Houdini 19.5 ネットワークとパラメータ

パラメータエディタ

ノードのパラメータを変更した時のそのノードの挙動を変更する方法。

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概要

パラメータとは、それぞれのノードのオプションです。例えば、各ライトには、ライトの位置を制御する Translate パラメータ、放射するライトのカラーを制御する Color パラメータなど他にもたくさんのパラメータがあります。

編集

To...Do this

パラメータ値を編集する

  • パラメータ値ボックスをクリックして新しい値を入力します。

  • Alt + Eを押して外部エディタ($EDITOR環境変数で定義します)でフィールドの内容を編集します。

フィールドの値を以前の値に戻す

テキストフィールドでクリックします。

値をデフォルトにリセットする

パラメータで⌃ Ctrl + クリックします。

ノード上の特定のパラメータを検索する

パラメータエディタの右上にある検索アイコンをクリックすると、検索ツールバーが表示されます。

パラメータのアニメーションチャンネルを削除する

パラメータを⌃ Ctrl + クリックするか、またはクリックして Delete Channels を選択します。

ビューアでドラッグして値を変更する

  1. チャンネルリストでスコープしたチャンネルを選択します。

  2. ビューアペインで、Jを押しながらドラッグするとパラメータの値を修正することができます。または、ドラッグするとバリューラダーが表示されます。

バリューラダーを使って値を変更する

  1. パラメータ名または個々の編集フィールドでクリックすると、バリューラダーが表示されます。

  2. バリューラダーを上下にドラッグすると変更の大きさを選択することができます。左右にドラッグすると値を変更することができます。

特定のノードを常に編集できるようにパラメータエディタを新規に作成する

  1. 編集したいノードを選択します。

  2. ペインのヘッダにある“New Tab”ボタンをクリックして New Pane Tab Type ▸ Parameters を選択します。

  3. 新しいパラメータエディタペインで、ピンボタンをクリックすると、そのノードのパラメータエディタをピン留めすることができるので、選択するノードに追従しなくなります。

2つのパラメータ値の間に関係性を作成する

パラメータ値の参照を参照してください。

パラメータが変更されないように保護する

  • パラメータエディタでそのパラメータを右クリックして、 Lock Parameter を選択します。

  • パラメータのロックを再度解除するには、そのパラメータを右クリックして、 Unlock Parameter を選択します。

ロックされたパラメータの編集フィールドの背景は灰色になります。

エクスプレッションの入力

To...Do this

短いエクスプレッションを直接入力する

パラメータのテキストボックスに式を直接入力します。

エディタウィンドウを使ってエクスプレッションを入力する

パラメータを右クリックして、 Expression ▸ Edit Expression を選択します。

現行フレームで計算された値とエクスプレッションそのものの表示を切り替える

パラメータを右クリックして、 Expression ▸ Toggle Expression を選択します。

エクスプレッションで生成したアニメーションカーブを閲覧する

パラメータを右クリックして、 Channels ▸ Add to Channel List を選択します。

テキストボックスの色分け

Houdiniは、現在のチャンネルとキーフレームの状態に応じて、パラメータのテキストボックスを色分けします。

背景のカラー

パラメータの背景

状態

ブラック

チャンネルなし

このパラメータはアニメーションしません。どのチャンネルにも関連付けられていません。

グリーン

キーが打たれています

このパラメータは(エクスプレッションによる制御で)アニメーションし、現行フレームがキーフレームです。

イエロー

保留中のキーフレーム

このフレームでの現在の値はキー値と違いますが、まだ明示的にキーが打たれていません。 自動コミット(確定)がオフの場合、変更されたパラメータは明示的にキーを打つ必要があります。

Houdiniがキーフレームの変更を自動的にコミット(確定)するように設定することができます。

ブルー

中間

このパラメータは(キーフレームまたはエクスプレッションのどれかによって)アニメーションしますが、現行フレームにキーフレームはありません。

(パラメータの名前をクリックすることで、現行値とエクスプレッションの表示を切り替えることができます。)

オレンジ

CHOPによる上書き

このパラメータは、現在チャンネルオペレータ(CHOP)で制御されています。

ライトブルー

無効化されたチャンネル

このパラメータは(キーフレームまたはエクスプレッションのどれかによって)アニメーションしますが、そのチャンネルがドープシートで無効化されています。

ライトイエロー

空っぽのチャンネル

このパラメータには空っぽのチャンネル(何もキーフレームが含まれていないチャンネル)が含まれています。 Graph View上のすべてのキーフレームを削除すると、空っぽのチャンネルを含んだパラメータが出来上がります。

パラメータ上のチャンネルを削除(パラメータをクリックして Delete Channels を選択)することで、パラメータの背景がブラックになり、 単一キーを追加することで、そのパラメータを単一キーフレームチャンネル(背景がグリーン)にすることができます。

パープル

デフォルトでないエクスプレッション言語

このパラメータは、現在のデフォルトとは異なるエクスプレッション言語を使用しています。

Note

これは、パラメータにどのエクスプレッション言語が設定されているのかを示しているわけではなくて、単に現在のデフォルトと違うことを示します。 デフォルトは通常ではHScriptなので、これは、そのパラメータがPythonエクスプレッションであることを示していることが多いです。

詳細は、Pythonのパラメータエクスプレッションを参照してください。

パラメータの下線

パラメータエディタは、選択されたパラメータに色付きの下線を表示することで、そのパラメータがChannel List内で 選択 されているかどうかも視覚的にわかるようになっています。 HoudiniのAnimationプリファレンス( Edit ▸ Preferences ▸ Animation )にある Underline in the Parameter Editor オプションを切り替えることで、パラメータの下線を有効/無効にすることができます。 Animationプリファレンスの Use Channel Color を有効にすると、その下線はGraph Viewのチャンネルと同じ色になります。

選択されたチャンネルリストのパラメータがパラメータエディタで下線が付きます。

Use Channel Color をオフにすると、Channel Listで選択されたすべてのチャンネルに対してオレンジの下線が表示されます。

Use Channel Colorオプションを無効

他のノードを参照するパラメータ

Houdiniでは、色々なパラメータに数値や文字列以外にも、他のノードの参照を含ませることができます。

To...Do this

ノードの名前をノードのパラメータに挿入する

  • パラメータのテキストフィールドにノードのパスを入力します。“this”ノード(編集しているパラメータのノード)から相対パスを使うこともできます。

  • パラメータの隣のノード選択アイコンをクリックして、すべての既存ノードで構成されるツリーからノードを選択します。

  • ネットワークエディタのノードを、パラメータのテキストフィールドにドラッグアンドドロップすると、そのフィールドにノードの名前が挿入されます。

参照するノードのパラメータを編集する

  • パラメータのテキストフィールドの隣のジャンプアイコンをクリックすると、現在のエディタで参照するノードのパラメータにジャンプすることができます。

  • ジャンプアイコンを⌃ Ctrlクリックすると、参照するノードのパラメータを新しいウィンドウで編集することができます。これによって、現在のノードのパラメータエディタが移動することなく、参照するノードのパラメータを簡単に編集することができます。

プリセット

プリセットファイルにはオペレータのパラメータのプリセット値があります。プリセット値には一般的な値を設定したり、ノードの重要なバリエーションを保存することができます。保存したプリセットはノード固有になります。

ツールバーのギアポップアップメニューからメニューアイテムを選択して、プリセットの読み込み、保存、選択をします。

To...Do this

ノードのパラメータ値をプリセットに保存する

  1. パラメータエディタのギアメニューから Save Preset を選択します。

  2. プリセット名を設定します。例えば、center_pivotにして、 Save Preset をクリックします。

詳細は、Save Presetウィンドウを参照してください。

プリセットからノードのパラメータ値を設定する

パラメータエディタのギアメニューからプリセット名を選択します。

ノードのプリセットを削除する

パラメータエディタのギアメニューから Delete Preset を選択します。

Delete Presetウィンドウで削除したいプリセットを選択します。

Note

.presetファイルを読み込んで.presetファイルに保存する方法はもう古いです。上記の方法を使ってプリセットの読み込み・保存をしてください。しかし、.presetファイルはアスキーファイルなので、新しいメソッドで使われている.idxファイルよりも編集が簡単です。そのため、まだ現役です。

デフォルト

  • パラメータエディタは、デフォルト値とは異なる値を 太字 で表示します。

  • ノードのタイプに対して、元の“factory(出荷時)”デフォルトを一時的に変更することができます。 例えば、Subdivideノードのデフォルトの Depth2に変更すると、新しいSubdivideノードの Depth は2で始まり、デフォルトに戻しても、元の“factory(出荷時)”デフォルトの1ではなく2にリセットされます。

    これは、パラメータエディタの“太字”表示形式には影響しません。パラメータエディタは、デフォルトの変更に関係なく 元の デフォルトと異なる値を常に太字にします。

    デフォルトの変更は、現行“セッション”でのみ有効です。Houdiniを終了または再起動すると、元のデフォルトで始まります。

  • 新しく作成したノードのインスタンスのデフォルト値を 永続的に 変更したいのであれば、作成スクリプト (HOUDINIPATH/scripts/category/nodename.pyまたはnodename.cmd)を使用することで、 新しいタイプのノードを作成した時にそれを変更することができます。

To...Do this

単一パラメータをデフォルト値にリセットする

パラメータエディタで、パラメータラベルを右クリックして、 Revert to Defaults を選択します。

または

パラメータラベルを⌃ Ctrl + クリックします。

ノードのパラメータすべてをデフォルト値にリセットする

パラメータエディタで、ギアメニューをクリックして、 Revert to factory defaults を選択します。

ノードの現行値を新しいデフォルトにする

パラメータエディタで、ギアメニューをクリックして、 Override factory defaults for this session を選択します。

ノードのデフォルトを元の値に戻す

パラメータエディタで、ギアメニューをクリックして、 Revert to and restore factory defaults を選択します。

これは、ノードのパラメータすべても元のデフォルト値に戻します。

ツールバー

Node Menu

あなたが現在編集しているノードのアイコンを表示します。クリックすると、そのノードのコンテキストメニューが表示されます(これは、ネットワークエディタ内でノードを右クリックして表示されるメニューと同じです)。

Node Type

例えば、Geometryオブジェクトは Geometry と表示します。

Name Text Box

ノードの名前。ノードを作成すると、そのノードの名前は、そのオペレータタイプ名のデフォルト名と番号になります。 このテキストボックスを編集することで、ノードの名前を変更することができます(これは、ネットワークエディタ内でノードの名前をクリックすることと同じです)。

ノード名には、文字と数値だけを使用することができます。スペースは許可されていません。

ギアメニュー

このメニュー内の項目を使用することで、ノードとパラメータの設定を色々と編集することができます。詳細は、ギアメニューを参照してください。

  • ノードのパラメータインターフェースを編集します。Edit Parameter Interfaceウィンドウを参照してください。

  • プリセットを保存したり、プリセットを再読み込みします。

  • ノードのDeleteスクリプトを編集します(このスクリプトは、ノードが削除された時にHoudiniが実行するスクリプトを定義することができます)。

Info

クリックすると、そのノードに関する情報が小さいウィンドウで表示されます。 例えば、ジオメトリノードは、境界ボックス、ポイント数、アトリビュート、その他の情報を表示します。 これは、ネットワークエディタのNode Infoウィンドウに表示される情報と同じです。

エクスプレッション言語

このメニューは、新しくエクスプレッションを記述する時に使用するエクスプレッション言語(HScriptエクスプレッションまたはPython)を制御します。 パラメータのコンテキストメニューを使用することで、個々のパラメータに対してエクスプレッション言語を選択することができます。

検索

クリックすると、パラメータを検索したりフィルタリングするコントロールを持ったツールバーを表示/非表示させることができます。

Help

クリックすると、現行ノードのドキュメントが表示されます。

複雑なインターフェース内の特定のパラメータに迅速にジャンプしたり、デフォルト値でないパラメータだけを表示したり、エクスプレッションが使用されているパラメータを検索したいということがよくあります。 フィルターと検索のツールバーは、それを容易にします。

To...Do this

フィルターと検索のツールバーを表示する

パラメータエディタの右上コーナーにある検索アイコンをクリックすると、検索とフィルターのコントロールを表示/非表示させることができます。

  • 左側にあるポップアップメニューは、パラメータエディタに表示させるパラメータをフィルタリングすることができます:

    • All Parameters(このモードでは、テキストボックスは、タブや他のグループではなく、パラメータだけを検索します)。

    • All Parameters and Headings(このモードでは、テキストボックスは、パラメータだけでなくタブ名やグループヘッダも検索します)。

    • Time-Dependent Parameters(現行フレーム番号に基づいて変化するパラメータのみを検索します)。例えば、$Fを使ったエクスプレッションのパラメータ。

    • Scoped Parameters(Animation Editorで表示されているパラメータのみを検索します。詳細はチャンネルリストを参照してください)。

    • Auto-Scoped Parameters(チャンネルリストへの自動追加が有効になっているパラメータのみを検索します)。

    • Selected Parameters(シーングラフ内で選択されているパラメータのみを検索します)。

    • Parameters with Non-Default Values(デフォルト値でないパラメータのみを検索します)。これは、編集されたパラメータを簡単に確認することができます。

    • Parameters with Expressions(エクスプレッションが使用されているパラメータのみを検索します)。

    • Parameters with Overrides(オーバーライドされているパラメータのみを検索します)。通常では、これはパラメータの値がCHOPネットワークによって計算されていることを意味します。例えば、Motion Effectsは、パラメータを制御するCHOPネットワークをセットアップします。

    • Invisible and Hidden Parameters(不可視またはhide when条件で非表示になっているパラメータのみを検索します。条件ルールを参照してください)。

  • 左側のポップアップメニューは、パラメータに対して使用する検索基準も定義します:

    • Parameter Names or Labels

    • Parameter Names

    • Parameter Labels

    • Parameter Raw Value(このモードでは、現在のエクスプレッション文字列が検索されます。エクスプレッションがなければ、代わりにパラメータ値が検索されます)。

    • Parameter Evaluated Value(このモードでは、すべてのパラメータが評価され、その評価された値の文字列が検索されます)。

  • 左側のポップアップメニューには、検索をカスタマイズするための追加オプションが用意されています:

    • Exact Match(単に文字列内でパターンを検索するのではなくて、そのままのパターンマッチングを使用します)

  • 右側のテキストボックスは、現在の検索基準でパラメータをフィルタリングします。

    フィルターが“Raw Value or Expression”に設定されている時、この検索ボックスは、名前/ラベルではなく、パラメータの を検索します。

Tip

メニューボタンのテキストには、現在の検索モードと基準の要約が表示されます。 “Exact Match”が有効であれば、そのラベルは“Search”ではなく“Match”から始まります。

Tip

Houdiniは、検索に合致したパラメータのタブ構造を維持するので、あなたが探しているパラメータを見つけるには、タブをクリックする必要があります。

ギアメニュー

Edit Parameter Interface

現在のノードインスタンスに対してSpareパラメータを追加/編集/削除することができるウィンドウを開きます。

これは、ノードを右クリックして Type Properties を選択するのと異なります。 Type Properties はそのタイプのすべてのノードのパラメータインターフェースを編集するのに対して、これは特定のノード上に存在する追加パラメータを編集します。

Edit Rendering Parameters

現在のノードインスタンスに対してレンダープロパティを追加/編集/削除することができるウィンドウを開きます。

これと Edit Parameter Interface の唯一の違いは、これは利用可能なSpareパラメータタイプのタブの代わりに利用可能なレンダープロパティのタブを自動的に表示します。

Edit Deletion Script

現在のノードが削除された時に実行されるスクリプトを編集することができるウィンドウを開きます。

(hou.Node.setDeleteScriptを使用することで、プログラムからDeleteスクリプトを設定することができます)

Edit Comments

現在のノードに関連付けられているコメント文字列を編集することができるウィンドウを開きます。

これは、ネットワークエディタのNode Infoウィンドウでコメントを編集することと同じです。

Revert Parameter Interface

現在のパラメータインターフェースをそのノードタイプの標準の初期インターフェースに戻します。

Delete All Spare Parameters

現在のノードからSpareパラメータを削除します。

Add Spare Input

他のノードを参照するためのSpareパラメータを追加します。このパラメータをコンパイルノードブロック内に使用することで、エクスプレッションを使わずに外部参照をすることができます。

Add Visualizer

このサブメニューの項目を選択することで、このノードにビジュアライザを取り付けることができます。

Show Visualizers

現在のノードに取り付けられているビジュアライザの設定を編集することができるウィンドウを開きます。

Save Preset

現在のパラメータ値をプリセットとして保存し、同じタイプの他のノード上にその設定を再コールまたはコピーすることができます。

Save as Permanent Defaults

現在のパラメータ値を同じタイプの新しいノードのデフォルトとして保存します。

Delete Preset

現在のノードタイプに保存されているプリセットを削除することができるウィンドウを開きます。

Revert to Factory Defaults

すべてのパラメータ値を、このノードのデフォルトにリセットします。

Revert to and Restore Factory Defaults

すべてのパラメータ値とデフォルトをHoudini出荷時の“ファクトリー”デフォルトにリセットして、すべての変更とカスタムしたデフォルトを元に戻します。

Override Factory Defaults for This Session

現在のパラメータ値を同じタイプの新しいノードのデフォルトとして保存しますが、それはHoudiniを再起動するまで有効です。

Type Properties

現在のノードタイプのType Propertiesウィンドウを開きます。アセットに関しては、これは、そのタイプのパラメータインターフェースと他のオプションを編集することができます。

残りのメニューは、このノードタイプに保存されているプリセットをリスト表示します。

パラメータコンテキストメニュー

PARMmenu.xmlでは、このメニューの内容を編集することができます。

Revert to Previous Value

以前のパラメータ値に戻します。

Keyframes

このサブメニューは、アニメーションチャンネルを扱う項目を制御します。

Add to Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリストにこのパラメータを追加します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Isolate in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータをこのパラメータで置換します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Remove from Channel List

アニメーションエディタからパラメータを削除します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Auto-Add

このパラメータの自動追加をトグルします。“自動追加”パラメータは、オブジェクトを選択した時に、そのパラメータが自動的にチャンネルリストに追加されます。

Select in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリスト内で、このパラメータを選択します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Select/Replace in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリスト内で、このパラメータを選択して、前の選択を解除します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Deselect in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリスト内で、このパラメータを選択解除します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Auto-Select

このパラメータの自動選択をトグルします。“自動選択”パラメータは、オブジェクトを選択した時に、そのパラメータが自動的にチャンネルリストで選択されます。

Pin in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリスト内で、このパラメータをピン留めします(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Pin/Replace in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリスト内で、このパラメータをピン留めし、前のピン留めを解除します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Unpin in Channel List

アニメーションエディタに表示されるパラメータのリスト内で、このパラメータのピン留めを解除します(詳細は、チャンネルリストを参照してください)。

Create Channel Group

選択したチャンネルからチャンネルグループを作成します。これは、パラメータタブ上でクリックした時、または、チャンネルリスト内で選択を定義した時によく使用します。

Select Nodes from Channels

選択したチャンネルから、ビューポート内でノードを選択します。 これは、すべてのハンドルをトップレベルのデジタルアセットにプロモートさせたキャラクタリグに対して非常に便利です。 パラメータラベルまたはタブ上でSを押したままクリックすることで、コントローラを選択することができます。 これは、チャンネルリストからでもコントローラを選択することができますが、クリックをせずにSだけを押す必要があります。

Select/Append Nodes from Channels

Select Nodes from Channels と同じですが、現在のビューポート選択に追加します。 パラメータラベルまたはタブ上でShift+Sを押したままクリックすることで、コントローラを追加選択することができます。

Extrapolation

選択したチャンネルすべてにチャンネル外挿を設定します。 Default, Hold, Cycle, Extend, Slope, Oscillate から外挿モードを選択し、チャンネルの前後にそのモードを適用します。 外挿モードの説明は、Edit Channel Propertiesを参照してください。

Edit Channel Properties

キーフレームアニメーションの前後の延長方法などのチャンネルメタデータを編集することができるEdit Channel Propertiesウィンドウを開きます。

Keyframes

このサブメニューは、キーフレームを扱う項目を制御します。

Set Keyframe

現行フレームのパラメータにキーフレームを設定します。

Remove Keyframe

現行フレームのパラメータからキーフレームを削除します。

Step to Previous Key

このパラメータの前のキーフレームに戻ります。

Step to Next Key

このパラメータの次のキーフレームに進みます。

Bake Keyframes

フレーム毎のこのパラメータから計算されたアニメーション値をパラメータに直接書き込んでから、キーフレームアニメーションを削除します。

Expression

このサブメニューには、エクスプレッション関連の項目が含まれています。

Toggle Expression

テキストボックスに対して、現行フレームから 計算された 値とエクスプレッションそのものの表示を切り替えます。これは、パラメータラベルをクリックするのと同じです。

Edit Expression

パラメータ値を編集ウィンドウで開きます。これは、長い複数行のエクスプレッションに役立ちます。

Expand String Value

パラメータ値の文字列展開を有効または無効にします。

Use Python

このパラメータのエクスプレッションをPythonエクスプレッションとして解読します。

Use HScript expressions

このパラメータのエクスプレッションをHScriptエクスプレッションとして解読します。

Motion Effects

このサブメニューには、トランスフォームパラメータに適用可能な既製のエフェクトが含まれています。そのエフェクトは、必要に応じて修正して調整可能なCHOPネットワークを使って実装されています。

Jump to Effect Network

パラメータ上のエフェクトを実装しているCHOPネットワークにジャンプします。

Edit Parameters

このメニューから適用したいエフェクトを選択して、そのエフェクトのパラメータを編集します。

Enable Effect

パラメータのモーションエフェクトを有効または無効にします。

残りのメニューには、利用可能なエフェクトをリスト表示します。利用可能なエフェクトには、Cycle, Cycle with Offset, Despike, Lag, Limit, Noise, Shift, Smooth, Spring, Stretch, Waveがあります。

EffectsMotionMenu.xmlを使用することで、このメニューの一部を編集することができます。

Reference

このメニュー内の項目は、このパラメータにシーン内の他のデータの参照を作成することができます。

Scene Data

このパラメータにシーン内の他のトランスフォームやパラメータ値の参照を作成します。

Local Variable

このパラメータにノードのローカル変数のどれかの参照を作成します。これは、利用可能なローカル変数をまだ知らないまたは忘れた時に役立ちます。

Local Attribute

このパラメータにノードのジオメトリ内のアトリビュートのどれかの参照を作成します。

Copy Parameter

このパラメータの参照をクリップボードにコピーします。そのデータを他のパラメータに色々な方法を選択してペーストすることができます。

Paste Values

コピーしたオリジナルのパラメータから をペーストします。 エクスプレッションが定義されたパラメータをコピーした場合、これは、エクスプレッションの代わりに、そのエクスプレッションを計算した値をペーストします。

Paste Expressions/Channels

コピーしたオリジナルのパラメータからアニメーション(キーフレームとエクスプレッション)をペーストします。

Paste Relative References

コピーしたオリジナルのパラメータの参照(相対パスによるchエクスプレッション関数を使用)をペーストします。 これは、2つのパラメータをリンクするので、1番目のパラメータが変更されると、2番目のパラメータにも反映されます。

詳細は、参照を使ったパラメータのリンクを参照してください。

Paste Other

このサブメニューには、使用頻度の少ないペースト方法が含まれています。

Paste Expressions

現行時間でのコピーしたオリジナルのパラメータからエクスプレッション(があれば)をペーストします。

Paste Absolute References

Paste Relative Referencesと同様ですが、相対パスではなく絶対パスを使ってchエクスプレッションをペーストします。

Delete Channels

このパラメータからキーフレームアニメーションを削除します。

Include in Take

このパラメータを現行テイクに追加して、そのテイク内でそのパラメータを変更することができます。

Lock Parameter

このパラメータを編集またはアニメーションできないようにします。例えば、Houdiniでそのパラメータのテキストボックスへの入力やそのパラメータに関連付けられたハンドルを使用することができなくなります。

Unlock Parameter

このパラメータがロックされていたら、ロックを解除します。これによって、そのパラメータを編集することができます。

Revert to Defaults

このパラメータをデフォルト値にリセットします。 Make Current Value Default でデフォルト値を変更することができます。

Revert to and Restore Factory Defaults

このパラメータとデフォルトをHoudini出荷時の“ファクトリー”デフォルトにリセットして、すべての変更とカスタムのデフォルトを元に戻します。

Make Current Value Default

このパラメータの現行値をデフォルトにします。このノードタイプの新しいインスタンスは、この値を使用し、 Revert to Defaults メニュー項目はこの値に戻します。

Export Parameter to Type Properties

Operator Type Propertiesダイアログ内のExisting Parameterリストにパラメータを追加します。

More

このサブメニューには、使用頻度の少ないパラメータ修正の項目が含まれています。

View Dependencies

依存関係(このパラメータの他のノード上の参照)と参照(このパラメータ内の他のノードの参照)をリスト表示したウィンドウを開きます。

Bypass Spare Parameter

(このパラメータがSpareパラメータの場合)そのパラメータが無効になるので、このノードは、そのパラメータが存在していないものとして動作します。

Delete Spare Parameter

(このパラメータがSpareパラメータの場合)ノードインターフェースからそのパラメータを削除します。

Bind to Viewport Ladder Handle

このパラメータをビューポート内でバリューラダー操作で制御可能なパラメータとして設定します。

Unbind All Viewport Handles

このパラメータに紐付けられたカスタムハンドルを削除します。

See also

ネットワークとパラメータ

ネットワーク

パラメータの編集

次のステップ

エクスプレッション

導師レベル

リファレンス