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このノードは画像にガンマ補正を適用します。
スコーピング
この操作は、一定の平面や平面のコンポーネントに限定できます。 また、シーケンス内のフレームのサブセットに適用できます。 画像には、修正を行なうスコープされたフレームと平面の両方が必要です。
修正されない画像は通過するため、メモリや処理時間を必要としません。
Masking
この操作はマスキングが可能で、その操作を画像の領域に制限します。 マスクは反転させたり、明るくしたり、暗くしたりすることができます。
マスク入力はノードの横にあります。コネクタのラベルはマスクとして使用する平面を示します。
マスク入力は、出力画像の解像度と異なる場合、出力画像の解像度に合わせてスケールもできます。 このノードが断続的に変化していても、マスクが変化していない場合、Scale COPを配置すると、マスク画像のサイズ変更がやや速くなります。 これを行なわない場合は、このノードを処理する度に毎回スケールが発生します。
折りたたみ可能なピクセル操作
これは折りたたみができるピクセル操作です。 他の折りたたみ可能なピクセル操作を使ってシーケンスに配置すると、ピクセル操作のシーケンスの最終ノードで1つの操作として結合されます。 これは折りたたみ可能なピクセル操作チェーンとして知られています。
チェーン内を流れる画像データは、チェーンの終端でのみ量子化されます。 これにより、中間操作で、ピクセルのデータフォーマットの通常範囲外の値を浮動小数点精度で作成して、運ぶことができます。 この純粋な結果としては、量子化エラーおよびブラック/ホワイトクリッピングが減少します(整数フォーマットで特に役立ちます)。
折りたたみ可能なピクセル操作は、ノードアイコンの水色の背景カラーにより認識できます。 異なるカラーのノードが2つの折りたたみ可能なCOPに挿入されると、チェーンはそのポイントで切断され、それ以上操作は折りたたまれません。
折りたたみ可能なピクセル操作は、マスクやスコーピングができます。 チェーンのある操作にマスクをかけ、他の操作にはマスクをかけない(または同じマスクを共有しない)場合、チェーンは、そのポイントで'切断され'、そのノードで量子化が起こります。 スコーピングが異なっていても、チェーンは切断されません。
パラメータ
Gamma
Gamma
画像に適用するガンマ。
Use Component Controls
平面のチャンネル毎に別々に影響を与えることができます。若干処理に負荷がかかります。
Red, Green, Blue, Component 4 Gamma
コンポーネント毎のガンマ。グローバルガンマは、コンポーネントガンマにより乗算され、最終的なガンマ値を取得します。
Collapsible Pixel Operation Parameters
折りたたみ可能なピクセル操作は他の同じ操作と結合でき、各ノードではなく、1つのパスで結果を計算することができます。 操作間に他のノードがなければ、操作は順次に実行されます。
Do Operation in Unpremultiplied Space
Color平面は、入力アルファで割られ、出力アルファで乗算されるため、Color操作は事前に乗算されていない空間で実行されます。 この操作が折りたたみ可能なチェーンにある場合、チェーンの切断や量子化を回避するため、チェーンのすべてのノードには、このパラメータと同じ設定が必要になります。
Quantize
このノードが折りたたみ可能なチェーンの中間にある場合、このノードで画像の量子化および保存を行なうことができます。
Mask
マスクを選択すれば、ノードの効果をマスクで定義した領域に制限することができます。マスクはマスク入力(サイド入力)または1番目の入力そのものから取得することができます。
Effect Amount
マスクが存在しない場合、一定量(0 = すべての入力、1 = すべての出力)により出力と入力を混合します。
マスクが存在する場合、この量によりマスクを乗算します。
Operation Mask
マスクとして使用するマスク平面をマスク入力から選択します。マスクの選択方法は下記のとおりです。
マスクには、ある平面や全体の平面のコンポーネントを指定することができます。 ベクトル平面をマスクとして用意した場合、そのコンポーネントは、画像のコンポーネントによって乗算されます。
Scalar Mask ('A', 'C.r')
C.r = I.r * M C.g = I.g * M C.b = I.b * M
Vector Mask ('C')
C.r = I.r * M.r C.g = I.g * M.g C.b = I.b * M.b
First Input
画像自体のアルファ平面への操作をマスクする場合に便利です。
Mask Input
サイドマスク入力からマスクを選択します。
Off
マスクをオフにします。マスク入力を切り離す必要はありません(マスクを一時的に無効にする場合に便利です)。
Resize Mask to Fit Image
マスク画像の解像度が出力画像と異なる場合、このパラメータをオンにすると、出力画像の解像度にマスクをスケールします。
このノードが断続的に変化していても、マスクが変化していない場合、Scale COPを配置すると、マスク画像のサイズ変更がやや速くなります。 これを行なわない場合は、このノードを処理する度に毎回スケールが発生します。
Invert Mask
マスクを反転し、完全に'マスクした'すべての部分がマスクのない状態になります。 これにより、マスクを使ったノードの後にInvert COPを挿入する必要がなくなります。
Scope
Plane Scope
ColorのRGBコンポーネント、Alpha、および他の平面に対する範囲を指定します。 (C)RGBAマスクは、ColorコンポーネントとAlphaにのみ影響します。'C'は、すべてのRGBコンポーネントを切り替えます。
ColorとAlpha以外の平面の場合、平面の名前(適用可能な場合はコンポーネントも加えて)は、文字列フィールドで指定されます。 プルダウンメニューにより、このノードにある平面またはコンポーネントを選択できます。
平面は、その名前で設定されます。コンポーネントは、その平面とコンポーネントの名前の両方により指定されます。 '*'のワイルドカードによって、追加の平面をすべてスコープすることができます。平面やコンポーネントは、スペース区切りでいくつでも指定することができます。
例:
P N.x N.y P N Pz
Frame Scope
Frame Scope
フレーム範囲で特定のフレームのスコーピングを可能にします。 これは、平面スコープに追加されます(したがって、あるフレームの平面は、修正を行なうスコープされたフレームと平面の両方である必要があります)。
All Frames
すべてのフレームがスコープされます。
Inside Range
サブ範囲の内側にあるすべてのフレームがスコープされます。
Outside Range
サブ範囲の外側にあるすべてのフレームがスコープされます。
Even Frames
偶数番号のフレームがスコープされます。
Odd Frames
奇数番号のフレームがスコープされます。
Specific Frames
ユーザ定義のフレームリストがスコープされます。
Frame Range
Inside/Outside Rangeの場合、このパラメータは、スコープする(またはスコープしない)シーケンスのサブ範囲を指定します。 これは、Timelineビューアモードで編集できます(ビューアの⌃ Ctrl + 2)
Frame Dropoff
Inside/Outside Rangeの場合、このパラメータは、前後の一定数のフレームを指定して、ゆっくりとスコープしたフレームまで増加させます。 この操作は、その入力とブレンドされ、多数のフレームに対してスコーピング効果を'イーズイン'または'イーズアウト'します。 これは、Timelineビューアモードで編集できます(ビューアの⌃ Ctrl + 2)
Non-scoped Effect
スコープされないフレームについて、入力画像と修正画像間のブレンド係数を設定します。 通常はゼロです(入力画像を使用)。ゼロ以外の値に設定すると、スコープされないフレームを'わずかに'スコープされないようにできます。 値は、0(スコープしない)から1(スコープする)の間で変化します。
Frame List
'Specific Frames(特定のフレーム)'のフレームリストです。フレーム番号はスペース区切りにしてください。
Automatically Adjust for Length Changes
シーケンス範囲が変化する場合、このパラメータを有効にすると、新しい範囲に合うようにサブ範囲とフレームドロップオフの長さが調整されます。
ローカル変数
L
シーケンス長さ。
S
シーケンスの開始。
E
シーケンスの終了。
IL
入力シーケンス長さ。
SR
シーケンスフレームレート。
NP
シーケンス内のフレームの数。
W,H
画像の幅と高さ。
I
画像のインデックス(開始フレームが0)。
IT
画像の時間(開始フレームが0)。
AI
現在の平面配列のインデックス。
PI
現在の平面インデックス。
PC
現在の平面内のチャンネルの数。
CXRES
Composite ProjectのX解像度。
CYRES
Composite ProjectのY解像度。
CPIXA
Composite Projectのピクセルアスペクト比。
CDEPTH
Composite Projectのラスター深度。
CBP
Composite Projectのブラックポイント。
CWP
Composite Projectのホワイトポイント。
Examples
The following examples include this node.
MakeRipples Example for Deform compositing node
このサンプルでは、Deform COPを使って波紋効果を作成する方法を説明しています。 Ramp、Gamma、NoiseのCOPを使って、独自のアニメーションディスプレイスメントマップを作成しています。 このディスプレイスメントマップをDeform COPで使用することで、画像を修正しています。
GeokeyBasics Example for Geokey compositing node
このサンプルでは、3D情報を使ってマットやローカル修正用に画像の一部を抽出する方法を説明しています。 このサンプルでは、Geokey COPを使用しています。
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