Houdini 19.5 キャラクタ

KineFX

SOPベースのキャラクタとリグによるプロシージャルなリギングとアニメーション。

KineFXって何?

KineFXとは、リギングとアニメーションのフレームワークのことであり、そして、すべて ジオメトリレベル でキャラクタの作成/編集を可能にするツールセットのことです。 特別なKineFX SOPsと通常のお馴染みのHoudini SOPsを一緒に使用することで、取り込んだキャラクタとアニメーションを編集したり、ゼロから独自のKineFXキャラクタを作成することができます。

  • KineFX用語の定義に関しては用語集を参照してください。

プロシージャルリギングとは何?

KineFXフレームワークは、 プロシージャルリギング の思想に基づいて構築されています。 プロシージャルリギングは、リグの繰り返し作業を迅速に行なったり、非破壊的に試行錯誤したり、静的なグラフシステムの場合のように何かを壊すことを恐れることなくセットアップを模索することができます。 例えば、KineFXを使用することで、アニメーション中にリグを再構成したり、アニメーションする階層の部分全体を削除してもキャプチャ(スキン)やアニメーションが失われないようにしたり、すべてのポイントの親子化を解除してもそれらのポイントの位置を維持(ワールド空間に変換)させることができます。

KineFXを使用すれば、ジョイントデータはより単純になり、トランスフォームモデルもより単純になり、入力ストリームが常に存在し、元のデータが失われることもなく、デフォルトでは、すべてのものがワールド空間に存在し(しかも、ワールド空間とローカル空間の切り替えが簡単)、フレームワークは元来からアトリビュート駆動型になっています。

アニメーションのリターゲットとは何?

リターゲットとは、あるキャラクタのアニメーションを受け取り、それを別のキャラクタに転送する工程のことです。

KineFXは堅牢で柔軟なシステムなので、ソースのキャラクタとターゲットのキャラクタ間の形態と階層構造が大きく異なったとしても制御することができます。

サブトピック

キャラクタ

KineFXのキャラクタ

SOPベースのリグを使ったジオメトリレベルのプロシージャルリギングとアニメーション。

オブジェクトレベルのキャラクタ

ボーンベースのリグを使ったオブジェクトレベルのリギングとアニメーション。

ペイン