Houdini 17.0 ノード レンダーノード

Wren render node

この出力オペレータはWrenレンダリングプログラムで使われます。

On this page

この出力オペレータはワイヤフレームレンダラーです。 オペレータはすべての必要なオプションを設定し、レンダラーを起動します。 もしくは、出力をスクリプトファイルとしてディスクに保存して、後でレンダーできます。

ポストスクリプトをレンダリングする場合、画像の幅と高さは"紙"の幅と高さを(インチ)で表わします。 したがって、ランドスケープモードをレンダリングするには、幅を11に、高さを8.5に設定してください。 ポストスクリプトオプションは、レンダーコマンドの横にある+ボタンをクリックして設定できます。

引数はスクリプトに渡され、変数展開はスクリプトを呼び出す前に実行されます。

Note

Wren ROPは、linewidthアトリビュートがある場合は、それを使用してライン幅を決定します。

Tip

Adobeで読み込み可能なファイルをレンダリングするには、紙の幅と高さのオプションを使用する必要があります。

パラメータ

Render

最後のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。

Render Control

レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なレンダーコントロールダイアログを開きます。

Render with Take

レンダリング時に、指定したテイク内の設定を使います。現行テイクを使うのであれば、 Current を選択します。

Valid Frame Range

オンの場合、レンダーは指定したフレーム増分値で、開始フレームと終了フレーム間でのみ有効です。 フレームが範囲外の場合、またはフレーム増分値に含まれていないフレームに当たる場合、そのフレームはレンダリングされません。

オフの場合、どのフレームでもレンダーは有効です。

Note

レンダリングするサブ範囲を一時的に設定したい場合、Render Controlダイアログの Frame Range パラメータを使用します (このダイアログの上部にある Render Control… ボタンをクリックします)。

Output Picture

レンダーの出力先です。

Camera

シーンのレンダリング元のカメラです。

Visible Objects

レンダリングされるシーンで可視となるオブジェクトのリストです。

Unload SOPs

レンダーで使用した後のSOPジオメトリをアンロードします。

Use Display SOP

(Render SOPの代わりに)表示SOPを使います。

Initialize Simulation OPs

すべてのシミュレーションOPを強制的にリセットします。 これには、DOP NetworkやPOP SOP、およびそれらの結果をキャッシュ化する他のOPを含みます。

Generate Script File

データをレンダラーに直接送るのではなく、レンダラーのスクリプトファイルを出力します。

Binary Script File

アスキーとバイナリのファイルフォーマットを切り換えます。

Script File

作成するスクリプトのファイル名です。

Render Command

レンダラーを起動するコマンドです。ポップアップウィンドウで変更可能です。

Render in Background

レンダリングを行ないながらHoudiniの使用を続けます。

Super Sample

アンチエイリアシングを行なう時のXとYのピクセルごとに送られる光線の数です。

Override Camera Res

レンダリング解像度を指定できます。

Resolution

レンダリングの解像度です。

Pixel Aspect

対象とする視覚デバイスのピクセルアスペクト比を指定します。

Jitter

ジッタ量を制限します。0の値にするとジッタは作成されません。

Pre-Render Script

レンダリングの前に、このスクリプトを実行します。

Pre-Frame Script

各フレームの前に、このスクリプトを実行します。

Post-Frame Script

各フレームの後に、このスクリプトを実行します。

Post-Render Script

すべてのレンダリング後に、このスクリプトを実行します。

ローカル変数

N

指定した範囲内の現行フレーム。これは常に1で始まります。

NRENDER

レンダリングするフレームの総数。

レンダーノード

  • Agent

    エージェント定義ファイルを書き出します。

  • Alembic

    Alembic ROPはシーンをAlembicアーカイブとしてエクスポートすることができます。

  • Archive Generator

    Mantra/RIBレンダラーで使えるディスクベースのアーカイブを生成します。

  • Bake Animation

    オブジェクトトランスフォームやCHOPオーバーライドのアニメーションをベイクします。

  • Bake Texture

    1つ以上のオブジェクトのレンダリングされた外観からテクスチャマップを生成します。

  • Batch

    単一バッチジョブで入力ROPをレンダリングします。

  • Brick Map Generator

    HoudiniボリュームプリミティブをPixar brickmapファイルに変換します。

  • Channel

    チャンネルの出力オペレータが特定のCHOPからクリップファイルを生成します。

  • Composite

    コンポジット出力オペレータがコンポジットエディタで生成される画像をレンダリングします。

  • DSM Merge

    2つ以上のディープシャドウ/カメラマップファイルを結合します。

  • Dynamics

    DOP Networkシミュレーションの状態をファイルに保存します。

  • Fetch

    異なるネットワークにあるROPに依存リンクを作成します。

  • Filmbox FBX

    全体のシーンをFBXファイルにエクスポートします。

  • Frame Container

    格納されたノードの中のフレーム依存の変更がその入力に影響を与えないようにします。

  • Frame Depedency

    出力フレームを1つ以上の入力フレームに依存させることができます。

  • Geometry

    SOP/DOP Networkからジオメトリファイルを生成します。

  • HQueue Render

    HQueue/Houdini Queueは分散ジョブスケジューリングシステムです。

  • HQueue Simulation

    HQueue/Houdini Queueは分散ジョブスケジューリングシステムです。

  • Hair Card Texture

    ヘアーカードで使用するヘアーテクスチャをレンダリングします。

  • MDD Point Cache

    この出力オペレータはMDDアニメーションファイルを書き出すために使用します。

  • Mantra

    Houdini標準のMantraレンダラーを使ってシーンをレンダリングし、IFDファイルを生成します。

  • Mantra Archive

    Mantraで使用可能なディスクベースのアーカイブを生成します。

  • Merge

    いくつかのレンダー依存を1つに結合します。

  • Net Barrier

    同期化が起こるまでROPネットワークをブロックします。

  • Null

    何もしません。

  • OpenGL

    ハードウェアアクセラレート3Dビューポートレンダラーを使って画像をレンダリングします。

  • Pre Post

    メインジョブの前と後にROPをレンダリングします。

  • RenderMan

    PixarのRenderManレンダラーを使ってシーンをレンダリングします。

  • RenderMan Archive

    RenderManで使用可能なディスクベースのアーカイブを生成します。

  • RenderMan RIS

    Pixar社のRenderMan RISレンダラーを使用してシーンをレンダリングします。

  • Shell

    外部コマンドを実行します。

  • Subnetwork

    サブネットワーク出力オペレータが膨大な出力オペレータを管理する簡単な方法を提供します。

  • Switch

    複数入力の1つをレンダリングします。

  • Tractor

    TractorはPixarのRenderManと合わせて出荷されるプログラムです。

  • Wedge

    異なる設定で同じROPを複数回にわたって再レンダリングします。

  • Wren

    この出力オペレータはWrenレンダリングプログラムで使われます。

  • glTF

  • glTF