Houdini 20.5 ネットワークとパラメータ

Node Info

Node Infoウィンドウは、特定のノードに関する統計と情報の概要を表示します。

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例えば、ジオメトリノードのNoe Infoウィンドウは、ポイント、プリミティブ、頂点の数だけでなく、そのノードジオメトリ内のグループとアトリビュートも表示します。 これは、何が起きているのかを把握するのに非常に役立つことが多いです。

How to

To...Do this

すぐにでも情報を確認できるようにNode Infoウィンドウを一時的に表示する

ノード上でを押したままにします。 マウスボタンを離すと、そのウィンドウが自動的に閉じます。

Tip

ノード上で⇧ Shift + を押したままにすると、Node Infoウィンドウはそのノードをクックせずに開きます。

ノード情報をウィンドウで開く

  • マウスカーソルをノード上に置いて表示されるリングの中のボタンをクリックします。

    または
  • ノード上で⌃ Ctrl + クリックします。

    または
  • ノードを右クリックして Show Node Information を選択します。

Node Infoウィンドウのフォーカスが外れると(例えば、そのウィンドウ外のどこかをクリックすると)すぐに、ウィンドウが閉じます。 これによって、Node Infoウィンドウが乱立することなく、情報をスクロールしたり、コントロールを操作することができます。

Tip

ピン留めされていないNode Infoウィンドウがフォーカスから外れて消えないように常に手動で閉じなければならないようにする設定があります。 メインメニューから Edit ▸ Preferences ▸ Network Editor,Nodes and Trees を選択して、 Node Info Windows Close When Losing Focus をオフにします。

Linux

Linuxでは、デフォルトで、フォーカスが外れてもNode Infoウィンドウが持続されるようになっているので、手動でウィンドウを閉じる必要があります。 Linuxユーザによっては“focus follows mouse”プリファレンスが有効になっていて、それによってNode Infoウィンドウのフォーカスが即座に外れて閉じてしまうので、このようになっています。 ウィンドウマネージャの“focus follows mouse”が無効ならば、 Edit ▸ Preferences ▸ Network Editor, Nodes, and TreesNode Info Windows Close When Losing Focus オプションを有効にすると良いでしょう。

Node Infoウィンドウが常に開いたままにする

Node Infoウィンドウのピンアイコンをクリックします。 再びピンアイコンをクリックすると、そのウィンドウを“ピン解除”することができます。

更新を停止する

デフォルトでは、Node Infoウィンドウが開いている間は、時間の変更、パラメータの変更、入力データの変更によって発生したノードの変更内容が反映されるようにそのNode Infoウィンドウが更新されます。 (Node Infoウィンドウの更新は、Houdiniのパフォーマンスに影響を与えないように1秒あたり約50回までに制限されています。)

Node Infoウィンドウ内にある停止ボタンをクリックすると、そのウィンドウ内の情報は自動的に 更新されなくなります 。 ノードに変更があった場合、更新ボタンがウィンドウ内に出現します。 その更新ボタンをクリックすることで現在のノードの状態に更新することができ、または、停止ボタンを無効にすると自動更新が再開されます。

詳細は、以下の更新のコントロールを参照してください。

SOPのアトリビュートやグループを視覚化する

(SOPノードを⌃ Ctrl + クリック、または、SOPノードのリング内の“情報”ボタンをクリックすることで)インタラクティブなNode Infoウィンドウを開いている場合、 アトリビュートの名前の隣りにあるスイッチをクリックすることで、そのアトリビュートのビジュアライザを作成して有効にすることができます。

グループの名前の隣にあるスイッチもクリックすることができます。 これは、ビューア内にグループボックスを表示し、そのグループの内容がハイライトするように設定します。

Node Infoウィンドウの情報をコピーする

(SOPノードを⌃ Ctrl + クリック、または、SOPノードのリング内の“情報”ボタンをクリックすることで)インタラクティブなNode Infoウィンドウを開いている場合、 コピーしたい情報のタイトルをクリックして選択してから⌃ Ctrl + Cを押すと、そのタイトルのテキストをコピーすることができます。 タイプ別のアトリビュートのリストをコピーしたい場合、ドラッグ選択によって、それらのアトリビュートを選択することができます。

SOPアトリビュートの変更内容を表示する方法

SOPノードのNode Infoウィンドウは、そのノードのジオメトリ内のアトリビュートのリストを表示します。

  • デフォルトでは、SOPノードの1番目の入力が接続されている場合、そのNode Infoウィンドウは、そのノードで追加されたアトリビュートを 太字 で表示します。 ギアメニューから Highlight New Attributes を無効にすることで、この挙動を無効にすることができます。

  • アトリビュートのリストを“差分”モードに切り替えることができます。“差分”モードは、新しく追加されたアトリビュート、削除されたアトリビュート、変更されたアトリビュートをハイライトします。 Node Infoウィンドウを“差分”モードに切り替えるには、アトリビュートの下にある Show Changes to Attributes スイッチを有効にするか、または、ギアメニューから Show Changes to Attributes を有効にします。

    この“差分”モードは、新しいアトリビュートを緑色、削除されたアトリビュートをピンク色、同じ名前でもメタデータが異なるアトリビュート(デフォルト値が異なる、コンポーネント数が異なる)を紫色、値が変更されたアトリビュートを黄色でハイライトします。

    Note

    ノードのジオメトリのアトリビュートの数が膨大な時、または、ジオメトリが非常に膨大な時、例えば、数百万ものポイントを持つノードに対してPointアトリビュートを比較した時、この“差分”モードは遅くなってしまう可能性があります。 これが理由で、差分の表示はデフォルトで無効になっており、比較が終わったときには、無効にしたいことでしょう。

Node Infoウィンドウの更新を制御する方法

  • デフォルトでは、Node Infoウィンドウは0.25秒間隔で更新されます。ギアメニューから異なる更新頻度を選択することができます。

  • Node Infoウィンドウの自動更新を停止するには、ポーズボタンを有効にするか、または、ギアメニューから更新頻度を Manual に設定します。

  • 更新が停止されている間、ウィンドウの上部にある停止ボタンの隣にある更新ボタンをクリックすることで、ウィンドウを手動で更新することができます。

  • 例えば、ノードにエラーがあって、そのエラーをクリアした場合、Node Infoウィンドウが自動的にリロードされないことがあります。ギアメニューから Cook and Refresh を選択することで、ノードが強制的に再クックされ、Node Infoウィンドウがノード情報を更新します。

Note

Edit ▸ Live Parameter Display During Playback プリファレンスがオフの場合、Node Infoウィンドウは再生中に更新されません。

ネットワークとパラメータ

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