Houdini 20.5 Mantraレンダリング

レンダーノードの扱い方

On this page

概要

Houdiniには、色々なタイプのレンダーノードが備わっています:

  • レンダラーやシーン記述フォーマットに相当するノード(例えば、MantraノードRenderManノード)。これらのノードは、シーン記述ファイルを出力し、そのファイルのレンダリングに適切なレンダラーをコールします。

  • Geometryノードなどの他の出力を生成するためのノード。このノードは、シーンジオメトリを.bgeoまたは.objなどのジオメトリフォーマットに“書き出し”ます。

  • レンダーとディペンデンシーを制御するためのユーティリティノード。例えば、Mergeノードを使用することで、レンダーをシーケンス化することができます。Switchノードを使用することで、エクスプレッションに基づいて別々のレンダーノード間を切り替えることができます。

例えば、(テストレンダー用と最終レンダー用といったように)レンダー品質別に出力ノードと独立したレンダーパスをセットアップすることができます。または、レンダラー別にシーンをレンダリングすることができます。

各ドライバーは、カメラ視点でシーンのビューをレンダリングします。ドライバーを正しく動作させるには、そのドライバに関連付けられたカメラが存在している必要があります。

Note

Houdiniのシェーダは特定のレンダラーに固有です。別のレンダラーでレンダリングするには、オブジェクトに対して別のシェーダを使用する必要があります。 とはいえ、レンダラーに基づいてシェーダを切り替えることができます。

How to

To...Do this

新しくレンダーノードを作成する

メインメニューから Render ▸ Create Render Node を選択します。

既存のレンダーノードを編集する

メインメニューから Render ▸ Edit Render Node を選択します。

Start a render

  • レンダーノードのパラメータエディタで、 Render ボタンをクリックします。

または

レンダーネットワークを表示する

ネットワークエディタの上部にあるパスコントロールの1番目のセグメントをクリックして、 Other networks ▸ out を選択します。

レンダーノードを他のレンダーノードの出力に依存させる

ノード間を接続して、ディペンデンシー(依存関係)を作成します。レンダーディペンデンシーを参照してください。

レンダーノード/分岐がレンダリングされないようにする

BypassフラグまたはLockフラグを使用します(以下のレンダーノードフラグ/ボタンを参照)。

ヒントとメモ

  • サブネットワークをバイパスまたはロックすることで、その中のROPがレンダリングされないようになります。

  • Render Controlウィンドウの“Render All Bypassed Nodes”と“Render All Locked Nodes”のオプションを使用することで、バイパスまたはロックしたレンダーノードを強制的にレンダリングさせることができます。

Mantraレンダリング

Mantraユーザガイド

基本

ライティング

次のステップ

導師レベル

他のレンダラー