Houdini 18.5 PDG/TOPsを使ってタスクを実行する方法

PDGノードネットワークインターフェース

TOPネットワーク特有のネットワークエディタ機能の使い方。

On this page

ネットワークをクックする方法も参照してください。

TOPノード

ワークアイテムのドット

TOPノードの目立った特徴は、各ノードにワークアイテムを表現したグリッド状のドットが付いている事です。 ノードがまだ何もワークアイテムを生成していない場合、何もドットは表示されません。 Tasks ▸ Generate Static Work Items を使用することで、事前に"Static"ワークアイテム(既知のワークアイテム)を生成することができます。 Dynamicワークアイテムは、ネットワークを走らせた時に表示されます(ネットワークのクックを参照)。

To...Do this

個々のワークアイテムに関する情報を表示する

  • ワークアイテムのドット上でクリックすると、そのワークアイテムに関する情報(アトリビュート値を含む)が入ったポップアップInfoウィンドウが表示されます。

  • ドット上で⌃ Ctrl + クリックまたは右クリックで Task Info を選択すれば、持続型のInfoウィンドウを開くこともできます。

ノード上のドットを非表示にする

  • ノードの左下にある上向きの三角形をクリックすると、ノードが"折り畳まれて"、ドットが非表示になります。

  • 折り畳んだノードの下向きの三角形をクリックすると、再度ドットが表示されます。

すべてのノード上のドットを非表示にする

ネットワークエディタの上部にあるメニューから、 Tasks ▸ Show Task Graph を無効にします。

ネットワーク内に膨大な数のワークアイテムが表示されている場合には、これを無効にすると良いでしょう。 各ノードで表示されるドットの数を制限したいのであれば、Task Graph Display Optionsのコントロールを参照してください。

ノード上に表示するドットの数を制限する

Task Graph Display Optionsを参照してください。

すべてのワークアイテムのデータのテーブルを表示する

TOPノードの右下にあるテーブルアイコンをクリックすると、Task Graph Tableが開きます。

ドットのカラーは、通常では個々のワークアイテムのステータスを示しています(代わりに、相対速度をカラーで表示するように切り替えることができます。パフォーマンスの可視化を参照してください)。

ドット

カラー

ステータス

説明

明るい緑色

進行中(クック中)

ワークアイテムが現在実行中です。

中間調の緑色

完了(クック完了)

警告もエラーもなくワークアイテムが完了しました。

暗い灰青色

待機中

ワークアイテムが開始されましたが、待機中です(ワークアイテムがスケジュールに組まれるのを待機中、または、上流のワークアイテムが完了するのを待機中です)。

灰色

未クック/クックしていません

ワークアイテムが生成されましたが、まだ実行されていません。

オレンジ色

警告

ワークアイテムが警告を発しました。

赤色

失敗

ワークアイテムがエラーに遭遇しました(または、実行ファイルがゼロ以外のステータスコードを返しました)。

茶色

キャンセル

タスクアイテム実行中にユーザがそのクックをキャンセルしました。

ワークアイテムページとバッチ

TOPノードのワークアイテム数が200個を超えると、そのノード上にワークアイテム ページ が出現します。 各ワークアイテムページには200個までのワークアイテムが格納され、各ノードは最大50枚のワークアイテムページを持つことができます。

ワークアイテムページには、ノード上の膨大な数のワークアイテムに迅速且つ簡単に直接アクセスするための手段が用意されています。 しかし、ノードのワークアイテム数が何千個にもなると、Task Graph Tableを介して膨大な数のワークアイテムにアクセスして管理した方が楽です。

ワークアイテムページ

Tip

[]のキーを使ってノード上のワークアイテムを行き来すると、ワークアイテムページが自動的に切り替わります。

TOPノードのバッチ処理が有効な時、Task Graph Display OptionsTask Collapse ModeBy Batch に設定することで、ワークアイテムのドットを バッチリング として表示することができます。

Work item batch rings

ステータスアイコンとカウント

Houdiniは、各TOPノードの左側に、そのノードのワークアイテムの全体的なステータスを示したアイコンと、ステータス別のワークアイテム数の一覧を表示します。 TOPノードがクック中の時は、そのステータスアイコンを囲んだリングがそれらのワークアイテムの進捗状況を表示します(Task Graph Display Optionsを使って特定のステータスのワークアイテムを非表示にすると、それらのワークアイテムはこの進捗状況には反映されません)。

アイコン

ステータス

説明

開始されていません

このノードは実行されていません。

待機中

このノードは開始されましたが、それらのワークアイテムがスケジュールに組まれるのを待機中、または、上流の動的なワークアイテムが完了するのを待機中です。

クック中

このノードは実行中で、そのノード内のワークアイテムがマシン/レンダーファーム上にスケジュールに組まれています。

完了

このノード内のすべてのワークアイテムが警告もエラーもなく実行が完了しました。

警告

このノード内の最低でも1個のワークアイテムが実行時に警告を発しました。

エラー

このノード内の最低でも1個のワークアイテムが実行時にエラーを起こしました。

Tasksメニュー

このメニューは、TOPネットワークを表示した時に、そのネットワークエディタの上部に表示されます。

Generate Static Work Items

ネットワーク内のすべてのノードから、パラメータ値/入力の静的なワークアイテムに基づいて、前もって必要となるであろう"静的な"ワークアイテムを生成します。

Cook Output Node

最終出力を生成するネットワークのクックを開始します。

Cook Selected Node

Outputフラグの付いたノードまでではなくて、選択したノードまでのネットワークをクックします。 これは、ネットワークを部分別にテストしたい時に役立ちます。

Dirty All

ネットワーク内のすべてのノードに対して、再クックが必要であることをマークします。 つまり、次にネットワークをクックすると、すべてのワークアイテムが実行されるようになります。

Delete All Results From Disk

TOPグラフ内のワークアイテムによって残された結果ファイルすべてを削除します。

Dirty Selected Node

選択したノードに対して、再クックが必要であることをマークします。 次にネットワークをクックすると、そのノード内のすべてのワークアイテムが実行されるようになります。

Dirty and Cook Selected Node

ネットワーク内のすべてのワークアイテムを強制的に選択したノードまで再クックさせます。 これは、ネットワークを部分別にテストしたい時に役立ちます。

Dirty and Cook Output Node

ネットワーク内のすべてのワークアイテムを強制的に最終出力まで再クックさせます。

Delete Selected Node Results From Disk

選択したノード内のワークアイテムによって残された結果ファイルすべてを削除します。

Cancel Current Cook

ネットワークのクックを停止して、実行中のプロセスをキャンセルすることができます。

Pause Current Cook

ネットワークのクックを一時停止します。実行中のプロセスはどれも実行が継続されます。

Terminate Remote Session

接続されているリモートセッションを終了します。 これは、Remote Graphをビューイングする時に使用します。

Show Task Graph

ノード内のワークアイテムを表現したドットを表示するかどうか。

Task Graph Table

Task Graph Table ウィンドウを開きます。以下のTask Graph Tableセクションを参照してください。

Task Graph Display Options

TOP特有のTask Graph Display Optionsウィンドウを開きます。

Show Task Graph Performance

有効にすると、ネットワークエディタは、ステータスではなく相対速度または出力サイズに応じてドットにカラーを付けます。 詳細は、パフォーマンスの可視化を参照してください。

Performance Stat

Show Task Graph Performance を有効にすると、これは、相対クック時間または出力サイズのどちらでワークアイテムにカラーを付けるのか制御することができます。

PDG Service Menu

PDG Service Menuウィンドウを開きます。

PDG Path Map

PDG Path Mapウィンドウを開きます。

Task Graph Table

  • Task Graph Table を表示するには、TOPノードの右下コーナーにあるテーブルアイコンをクリックするか、ネットワークエディタのTasksメニューからTask Graph Tableを選択します。

    Task Graph Table は、TOPグラフ内のすべてのワークアイテムのメタデータ、または、特定のノード内のすべてのワークアイテムのメタデータを表示します。

  • Task Graph Table - Nodesオプションウィンドウを開いてピントグルを使用することで、 Task Graph Table 内に表示したいワークアイテムを選択することができます。

  • Task Graph Table - Columnsオプションウィンドウを使用することで、 Task Graph Table 内に表示したいアトリビュートとプロパティの項目を選択することができます。

Task Graph Table - Nodes

Task Graph Table - Nodes オプションウィンドウを開きます。

Task Graph Table - Nodesオプションウィンドウ

Task Graph Table - Nodes オプションウィンドウでは、 Task Graph Table 内に現在表示したいノードのワークアイテムを指定することができます。

Node display mode

Show selected nodes

有効にすると、 Task Graph Table がコンテキストを意識するようになり、ネットワークエディタ内で現在選択されているノードのワークアイテムのみを表示します。

Show custom list of nodes

有効にすると、 Task Graph TableCustom node list で現在選択されているノードのワークアイテムのみを表示します。 Custom node list に表示されるノードはtopnet毎に変わります。

Custom node list

List nodes containing

Task Graph Table - Nodes オプションウィンドウに表示されるTOPノードのリストを パス でフィルタリングします。 これは、特定のパスのノード、個々のサブネット、名前に特定のワードを含んだノードのみをリストしたい場合に役立ちます。

このフィルターフィールドは、テキスト文字列入力のみに対応しています。入力としてオペレータやワイルドカードには 対応していません

ノードリストのフィルタリング

Select All

Custom node list にリストされているすべてのノードを選択します。

Select None

Custom node list にリストされているすべてのノードを選択解除します。

Task Graph Table - Columns

Task Graph Table - Columns オプションウィンドウを開きます。

Task Graph Table - Columnsオプションウィンドウ

Task Graph Table - Columns オプションウィンドウでは、 Task Graph Table 内の 項目 として現在表示したいワークアイテム情報を指定することができます。

Task Graph Tableの項目
Filter Attribute List

Show attributes containing

アトリビュートまたはプロパティの名前で項目オプションのリストをフィルタリングします。 これは、特定のテキストを含んだ項目オプションのみをリストしたい場合に役立ちます。

このフィルターフィールドは、テキスト文字列入力のみに対応しています。入力としてオペレータやワイルドカードには 対応していません

項目オプションのリストをフィルタリング

List all attributes

有効にすると、すべてのワークアイテムのアトリビュートとプロパティが Filter Attribute List 内の項目オプションとしてリストされます。

Show only work item properties

有効にすると、ワークアイテムの プロパティ のみが Filter Attribute List 内の項目オプションとしてリストされます。

Show only work item attributes

有効にすると、ワークアイテムの アトリビュート のみが Filter Attribute List 内の項目オプションとしてリストされます。

Select All

Filter Attribute List 内にリストされているすべてのアトリビュート/プロパティを選択します。

Select None

Filter Attribute List 内にリストされているすべてのアトリビュート/プロパティを選択解除します。

Remote

Remote PDG Instance Options ウィンドウを開きます。

Remote PDG Instance Options ウィンドウでは、 Task Graph Table をPDGのリモートインスタンスに接続することができます。

ピン

Task Graph Table ウィンドウの上部にあるピンアイコンをクリックすることで、 Task Graph Table の現在の内容をピン留めしたりピンを外すことができます。

Task Graph Table のピンを アクティブ にすると、ピンをアクティブにした時点で選択されていたTOPノードのワークアイテムのみが Task Graph Table に表示されます。 ネットワークエディタ内の他のTOPノードを選択したり、コンテキストを切り替えたり(例えば、TaskレベルからObjectレベルに切り替え)して、それらのTOPノードを選択解除しても、 Task Graph Table は、そのピン留めしたTOPノードに属するワークアイテム のみ の表示を続けます。

さらに、そのピン留めしたTOPノードが何かしらの方法で変更されると、それらのワークアイテムのすべての情報が Task Graph Table で自動的に更新されます。

Task Graph Display Options

ネットワークエディタ内の Tasks メニューから Task Graph Display Options ウィンドウを開くことができます。 または、(ホットキーのDキーを押すことで開く) Network View Display Options ウィンドウ内の Task Graph タブでそのオプションにアクセスすることができます。

Task Graph Display Optionsウィンドウ

Show Tasks

特定の状態の動的ワークアイテムの表示を無効にします。

Note

以下のコントロールは静的ワークアイテムに 影響を与えません

Cooked

ノード内クック済みのワークアイテムを表示します。

Cooking

クック中のワークアイテムを表示します。

Dirty

最後のクック以降で変更のあったワークアイテムを表示します。

Canceled

キャンセルされたワークアイテムを表示します。

Failed

クックに失敗したワークアイテムを表示します。

Sort By

Automatic

ネットワークがパフォーマンスを可視化している場合、パフォーマンス順になり、そうでない場合はインデックス順になります。 これがデフォルトです。

State

ワークアイテムのステート順(例えば、"Cooking", "Cooked", "Failed"など)で並べます。

ID

各ワークアイテムの固有ID順で並べます。

Index

インデックスアトリビュート順で並べます。これによって、子ワークアイテムが親ワークアイテムと一列に並ぶようになります。

None

特定の順でワークアイテムを並べません。

Task Collapse Mode

Off

ノードを自動的に折り畳みません。これがデフォルトであり、推奨される設定です。

By Batch

ノードでバッチが有効になっていれば、そのノードのすべてのワークアイテムは、ワークアイテム ドット の代わりにバッチ リング が表示されます。

Isolate Highlight Tasks

ワークアイテムを選択すると、これは、選択したワークアイテムの親または子でないワークアイテムすべてを非表示にします。

Max Number of Rows

ノード内部に表示させるドットの最大行数。 溢れた行が非表示になると、表示されている行が"フェードアウト"するようになり、もっとワークアイテムが存在しているけれど表示されていないことを示すようになります。

Tasks Per Row

ノード内部の各行で表示するドットの数。 デフォルトは10です。 この数を下げるとドットが大きくなり、上げるとドットが小さくなります。

Use Work Item Color Attribute

有効にすると、ワークアイテムの現行状態の代わりに アトリビュート をワークアイテムドットカラーとして使用することができます。 これによって、ノード上のワークアイテムドットの カラー をカスタマイズすることができます。

例えば、ワークアイテムに対して独自の状態を持たせている場合、指定したカラーアトリビュートをその状態にマップする独自のPythonコードを記述することができます。 他にも、Attribute Create TOPノードを使用してカスタムカラーアトリビュートを作成してから、TOPネットワーク内の特定の場所にそのノードを配置することで、そのカラーアトリビュートを特定のワークアイテムにマップすることもできます。

サンプル: Wedge ノードと ROP Geometry Output ノードの間に配置されたカスタムカラーアトリビュートを作成する Attribute Create ノードは、各Wedgeの下流のワークアイテムドットに異なるカラーを割り当てます。

使用するアトリビュートを指定するには、 Work Item Color Attribute フィールドにそのアトリビュートの名前を入力します。

Work Item Color Attribute

独自のワークアイテムドットカラーに使用するアトリビュートを指定します。

このフィールドは、入力として1個のアトリビュートのみ受け入れます。

PDG/TOPsを使ってタスクを実行する方法

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