Houdini 19.5 流体

ポイント可変粘度:ハチミツ

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Note

このプロジェクトは、固定粘度:ハチミツチュートリアルに基づいています。 レッスンを一通り行なったら、新しい名前でファイルを保存してください。

  1. ⌃ Ctrl + ⇧ Shift + Sを押してシーンを保存します。

  2. 例えばhoney_variableviscosityといった新しい名前を入力します。

  3. Accept をクリックします。

ハチミツは自然の産物で、その性質は実にさまざまです。 液体に近いものもあれば、粘度が非常に高くてどろりとしたもの、さらには固形のものもあります。 可変粘度を使用すると、糖度や温度のわずかな違いが出るように考慮されるので、ちょっとした性質の違いをシミュレーションに加えることができます。 これらの違いが、粘度がわずかに高い領域や低い領域を生成します。

このビデオでのハチミツのシミュレーションは、以下で説明しているパラメータと値に基づいています。色は、流体の粘度の値を表しています。

可変粘度

関連する物理パラメータは、FLIP Container SOPノードの Attributes にあります。

Note

可変粘度では、カスタムのアトリビュート-フィールドペアを定義する必要はありません。

  1. Viscosity をオンにしてタブを展開します。

  2. Varying Viscosity をオンにします。

ランダムな粘度

Attribute Noise SOPを追加すると、粘度値をランダムにすることができます。

  1. ソースオブジェクトの出力とFLIP Sourceノードの4番目の入力の間にAttribute Noiseノードを追加します。

  2. General で、 Attribute NamesFloat に変更します。テキストフィールドにviscosityと入力します。

  3. Attribute ClassPoint に設定されていることを確認します。

  4. Noise ValueRange Values に移動して、 Min/Max を選択します。

  5. Min Value1500Max Value2500と入力します。

  6. 値はGeometry Spreadsheetペインで確認することができます。平均値は約2000になっているはずです。

  7. さらにランダム化するには、 Animation ▸ Animate Noise をオンにします。

可変粘度を表示する

Attribute Adjust Color SOPノードを使用して、様々な粘度値を視覚化することができます。 このノードはFLIP Solver SOPの後に追加します。

  1. Adjustment Value セクションに移動します。

  2. Pattern TypeRemap Attribute に変更します。

  3. カラーグラデーションを変えたい場合には、右側の Presets ギアアイコンをクリックして、ドロップダウンリストから Black to Orange などの新しいグラデーションを選択します。

  4. Remap Attribute ▸ Source Attribute で、viscosityと入力します。

  5. Source Range に移動します。最初のフィールドにAttribute Noiseノードの Min Value (1500)を、2番目のパラメータフィールドに Max Value (2500)を入力します。

粘度アトリビュートをサーフェスに追加する

Attribute Adjust Colorノードが粘度値をCdカラーアトリビュートに変換し、それを流体サーフェスに表示します。 以下の画像では、パーティクルサーフェスに転送されたviscosityアトリビュートを示しています。

  1. Particle Fluid Surface SOPノードを追加して、それをAttribute Adjust Colorノードの出力に接続します。

  2. Output ▸ Transfer Attributes で、既存のアトリビュートのリストにCdを追加します。

See also

流体

初心者向け

パーティクル流体(SOP)

粘度のある流体(SOP)

FLIP構成ツール(SOP)

最適化(SOP)

DOPワークフロー

パーティクル流体(DOP)

粘度のある流体(DOP)

オーシャン(DOP)

最適化

  • 流体の圧縮

  • 流体シミュレーションの分散

    Distributeシェルフツールは、HQueueを使用して複数マシンのファーム上で並列処理ができるように、オブジェクトのシミュレーションネットワークをセットアップします。