではありません。

ノード

  • Agent

    エージェント定義ファイルを書き出します。

  • Alembic

    Alembic ROPはシーンをAlembicアーカイブとしてエクスポートすることができます。

  • Archive Generator

    Mantra/RIBレンダラーで使えるディスクベースのアーカイブを生成します。

  • Bake Animation

    オブジェクトトランスフォームやCHOPオーバーライドのアニメーションをベイクします。

  • Bake Texture

    1つ以上のオブジェクトのレンダリングされた外観からテクスチャマップを生成します。

  • Batch

    単一バッチジョブで入力ROPをレンダリングします。

  • Brick Map Generator

    HoudiniボリュームプリミティブをPixar brickmapファイルに変換します。

  • Channel

    チャンネルの出力オペレータが特定のCHOPからクリップファイルを生成します。

  • Composite

    コンポジット出力オペレータがコンポジットエディタで生成される画像をレンダリングします。

  • DSM Merge

    2つ以上のディープシャドウ/カメラマップファイルを結合します。

  • Dynamics

    DOP Networkシミュレーションの状態をファイルに保存します。

  • Fetch

    異なるネットワークにあるROPに依存リンクを作成します。

  • Filmbox FBX

    全体のシーンをFBXファイルにエクスポートします。

  • Frame Container

    格納されたノードの中のフレーム依存の変更がその入力に影響を与えないようにします。

  • Frame Depedency

    出力フレームを1つ以上の入力フレームに依存させることができます。

  • Geometry

    SOP/DOP Networkからジオメトリファイルを生成します。

  • HQueue Render

    HQueue/Houdini Queueは分散ジョブスケジューリングシステムです。

  • HQueue Simulation

    HQueue/Houdini Queueは分散ジョブスケジューリングシステムです。

  • Hair Card Texture

    ヘアーカードで使用するヘアーテクスチャをレンダリングします。

  • MDD Point Cache

    この出力オペレータはMDDアニメーションファイルを書き出すために使用します。

  • Mantra

    Houdini標準のMantraレンダラーを使ってシーンをレンダリングし、IFDファイルを生成します。

  • Mantra Archive

    Mantraで使用可能なディスクベースのアーカイブを生成します。

  • Merge

    いくつかのレンダー依存を1つに結合します。

  • Net Barrier

    同期化が起こるまでROPネットワークをブロックします。

  • Null

    何もしません。

  • OpenGL

    ハードウェアアクセラレート3Dビューポートレンダラーを使って画像をレンダリングします。

  • Pre Post

    メインジョブの前と後にROPをレンダリングします。

  • RenderMan

    PixarのRenderManレンダラーを使ってシーンをレンダリングします。

  • RenderMan Archive

    RenderManで使用可能なディスクベースのアーカイブを生成します。

  • RenderMan RIS

    Pixar社のRenderMan RISレンダラーを使用してシーンをレンダリングします。

  • Shell

    外部コマンドを実行します。

  • Subnetwork

    サブネットワーク出力オペレータが膨大な出力オペレータを管理する簡単な方法を提供します。

  • Switch

    複数入力の1つをレンダリングします。

  • Tractor

    TractorはPixarのRenderManと合わせて出荷されるプログラムです。

  • Wedge

    異なる設定で同じROPを複数回にわたって再レンダリングします。

  • Wren

    この出力オペレータはWrenレンダリングプログラムで使われます。

  • glTF

  • glTF

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