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概要 ¶
USDは、ジオメトリを含んだPrimsの境界ボックス(“extents”)メタデータを追跡することで、ユーザーが重いジオメトリまたはアンロードされたペイロードの場所で高速にその境界ボックス表示に切り替えることができるようになっています。
このノードは、選択したPrimsの境界ボックスメタデータをビューポート内でインタラクティブに、または、パラメータを使って手動で設定することができます。
Tips ¶
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        このノードの Primitives パラメータ内のデフォルトのパターン構文は、ペイロードのPrimsを すべて 選択します。 Mode パラメータのデフォルトの“Automatic”と組み合わせることで、すべてのペイロードの境界ボックス(“extents”)メタデータを既知のジオメトリサイズに設定することができます。 これは、LOPsネットワークでメモリ内のジオメトリを編集して、ディスクにファイルを書き出す前にすべての境界ボックス(“extents”)メタデータを設定したい時に役立ちます。 
パラメータ ¶
Primitives
このノードを動作させるPrim(s)。
    Scene Graph Tree ペインからPrim(s)をこのテキストボックスにドラッグすることで、それらのパスを追加することができます。
    または、このテキストボックスの隣にある再選択ボタンをクリックすることで、ビューア内でPrim(s)を選択することができます。
    他にも、この再選択ボタンを⌃ Ctrlクリックすることで、ポップアップツリーウィンドウからPrim(s)を選択することができます。
    コレクション内のすべてのPrimsのマッチング(
/path/to/prim.collection:‹name›)といった高度なマッチングには、プリミティブパターンを使用すると良いでしょう。
Note
トランスフォームハンドルがコンテキストを認識できるようにするには、このパラメータを露出させる必要があります。 それをしなかった場合、ハンドルを適切に配置することができません。
Mode
境界ボックスメタデータの設定方法。
Automatic
(UsdGeom.BBoxCacheからの)ジオメトリデータに基づいてUSDライブラリが考えたサイズを設定します。
Min and Max
境界ボックスの最小コーナーと最大のコーナーの座標で境界ボックスを指定します。
From Bounds
中心座標とXYZ長で境界ボックスを指定します。
Minimum
Mode が“Manual”の時、境界ボックスの最小コーナーの座標を指定します。
Maximum
Mode が“Manual”の時、境界ボックスの最大コーナーの座標を指定します。
Translate
Mode が“From Bounds”の時、境界ボックスの中心の座標を指定します。
Scale
Mode が“From Bounds”の時、境界ボックスのX,Y,Zの長さを指定します。
Bounds Are In World Space
Mode が“Automatic”でない場合、 Minimum と Maximum または、 Translate と Scale の値は、ワールド空間の境界ボックス位置を示しています。 Primの境界は常にローカル空間で表現されているので、このオプションを有効にすると、その境界値はワールド空間からPrimのローカル空間に変換されます。 このオプションを無効にすると、その境界はPrimで出現する位置とまったく同じローカル空間で表現されます。