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RBD Car Rig ¶
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新しく追加された
RBD Car Rig SOPは、指向性のあるカージオメトリを、サスペンションとモーターの拘束を持つ運転可能なダイナミック自動車リグに変換します。 これはどの入力ジオメトリにも適応することができ、4つのビルトインのホイールレイアウトを持ちます(ホイールレイアウトを完全にカスタマイズする5つ目のオプションがあります)。 ホイールとサスペンションのプロパティは、グローバルで、軸単位で、個々のホイールに設定することができます。 さらには、ホイールのキャンバー、タイヤの摩擦と弾力性、サスペンションの移動/剛性/減衰を調整することもできます。
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新しく追加された
RBD Car Follow Path SOPは、RBD Car Rigをパスに沿わせてアニメーションさせることができます。 これは、拘束ジオメトリのアトリビュートが意図した操縦と速度に合うように調整しつつ、RBD Car Rigをパス沿いに拘束して整列させます。 オプションで、手動による調整を許可しつつ、車両を衝突地面に乗せたり、ホイールの向きを変えたり回転させたり、サスペンションを補正するようにホイールとシャーシを調整したり、ドリフトやオーバーシュートを追加することができます。
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新しく追加された
RBD Car Deform SOPは、代替のカージオメトリをシミュレーションした後に高解像度のカージオメトリを変形させることができます。 これを使用することで、地面のジオメトリに対するタイヤの圧縮、サスペンション部品の変形、タイヤのどのジオメトリを回転させるのかといった詳細を加えることができます。
RBD Destruction LOP ¶
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新しく追加された
Houdini Procedural: RBD LOPは、
Transform Pieces SOPと同様に、ポイントクラウドに基づいてレンダリング時に高解像度のジオメトリをトランスフォームさせます。 これを使用することで、大規模なRBDシミュレーションを効率良くUSDでキャッシュ化してレンダリングすることができます。 また、これはRBD Destruction LOPの一部になっていますが、カスタムセットアップ用に個別に使用しても構いません。
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プロシージャルが多くのUSDプリミティブに適用された場合の
RBD Destruction LOPのパフォーマンスが大幅に改善されました。
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RBD Destruction LOPに新しく追加された Mode パラメータを使用することで、粉砕またはシミュレーションのどちらかのみを実行できるようになりました。 これを使用することで、シミュレーションを実行する前に粉砕ジオメトリをUSDにキャッシュ化して、後で個別にシミュレーションを実行するといったことができます。
その他の改善点 ¶
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凸コリジョンシェイプを持つオブジェクト間の衝突の挙動が若干修正されて改善されました。
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Bulletライブラリがバージョン3.25に更新されました。
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Constraint Networkの Match by Attribute を有効にすると、Bulletソルバは、有効なID値
(>= 0)
を持つ拘束のアンカー位置のみを補間するようになりました。 以前は、IDが割り当てられていない拘束(例えば、デフォルト値の-1
になっている)は、同じIDを持つ別のプリミティブから予期せずにアンカー位置を補間してしまうことがありました。