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概要 ¶
このノードは、プリミティブセット上のすべてのアセットパスアトリビュートを検索し、それらのパス値を修正します。
これは、他のユーザからUSDファイルを受け取った時に、そのファイルに絶対パスが含まれていて、それを相対パスに変換したい場合に役立ちます。
また、テクスチャマップファイルをレンダラー固有のフォーマット(例えば、Karmaでレンダリングするなら.ratファイル)に変換するのにも役立ちます。
パラメータ ¶
Primitives
このノードを動作させるPrim(s)。
    Scene Graph Tree ペインからPrim(s)をこのテキストボックスにドラッグすることで、それらのパスを追加することができます。
    または、このテキストボックスの隣にある再選択ボタンをクリックすることで、ビューア内でPrim(s)を選択することができます。
    他にも、この再選択ボタンを⌃ Ctrlクリックすることで、ポップアップツリーウィンドウからPrim(s)を選択することができます。
    コレクション内のすべてのPrimsのマッチング(
/path/to/prim.collection:‹name›)といった高度なマッチングには、プリミティブパターンを使用すると良いでしょう。
Note
トランスフォームハンドルがコンテキストを認識できるようにするには、このパラメータを露出させる必要があります。 それをしなかった場合、ハンドルを適切に配置することができません。
Allow Chained Modifications
このプロパティを有効にすることで、複数のルールを単一パスに適用することができます。 これを無効にすると、最初のルールがパスに影響し、それ以降のすべてのルールはそのパスで無視されます。
Number of Modification Rules
パス値を処理するのに必要なルールの数。
Find Prefix
接頭辞として指定された文字列を含んだパスがこのルールから影響を受けます。 この文字列は、標準のファイルパスマッチルールを使用します。
Replace Prefix
マッチした Find Prefix を含んだパスの接頭辞がこの値に置換されます。 これを使用することで、フルパスを相対パスに変換したり、フルパスを新しいルートディレクトリで更新することができます。
Find Suffix
接尾辞として指定された文字列を含んだパスがこのルールから影響を受けます。 この文字列は、標準のファイルパスマッチルールを使用します。
Replace Suffix
マッチした Find Suffix を含んだパスの接尾辞がこの値に置換されます。 これを使用することで、テクスチャマップファイルパスのファイル拡張子を更新することができます。
Python Code
このPythonコードがすべてのパスに対して実行されます。
    このコードは、変更の有無のチェック、変更の実施の両方を担います。
    このPythonコードは、更新されたパス値を返してください。
    変更なしを示す場合はNoneを返してください。
Note
これは、空っぽの文字列を返すのと意味が違い、空っぽの文字はパス値をクリアすることを意味します。
アセットパスの現行値は、このPythonコード内でassetpathグローバル変数を使ってアクセスすることができます。
    修正されるアトリビュートのシーングラフパスは、このPythonコード内でattributepathグローバル変数を使ってアクセスすることができます。
サンプル ¶
 すべての.pngアセットパスの拡張子を.exrに変更するには、以下のPythonコードを使用します
if assetpath.endswith('.png'): return assetpath[0:-4] + '.exr' return None
 すべてのUsdVolFieldAssetファイルパスがvolumesサブディレクトリ下を指すように変更する
if attributepath.endswith('.filePath'): parts = assetpath.split('/') return '/'.join(parts[0:-1]) + '/volumes/' + parts[-1] return None
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