Houdini 19.5 リファレンス ペイン

Render Gallery

Render Galleryは、現行ビューを“スナップショット”することができるので、画像を比較したり、スナップショットを撮った時の状態に戻すことができます。

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概要

Render Galleryは、異なる設定、異なるマテリアル、異なるライティングセットアップなどを手探るのを楽にし、そして、異なるルックの比較を楽にします。 正しいルックが決まったら、スナップショットを撮った時のセットアップ方法と同じになるようにLOPネットワークを戻すことができます。

Render GalleryはSolaris Viewerのサブペインとして、または、独立したRender Galleryペインタイプとして利用可能です。

  • サブペインでは、Solaris Viewerの下側にスナップショット一覧にスナップショットの撮影と管理をするためのコントロールが付いています。スナップショットをダブルクリックすることで、それをフルRender Galleryペインで開くことができます。

  • フルペインでは、スナップショット一覧と画像ビューアの両方を含んでいるので、スナップショット画像の閲覧も比較もすることができます。

各Render GalleryはLOPネットワーク(例えば、/stage)に関連付けられます。詳細は、以下のRender Galleryストレージを参照してください。

Note

Render Galleryは、LOPネットワークのSolaris Viewerでのみ利用可能です。 OBJ/SOP Scene ViewerやMantra IPR Viewでは利用できません。

Render Galleryの表示

To...Do this

Solaris ViewerでRender Galleryを表示/非表示する

Solaris Viewerの右側にあるDisplayツールバーの下側付近にあるShow/Hide snapshot stripボタンをクリックします。

Render Galleryペインタブをペインレイアウトに追加する

Render Galleryペインタブを追加したいペイン内のタブの右端にあるプラスボタンをクリックしてから、 New Pane Tab Type ▸ Solaris ▸ Render Gallery を選択します。

Render Galleryウィンドウをフローティングで開く

  1. メインメニューの Windows ▸ New Floating Panel を選択します。

  2. その新しいウィンドウで、上部にあるペインタブを右クリックして、 Solaris ▸ Render Gallery を選択します。

スナップショットの扱い方

To...Do this

現行ビューのスナップショットを撮る

ツールバー内の Snapをクリックします。 これは、現行ビュー/ネットワークをスナップショット一覧内の新しいスナップショットとして取り込みます。

バックグラウンドレンダースナップショットを開始する

ツールバー内の Backgroundをクリックします。 これは、現行ビューのバックグラウンドレンダーをスナップショット一覧内の新しい“ライブ”スナップショットとして開始します。

  • このスナップショットのサムネイルの内容は、レンダリングがバックグラウンドで進行するにつれて更新されます。

  • “ライブ”レンダリングスナップショットの左上コーナーには Renderアイコンが付きます。

  • Render Galleryビューアペインでライブレンダリングスナップショットを開くと(以下の“スナップショットを閲覧する”を参照)、クリックした位置にレンダリングを集中させることができます。

  • バックグラウンドレンダリングを停止するには、ライブショットを右クリックして Stop Rendering を選択します。そのレンダリングの直近の画像出力がスナップショットとして使用されます。

上級ユーザなら、必要に応じて、例えば別のファーム管理ツールを使用したり、スタジオ内製のレンダーパイプラインを使用して何かしらの他のタイプのバックグラウンドレンダーを実装したバックグラウンドレンダープラグインを作るのも良いでしょう。

HQueueファーム上でバックグラウンドレンダーを開始する

  1. ツールバー内の Backgroundボタンを右クリックして、 HQueue を選択します。

  2. 表示されるダイアログウィンドウで、スナップショットのレンダリング方法の情報、HQueueファームコントローラのアドレス、このジョブの名前を入力して、 OK をクリックします。

スナップショットを選択する

  • スナップショット一覧の中のサムネイルをクリックします。選択されたスナップショットは、そのサムネイルに黄色い境界が付きます。

  • ⌃ Ctrl + クリックで選択状態を切り替えることができます。

  • ⇧ Shift + クリックで選択を追加することができます。

  • 矩形ドラッグで複数のスナップショットを一度に選択することができます。

スナップショットを閲覧する

  • Render Galleryペインが現在のペインレイアウトで利用可能になっている(そして、同じRender Galleryデータベースを閲覧している)場合は、サムネイルをクリックすると、そのサムネイルと同じ画像が表示されます。

    Render Galleryビュー内で2枚の画像の差分を表示している場合は、シングルクリックのビューイングは無効になります。

  • ビューアが現在開かれていない場合は、サムネイルをダブルクリックすることで、Render Galleryフローティングペインでフル画像を表示することができます。

    これは、ビューア内で以前の画像または差分を置換します。

  • Render Galleryビューアの使い方は、以下のスナップショットの閲覧を参照してください。

スナップショットを削除する

  • スナップショット一覧内でサムネイルを選択して⌦ Delを押します。

    または

  • スナップショット一覧内でサムネイルを右クリックして Delete を選択します。

LOPネットワークをスナップショットで保存された状態に戻す

スナップショットを右クリックして Revert Network to this Snapshot を選択します。

Tip

メインメニューの Edit ▸ Undo を選択することで、スナップショットへの復元を取り消すことができます。

スナップショットの閲覧と比較

Render Galleryペインのインターフェースは、MPlay ViewやCompositing Viewと同様です。 Render Gallery Viewのすべてのコントロールの説明は、以下のツールバーのリファレンスを参照してください。

To...Do this

スナップショットを閲覧する

  • Render Galleryペインが現在のペインレイアウトで利用可能になっている(そして、同じRender Galleryデータベースを閲覧している)場合は、サムネイルをクリックすると、そのサムネイルと同じ画像が表示されます。

    Render Galleryビュー内で2枚の画像の差分を表示している場合は、シングルクリックのビューイングは無効になります。

  • ビューアが現在開かれていない場合は、サムネイルをダブルクリックすることで、Render Galleryフローティングペインでフル画像を表示することができます。

    これは、ビューア内で以前の画像または差分を置換します。

  • Render Galleryビューアの使い方は、以下のスナップショットの閲覧を参照してください。

画像を操作する

  • Spaceを押したまま:

    • ドラッグでパンします。

    • ドラッグでズームします。

    • ⌃ Ctrl + ドラッグで矩形ズームします。

    • を使ってズームすることができます。

  • ビューアツールバー内の Show/Hide Previewボタンを有効にすると、右下コーナーに画像全体のサムネイルが表示され、現在表示されている部分を矩形で表現します。この矩形をドラッグすることで、サムネイルをパンすることができます。

  • ビューアツールバー内の Zoom In、 Zoom Out、 Home、 Fit to Viewportのボタンを使用してズームレベルを設定することもできます。

Render Gallery Viewで2枚の画像を比較する

  1. (比較する1枚目の)画像を“A”として設定します。

    • サムネイルを選択して、ツールバー上の Aボタンをクリックします。

      または

    • サムネイルを右クリックして Set as A を選択します。

  2. (比較する2枚目の)画像を“B”として設定します。

    • サムネイルを選択して、ツールバー上の Bボタンをクリックします。

      または

    • サムネイルを右クリックして Set as B を選択します。

Tip

2枚の画像を選択してから、ツールバー内の Aまたは Bをクリックすることで、1回の手順でこれらをAとBに設定することもできます。

比較のタイプについては以下のツールバーのリファレンスを参照してください。

画像比較を表示/非表示する

  • “A”画像と“B”画像をマークすると自動的に差分比較が有効になります。

  • “A”または“B”のどちらかのマークを外すと(ツールバーのボタンを再度クリックするか、または、サムネイルを右クリックして Stop comparing を選択すると)、Render Galleryは差分比較を停止します。

  • Render Galleryビューの上部にあるツールバーの Show/Hide Diff Barボタンをクリックすることで、比較を有効または無効にすることができます。これを無効にしてもAとBのマーカーは維持され、差分を再度有効にすると再び表示されます。

  • 差分ツールバー内の比較タイプの1つが“Compare Off”です。このタイプを使用することで一時的に“A”画像のみを表示することができます。

スナップショットの整理と検索

各スナップショットには様々なメタデータが含まれており、一部のメタデータは編集したりフィルタリングすることができます:

Image

スナップショットは、Solaris Viewerの内容をEXR画像として取り込みます。 画像のサムネイルはスナップショット一覧に表示されます。 Render Gallery View内でこのフル画像を閲覧することができます。

Label

各スナップショットは、それが作成された時に自動的にラベルを持ちます。 このラベルをもっと説明的なものに編集することができます(以下参照)。 このラベルはスナップショット一覧内のスナップショットの下に表示されます。 このラベルのテキストでスナップショットをフィルタリングすることができます。

Creation time

表示されているスナップショットを作成時刻でフィルタリングすることができます。

LOP network

各スナップショットは、それを撮った時の状態のLOPネットワークを格納するので、後でそのLOPネットワークに戻すように選択することができます。

Star

スナップショットに“スター”を付けることで、後でそれを見つけやすくします。

Color

オプションで各スナップショットにカラーを割り当てることができます。 これによって、スナップショットを簡単に分類することができます。 スナップショット一覧には、サムネイルの上部にこのスナップショットのカラーを色付きの線として表示されます。

Tags

Metadata Editor(以下参照)で各スナップショットにタグ(単語)を任意の数だけ関連付けることができます。 これらのタグに基づいてスナップショットをフィルタリングすることができます(スターの状態は、実際にはstarタグを使用して保存されています)。

To...Do this

スナップショットのラベルを編集する

  • ラベルをクリックして編集可能な状態にしてタイプを始めます。

    または

  • サムネイルを右クリックして Rename を選択します。

    または

  • Metadata Editorウィンドウ(以下参照)でスナップショットのラベルとタグを編集します。

スナップショットにスターを付ける

  • スナップショット一覧内のサムネイルの右上コーナーにあるスターの輪郭をクリックします。

    または

  • サムネイルを右クリックして Star を選択します。

  • スナップショットのスターを外すには、再度スターアイコンをクリックするか、または、サムネイルを右クリックして Unstar を選択します。

カラーを割り当てる

1枚以上のスナップショットを選択してから、選択を右クリックしてコンテキストメニューからカラーを選択します。

タグとメタデータを編集する

  • スナップショットを選択して、スナップショット一覧ツールバー内の Edit Metadataボタンをクリックします。

    または

  • スナップショットを右クリックして Edit Metadata を選択します。

Metadata Editorウィンドウでスナップショットのラベルとタグを編集することができます。

  • タグリストの上部にあるテキストボックスに、このスナップショットのタグ(単語)をスペースで区切ったリストを入力することができます。

  • タグリスト内のタグの隣にあるチェックボックスを使用して既存のタグを追加/削除することができます。

スター付きのスナップショットのみを表示する

スナップショット一覧ツールバーの Show Only Starredボタンを有効にします。

フィルターサイドバーを表示/非表示する

スナップショット一覧ツールバー内の検索フィールドの右側にある Toggle filter dialog visibilityボタンをクリックします。

これは、異なるフィルターを表示するサイドバーを開きます。

  • フィルターアイテムを選択すると、そのフィルターに合致したスナップショットが表示されます。

  • 選択したフィルターアイテムを再度クリックすると選択解除することができます。

  • フィルターリストの上部にあるラジオボタンを使用することで、選択したフィルターの どれかに合致 または すべてに合致 したスナップショットの表示を選択することができます。

カラーでフィルタリングする

  1. フィルターサイドバーを表示します(上記参照)。

  2. サイドバーリストに表示するカラー(s)を選択します。

タグでフィルタリングします

  1. フィルターサイドバーを表示します(上記参照)。

  2. サイドバーリストに表示するタグ(s)を選択します。

テキストでフィルタリングする

スナップショット一覧ツールバーのフィルターテキストボックスで検索したいテキストをタイプします。 これは、ラベルテキストとタグにも合致します。

最近作成されたスナップショットをフィルタリングする

  1. フィルターサイドバーを表示します(上記参照)。

  2. “Taken today”や“Taken in last 7 days”といった日にちベースのフィルターのどれかを選択します。

自動スナップショット

自動スナップショットが有効になっていると、ビューが再レンダリングされた時(例えば、パラメータを変更した時)にRender Galleryは新しいスナップショットを自動的に作成します。タイマーは、Render Galleryが自動的にスナップショットを作成する間隔の秒数を制御します。

  • 自動スナップショット(直近のスナップショットを除く)は、スペースを節約するためにスナップショット一覧内では“折り畳んで”表示されます。自動スナップショットを選択またはカーソルを上に置くことで、スナップショット一覧内でフルサムネイルを確認することができます。

  • 自動スナップショットはautoというタグが付きます。

To...Do this

自動スナップショットをセットアップする

  1. スナップショット一覧ツールバーの Edit Optionsボタンをクリックします。

  2. Limit to one snapshot every N seconds に値を設定します。

    例えば、これを10に設定すると、10秒間に何回も変更を加えても、Render Galleryは自動スナップショットを1個しか作成しなくなります。

自動スナップショットを有効/無効にする

  • スナップショット一覧ツールバーの Autoボタンをクリックします。

    または

  • スナップショット一覧ツールバーの Edit Optionsボタンをクリックして、 Auto-save を有効にします。

変更後にスナップショットを撮るまでに待つ時間を設定する

現在のところ、Render Galleryはスナップショットが発動されたまさにその瞬間でのビューアの内容の画像を撮ります。 ビューがレンダリングの途中の時は、おそらくパラメータ変更してからスナップショットされる時間を遅延させて、レンダラーが画像を詳細に出せるようにしたいことでしょう。 そうしないと、スナップショットには初期のブロック近似が表示されてしまいます。

  1. スナップショット一覧ツールバーの Edit Optionsボタンをクリックします。

  2. Wait N seconds after a change オプションに、Render Galleryがスナップショットを撮る際にレンダラーを待つ秒数を設定します。

Note

今後のバージョンのHoudiniでは、この遅延が必要ないようにレンダラーが動作すると更新を続ける“ライブ”スナップショットが可能になる予定です。

すべての自動スナップショットを表示/非表示する

スナップショット一覧ツールバーの Show non-auto snapsボタンをクリックします。

ツールバー

メインのビューアツールバー

View Image

レンダーを画像として表示します。

View Timeline

このオプションはRender Gallery Viewでは無効になります。

View Histogram

レンダーのヒストグラムを表示します。ヒストグラムで差分モードを使用することはできません。

Image plane menu

表示するレンダリング画像の平面/AOV。 例えば、C(カラー)、Aアルファ、distanceといったカスタム平面。

⇧ Shift + [⇧ Shift + ]を押すことで画像内の平面を循環することができます。

Zoom In

倍率を上げます。

Zoom Out

倍率を下げます。

Home

デフォルトのビューにリセットします(中心配置の100%倍率)。

Fit to Window

利用可能なビュー空間に画像が収まるようにパンとズームをします。

Info Window

このボタンを押したままにすると、レンダリング画像に関する要約データを含んだウィンドウが表示されます。

Inspect

これを有効にすると、画像の上にマウスカーソルを置くと、そのマウスカーソル下のピクセルに関するデータがフローティングウィンドウで表示されます。

Show/Hide Labels

画像ファイル名(s)とピクセル幅/高さなどのメタデータを示したテキストを画像上に描画します。

Show/Hide Preview

右下コーナーに画像全体のサムネイルを表示し、現在表示されている部分を矩形で表現します。 この矩形をドラッグすることでサムネイルをパンすることができます。

Show/Hide Diff Bar

差分表示を有効にし、Diffツールバー(以下参照)にコントロールを表示します。

Show/Hide Color Correction Bar

表示されている画像のカラーコレクションをするためのコントロールを備えた追加ツールバーを表示します。

Display Options

画像の背景など画像の表示方法に関するオプションを設定するウィンドウを表示します。

Diffツールバー

No diff

“A”画像のみを表示します。これは、元画像と比較画像を切り替えるのに役立ちます。

Split Horizontal

左側をA、右側をBに分割したビューを表示します。 画像内をクリック、または、Diffツールバーの右端にあるスライダを使用することで、この分割点を動かすことができます。

Split Vertical

上側をA、下側をBに分割したビューを表示します。 画像内をクリック、または、Diffツールバーの右端にあるスライダを使用することで、この分割点を動かすことができます。

Compare

2枚の画像のピクセルコンポーネント値の絶対差分を表示します。 これは、非常に似通った2枚の画像のハイライトの微妙な差分を調べるのに役立ちます。

Subtract

1枚目の画像のピクセルコンポーネント値から2枚目の画像のピクセルコンポーネント値を減算します。

Blend

2枚の画像を一緒にフェードさせます。 スライダは、1枚目の画像にブレンドされる2枚目の画像の割合を制御します。

Highlight Differences

2枚目の画像との差分がスライダで設定した閾値よりも大きい1枚目の画像内のピクセルをハイライトします。

この閾値は、正規化されたカラー空間で測定されます(1ユニットは黒から白までの範囲と同じです)。

スナップショット一覧ツールバー

Edit Metadata

選択したスナップションのラベル、タグ、他のメタデータを編集可能なウィンドウを開きます。

A

選択したスナップショットを比較の1枚目の画像として設定します。

B

選択したスナップショットを比較の2枚目の画像として設定します。

Auto

自動スナップショットを有効にします。

Options

Render Galleryの挙動に関するオプションを備えたウィンドウを開きます。

Source file path

現在のRender Galleryデータベースが保存されているディスク上の場所を表示します。

Show Only Starred

スター付きのスナップショットのみが表示されるようにスナップショットをフィルタリングします。

Show Only Non-Auto

自動スナップショットが非表示になるようにスナップショットをフィルタリングします。

Show/Hide More Filters

フィルタリング用の追加オプション付きでスナップショット一覧領域内にサイドバーを開きます。

Color Correctionツールバー

補正ツールバーでは画像コンポーネントとカラーコントロールがあります。

これらの5つのボタンを使って表示するカラー平面を制御します。最初のアイコンは全ての平面(赤、緑、青、アルファ/コンポーネント4)を表示します。残りの4つのアイコンは個々の平面をオン・オフします。

アルファ/コンポーネント4ボタンは、4番目のコンポーネント平面が存在すれば、それを表示します。そうでなければアルファチャンネルを表示します。

これらのボタンのデフォルトのホットキーは、~1234です。

/ メニューボタン

Brightness/ContrastコントロールとBlack/White Pointsの切り替えをします。

Rを押すと全てのカラー補正コントロールがデフォルト値にリセットされます。

Brightnessボタンをクリックすると輝度が1にリセットされます。

Brightnessの数値フィールドに値を入力するか、フィールド上でクリックしてスライダして値を変更します。

フィールドの値が1でない場合はイエローになります。

Contrastボタンをクリックするとコントラストが1にリセットされます。

Contrastの数値フィールドに値を入力するか、フィールド上でクリックしてスライダして値を変更します。

フィールドの値が1でない場合はイエローになります。

この値をピクセルすべてに追加して、効果的に画像全体の輝度を上下に調整します。これは画像の強度“部分配列”を調べるのに役に立ちます。

画像のブラックポイントは通常は0です。これは任意の画像に固有のホワイトとブラックポイントの後に適用されるので、画像データフォーマットに関係なく0が常にブラックで1が常にホワイトになります。

画像のホワイトポイントは通常は1です。これは任意の画像に固有のホワイトとブラックポイントの後に適用されるので、画像データフォーマットに関係なく0が常にブラックで1が常にホワイトになります。

ガンマボタンをクリックするとDisplay Optionsウィンドウで設定したガンマ値にリセットされます。

ガンマの数値フィールドに値を入力するか、フィールド上でクリックしてスライダして値を変更します。

フィールドの値がデフォルトのガンマ値ではない場合はイエローになります。

ブラックとホワイトポイントを現在の画像の最小最大ピクセル値に合うように調整します。

スナップショットストレージ

  • LOPネットワークノード(例えば、/stage)は、HoudiniがRender Galleryデータベースを作成して保存する場所を制御する Render gallery source パラメータを持っています。

    デフォルトは以下の場所になっています:

    $HIP/galleries/$HIPNAME.$OS/rendergallery.db
    

    $HIPは現行シーンファイルを含んだディレクトリで、$HIPNAMEは現行シーンファイルの名前で、$OSは現行ノードの名前(つまり、LOPネットワークの名前)です。

    このパスを編集する場合でも、同じディレクトリ内に複数のシーンファイルを持てるように、そして、シーンファイル内で複数のLOPネットワークを持てるようにするために、パスにはシーンファイル名とノード名を含めてください。

  • Render Galleryは、rendergallery.dbファイルと同じディレクトリ内にキャプチャしたEXR画像ファイルを保存します。

  • Render Galleryは、スナップショット一覧ツールバーにそのデータベースファイルのパスを表示します。

  • 現行Houdiniシーンがまだディスクに保存されていない場合は、シーンを保存するまではそのRender Galleryデータをメモリ内に保持します。

  • スナップショットを撮らない限り、Houdiniはこのデータベースファイルも中間ディレクトリも作成しません。

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